elude丸

日々の思い描くことをツラツラと綴るブログ

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サイロ化という考え方は組織体制を考えるときに役立てる

      2017/03/23


さまざまな分野へと知見を広げることは決して無駄でない

ブログを書いていることというのは意味があるのかも?
と思えるような記事を読ませて頂いた。

新聞社は「ソニーの失敗」を笑っていられない

東洋経済オンライン」の記事で
企業が衰退を始めのは「サイロ化」が始まった時。
という考えを元に書籍を出されている「ジリアン・テット」さんへのインタビュー記事となります。

silo_farm

しかし、題材になっている「サイロ化」という言葉。正直聞き馴染みがありませんでした。
みなさんは聴いたことがありますか? 残念なことに私はまったくでした。
しかし、記事の中身を読んでみると納得できるもので興味深い考え方だと思わせて頂いた次第です。

そもそもサイロとは「気密性の高い穀物貯蔵庫」のことで
組織体系が凝り固まり、風通しが悪くなることを言い表しているそうです。

サイロ化は、日本だけでなく多くの巨大組織が陥る問題です。しかし、その会社の中でしか仕事をしたことない人、特定の部門でしか働いたことがない人ばかりが集まっている企業で問題が起きやすいのは事実でしょう。1つの企業や部門しか知らない人は、どんなに優秀な人であっても視野狭窄に落ち入りやすい。

と紹介されています。

そんな「サイロエフェクト」の感想に関してはこちらの記事で詳しく紹介させて頂いていますので
興味関心がある人はこちらをお読みください。

書籍「サイロ・エフェクト 高度専門化社会の罠」日本も良く見ればサイロと言える

組織体系が古くなり動かなくなることがサイロ化の始まり

この考え方、「サイロ化」というのは本当によく分かる。
会社というのは、効率的に動かそうとすると
どうしても部署内で作業を回すようになり
なるべくいらない人間の助言や指示が入らないようにします。

そこにあるのは、分かっている人間だけで仕事を回す方が楽だからです。
ですが、分かっている人間だけで仕事を回し始め、やりやすいからこそ常態化します。
常態化することで、結果として「イノベーション」が生まれない。

新しい存在価値を見つけることができず、新しい価値の発達を阻害します。
それはビジネスを真綿で首を絞めるように組織を殺していく。という理由に繋がるわけです。

現場の人間からこんなことを言われることがありませんか?

わかっていない奴をいれて、現場が混乱する。

この考え方、もしかするとサイロ化の始まりかもしれません。
上記で紹介したように、分かっているヤツらだけで仕事を回し
やりやすい仕事が常態化している良い証拠良い証言です。

真に仕事ができる人間というのは、そういうことを言わず
しっかりと仕事を教え、その新人がどのようなイノベーションを発揮するのか
しっかりと見極めた上で、仕事を割り振りできる上司です。

新しい人間が入れば現場が混乱するのは当然です。
ですが、そんな混乱する現場でもしっかりと仕事を回すのが
真に仕事ができる人間なのではないでしょうか。

サイロ化しないための手段とは一体?

では、どうやってサイロ化しないようにするのか
一人でもできる内容として記事を引用させて頂きます。

多くの人が自分の専門分野に固執してしまう。ビジネスでも何でも視野狭窄になってしまう人が多い。ですから、フィナンシャル・タイムズの読者であっても、医者であれば医学界の動向にばかり関心を持っている。エンジニアであれば、工学系のことばかりに関心を持っている。でも、それだけでいいはずはありません。

今の世界はどんどんとつながってきており、まったく別の分野で起きていることが、自分の専門領域に影響を与えることも多い。ですから、物事がいろいろつながっていること、そして常に変容を起こすことをちゃんと理解していなければいけない。さもなければ、未来への準備ができないと思います。

と、書かれています。

つまり専門分野だけに凝り固まって知識を吸収するのではなく。
さまざまな情報に触れて、様々な情報を組み合わせることを想像し
理解できるようになれば視野狭窄を起こすこともなく
より良い形で自分を変容させることもでき、サイロ化することもない。
と、読み解くことができるのです。

組織の場合、サイロ化し易い部分が少なからずあります。
ですが、その中の一人でも良いので、自分の頭の中でサイロ化さえしなければ
その組織内で「イノベーション」を発揮する可能性は消えません。

新しい知識を貪欲に取り入れ、知りたいことを調べ
さまざまな方法や手法に触れてみる。
そんな人間が一人いるだけで、もしかすると新しい「イノベーション」
発揮されるのかもしれません。

そう考えると、このようにブログにていろいろな情報を元に記事を書く、という行為は
自分の知識を凝り固まらせることなく、新しい情報を貪欲に集める意味もあり
サイロ化しない、「イノベーション」を発展する可能性が秘めているのかもしれません。

まあ、ちょっと偏りがあったりしますが……。

さて紹介させて頂いたジリアンさんが書かれた書籍がコチラになります。
「サイロ化」というキーワードで興味が湧いた方、一度読んでみては如何でしょうか。

 - ヨモヤマ