elude丸

日々の思い描くことをツラツラと綴るブログ

*

USJの仕掛け人の言葉が何とも面白いので取り上げてみる

      2017/05/12


USJの仕掛け人は「金をかけずとも」という言葉を理解している

関西において今一番熱いテーマパークというと「USJ」なのは間違いないだろう
「USJ」とはユニバーサル・スタジオ・ジャパンの略称で
開園したのは2001年、初期は映画を中心としたテーマーパークであったが
徐々にその人気にも陰りが見えたが、その後復調し現在大いに結果を残しています。

Carousel_amusement_park

そんな「USJ」に関する記事が面白いので紹介致します。

TDLを抜いたUSJ、いったい何を変えたのか

某ネズミーランドを抜いた、とは大きく出たタイトルではありますが
実際に在阪の私としては、町中でUSJの袋を見る人も増えたのは間違いありません。
最近、沈下しているという関西経済に貢献してくれているのは嬉しい限りです。

記事を書かれているのはUSJにてマーケターとして仕事されている方なので
USJの内情などが透けて見えることができる面白い記事となっています。

やはり興味深いのは、もともとUSJが出来た当時と、今では大いにそのコンセプトが違うことです。

消費者視点の組織になったことで、USJは「ハリウッド映画のテーマパーク」という狭いこだわりを捨てました。消費者が求めているのは「映画」かどうかではありません。最高に楽しいものであるかどうかが重要だという当たり前のことに気付いたのです。

そして、それを成し遂げたのが「消費者視点」を持つということです。

確かにできた当時というのは、映画配給会社の「ユニバーサル」が版権を持っている
映画を題材にした様々なアトラクションがあったのを覚えています。
ですが、それでは日本のユーザーを満足させることができなかったのか
徐々に来場者数が減り始め、立て直すためにマーケターとして参画することになったそうです。

USJを盛り上げるたいが軍資金には猶予はない、ではどうする?

私の中の固定概念ではありますが、遊園地やテーマーパークというのは
乗り物やアトラクションを楽しむところ。という思い込みがありました。

そうなった時、落ち目のテーマーパークでどうやって
やってくるユーザーを楽しませれば良いのか。
新しい施設を立てるにも資金関しては余裕などありません。
起死回生と考え、借金という形で軍資金を増やして
新しいアトラクションを建設したところで、それが長期的にみて結果を残すかどうかは皆無です。

しかし、マーケターが出した答えは異なりました。

後ろ向きジェットコースターのアイデアが優れていたのは、設備投資費が極めて少ないという点です。既存のコースに後ろ向きに改良した車両を走らせるだけで済む。これはハロウィーンのゾンビにも言えることで、ゾンビは何百体雇おうが設備投資費は基本的にゼロです。こうして少ない投資でヒットを連発して食いつないだことが、450億円もの巨額投資を可能にし、「ハリー・ポッター」の大成功につながったのです

まさにそこですね。
既存あるものをどうにかすることで収益を上げられる方法はないのか模索したこと
これに尽きるように私は推察します。

これに似た取り組みを行っている地方の遊園地があります。
日頃はテーマパークとして活動をしているのですが決まった日程は好きな格好で来場できる。
というコスプレイヤー向けのイベントを行っている遊園地が地方にあります。

遊園地という非現実の空間は
何気にコスプレイヤーにとっては写真撮影したくなる場所。
と言えるため、人気のイベントとなっているそうです。

確かにテーマパークというのは、来園してくれたお客様に対して
楽しい気持ちを提供し、その日一日だけでも喜びで包ませることが大前提です。

新しいアトラクションを建設し、目玉となるものを作るのもそうですが
それが本当にユーザーが望んでいることなのか。
ユーザーはそれを楽しみにしているのか。そういう部分が
ごっそりと抜けているような状況では、テーマパークとして「消費者視点」に立っている。
とは言えないように思えます。

 - ヨモヤマ