elude丸

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Googleが地域情報設定廃止を実行。その裏に何がある?

      2017/04/03


Google検索ツールの「地域情報設定」を廃止したのはどうしてか?

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Googleが一つの機能を廃止した。それが地域情報設定である。

Google、検索機能から「地域情報」設定を削除、利用者少ないため

記載されている広報の話を引用させて頂くと

同社広報担当者によると「(地域情報設定の)利用者が少なかった」ことが理由だという。

記事内でも書かれているが、正直な話。
一般的には利用されない機能と言わざるを得ません。それは、どうしてか?

理由は至極簡単だ。地域情報を確認する場合
多くの人が「○○ 大阪」「○○ 東京」などで検索を行うからだ。
なぜ、こうするのかは。それはこれの方が容易に住所を限定できるからだ。

というのも提供されていた機能というのは
こちらのバカ毛さんで取り上げられているように
何かを検索したあと、検索ツールにて選択ができる仕様になっていた。

【2015.12.1】検索ツール・検索設定から地域情報選択が撤去される。

つまり、何かを検索した後でしか、選択できない。という利用方法で提供されていました。
例えば、「イタリアレストラン」を検索します。
私は在所が「大阪」なので、このまま検索すれば「大阪」の「イタリアレストラン」が表示されますが
知りたかったのは「東京」なら、検索ツールで「東京都」を設定して表示させなければならなかった。
つまり、一段階「大阪」を経由した後で二段階で「東京」へと修正する必要があった訳だ。
これでは使う人もほぼほぼいないと言えるのではないだろうか。

対して「イタリアレストラン 東京」とキー入力を増やすだけで
東京のリストが見えるのは手間もキー打ちが増えた程度で
検索結果を待つ手間は多いに省けるわけです。

とは言え、利用者が少なかったからと言って廃止するほどの機能なのだろうか?
私はそう考え、勘ぐってしまう。

全国展開しているような企業のSEOを考えた場合
この機能は大変有用なもので、それぞれの地域でどのような対策をするべきなのか
そんな戦略を検討するために必要な機能だったと言えます。
なのにGoogleは廃止することを決めました。それはどうしてなのか?

どうしてGoogleは地域情報設定を廃止してしまったのか

推察できる理由は2つ。

1つは「地域絞りがあまりにも利用され、サーバーへの付加が増大」
地域事に収集している情報を統括するサーバーが異なる。というのは考えられます。
例えば、日本とアメリカでは情報集積するサーバーは異なる。
海外展開している企業は市場調査のために地域情報指定を利用するだろう。
その対象はどこかというと、市場規模の大きなアメリカに集中する。

結果として、アメリカのGoogleサーバーへの海外からのアクセス過多が増え
現状のままでは今後さらに過酷化すると苦慮し廃止に……。
この場合、サーバー機能の増設や、アルゴリズムの見直し等で
機能が復活する可能性が考えられる。

もう1つは「ヴェニスアップデート時にすでに予定として組み込まれていた」
ヴェニスアップデートというのは、地域情報を取得することで
ユーザーに近い地点の情報を集積できるように対応したもので
食べ物屋を検索したり、イベントを検索したりすると
検索した地点に近い情報を結果に反映させるように設計されている。
これはモバイル利用者が増えたことが影響しており、必要だった機能と言える。

しかし、SEOに過敏な業者というのは、この機能が追加された事で
自然とよその地域。例えば「大阪」だけでなく「東京」での順位まで過敏に気にし始める。
ある意味で「SEO病」とも言える過剰な反応であり、必死な業者には重要になる。
そして、こうなることはGoogleにも予見できていたことだろう。
だからこそ、時期をズラしての機能廃止に踏み切った

同時に機能を廃止してしまっては不満も生まれるし
ヴェニスアップデートを適応したのに異なる地域での順位が調べられないのでは意味がない。
なので、ヴェニスアップデートという言葉が廃れ
地域情報に加味された検索結果が出ている。ということを意識しなくなった時期。
それを待っての廃止という筋書き

……なんていう推察が私にはある。
ある意味で妄想でしかないし、妄想以外でもない。

しかし、利用者が少なかった。というのも最初に紹介したように実際に頷ける。
だが検索する、というユーザーの情報欲求を満たすことを
生業としているGoogleが「利用者が少なくなったから」という
理由だけで機能を廃止する。……というのにはどうにも解せないのだ。

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