elude丸

日々の思い描くことをツラツラと綴るブログ

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世界へと広がりを持とうとするなら文化を侵食し文化を変えていく努力がいるのか?

   


しょうゆという日本独自の調味料が世界を目指す

日本というのは本当に特殊な文化を持って進化していると
日本人ながらに思うことがあるわけです。

そんな日本文化を海外へと販路を広げようと挑む
会社について紹介した記事がこちらです。

「しょうゆ」の次は?キッコーマンの海外戦略

日本人にとって「しょうゆ」というのは
本当に親しみのある調味料ですが
海外ではまだまだ一般的な調味料ではありません。

そうか?寿司なんかの日本食が広がってるから
口にする人も多いだろ。という声もあるかと思いますが

「一般的な調味料」というのは家庭内で、という含みがあるわけです。

確かに寿司バーだとか。テイクアウトの寿司などには
付くこともあるでしょうが、日本のように
常備調味料としてはまだまだなのが現状でしょう。

seasonings_syouyu

そんな文化の違いにもめげずに
挑んでいるのがしょうゆなどを製造・販売している
キッコーマン」さんだそうです。

記事によりますと

本格的な海外進出の歴史は1957年、米国で始まった。サンフランシスコに販売会社を設立し、しょうゆを用いた米国人好みの料理の開発や、スーパーなどでの試食販売を実施。しょうゆが肉料理によく合うこと、そしてスープやドレッシングの味付けに適していることを訴求し続けた。

長い年月を掛けて現地へと溶け込もうとして
大いに頑張ってきたのだとうなずけます。

正直、「食」というのは文化と共通です。
文化自体を侵食することの難しさというのは
食文化を広げることの難しさにも等しいことです。

というのも日本食という日本独自の食文化があるように
各地域には各地域の。各国には各国の食文化があるわけです。

すでにその地域や国には、朝のおなじみの文化があります。
日本で言えば、ご飯に塩ジャケ、みそ汁。納豆やノリなど。
そういう部分に冷凍ピザを混ぜたり、フィッシュアンドチップスを混ぜるように
(私の知識も偏ってるな…)
することに等しい訳で、そうそうに侵食するなど難しいことなのです。

1957年から始まったという訳で
今年で2016年。つまり59年(半世紀ほど)も掛けて
じっくりと親しんで貰えるように普及活動に勤めてきた訳です。

そう考えた時、キッコーマンが続けてきた努力というのは
素晴らしいことと言わざるを得ないでしょう。

最初のウチは移住した日本人は日系などしか受け入れられず
大手スーパーなどに営業に行った所で
門前払いも多かったことでしょう。
決して平坦な道ではなかったことでしょう。

実際問題、日本食の調味料なのだから
日本だけで売っていても儲けや需要などは確保できるはずなのです。
それなのに海外へと進出し、より良い需要を掘り起こすために
何とか受け入れてもらおうと踏ん張り続けた
そんなキッコーマンさんの姿勢には、個人的に感動を覚えずにはいられない。

それでも続けて来たことがようやく芽吹き始め。
「和食」というのが海外でも受け入れ始めている訳ですね。

 - ヨモヤマ