elude丸

日々の思い描くことをツラツラと綴るブログ

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IoT向けOSへと歩む道に祝福を。そして分業化が進む世界の先に

   


スマートフォン向けOS「FirefoxOS」を開発していた
Mozillaがスマホ向けOSの開発から撤退することを発表したそうだ。

スマホ向け「Firefox OS」の開発が5月に終了へ–IoTにシフト

この中で私が気になった言葉がある。

「コネクテッドデバイスの新しい領域で成功するには、未来の原型を作ること、およびIoTでいかに最大の影響力を及ぼせるかを模索することに全精力を傾けなければならないとわれわれは判断した」

これ、大変に真を得ている言葉だと思います。

特に「未来の原型」という言葉がまさにその通りだと納得。
新しい分野を開発するにしても、その未来の原型を作ることで
より大きな市場、そして倍にもなるであろう利益を生み出せるわけです。

どこかが展開した所に、そのままの形で乗り込むのではなく
やっていない領域が取れる見込みへと挑戦する、その心意気を観るだけで
世界的にブラウザ市場に新風を吹かせた企業だと納得させられる。

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正直、この英断は大変尊敬できると共に
新しい領域としてIoTを選択して踏み出したことも賞賛できます。
実際、FirefoxOSとしてはバージョンも重ねている訳で技術転用も難しくないだろう。
となると、新しい領域への先行投資は大いに今後前進したところからになる。
そのアドバンテージは大きく、Mozillaの財産になるのは間違いない。

分業が人の進化を促進させてきた、という側面があること

昔は日本の各メーカーは独自のソフトウェアを使って提供をしていました。
ですが、そこを既存のOSにすることで開発費用が抑えられ
よりハードウェアに集中した開発陣営を組むことができる。

もともと、人が進化してきた中には「分業」という部分が
大きな要因としてある、と私などは考えています。

つまり、パン屋さんがパンを焼くために毎朝小麦粉を挽いてから、パンを焼く。
というのは時間がかかり過ぎます。
大量に生産するなら、どこかで小麦を挽いてもらった小麦粉を仕入れることで
より効率的にパンを焼くことが可能になるわけです。

分業が細分化されることで、より人は時間を効率的に利用できるようになり
新しいサービスや科学の進化などの開発へと時間を消費するようになり
結果として、技術が進歩する。という訳です。

これまでの分業は「ハード面」でしかありませんでした。
ですが、インターネットが広がり、情報社会が重要になってくると
ハードを動かすソフトウェアにも分業化の波が広がりはじめ
ついに共用OSという形で、「IoT」へと広がりを見せ始め、そこにMozillaが参入すると公言している。

IoTのOSの分業は、今後さらに加速していくのは言うまでもない。

共用OSの分業が進むと別の情報社会の問題が持ち上がってくる

とは言え、分業による懸念事項があるのも事実。
それはIoTのハッキングという問題です。
共用OSを使うということは、共通のハッキング方法で簡単に乗っ取りができてしまう。
IoTは、それ単体で稼働することを前提としており
常時オンラインに接続されていない。ということも考えられる。
そうなるとバージョンアップなどが疎かになり、簡単にハックされる。という心配も出てきます。
そうならないためにも予防策なども今後検討しなければならない。

最もシンプルな予防策として考えられるのが
常にバージョンを新しいのにする事と、家庭内ネットワークに常時接続をさせないこと。
自動接続ではなく任意接続にするだけでも対抗策になるかもしれません。

分業が起こす進化と共に、それを利用した犯罪も増える。
それは仕方なのないことなのかもしれません。

 - ヨモヤマ