elude丸

日々の思い描くことをツラツラと綴るブログ

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方向性の明確化ができなかったから米Yahooは凋落したのか?

   


GoogleとYahooはどうしてこんなにも異なる結果になってしまったのか

こう見えて私は結構な歳をしている。まあ世間一般で言うと
もう「オッサン」と読んでも良いお年頃だ。

そんな昔からネットワーク、インターネット環境に身をおいていたものとして
YahooとGoogleの関わり方に関しては大変興味を持っている。
特に日本のYahoo、ではなく風前の灯火にまで経営困難に陥っている米Yahooの方に関してだ。

そんなGoogleとYahooについてどうしてこれだけの差がでたのか
両者とも大いにインターネットの発展に影響を与えてきたのに
どうして片一方は大きく成長をし、もう片方は大きく凋落しているのか。
そんな部分に迫った記事を紹介したい。

Google対Yahoo—インターネット戦争でどうしてここまで差がついたのかを振り返る

大変興味深い考察が述べられており必読に値する記事と言える。
是非とも時間を設けて読んで見ることをお勧めする。

GoogleとYahooが取ってきた施策は
両社が見つめる未来が異なっていた事に起因している。
それぞれ、両社が良かれと思って取ってきた施策ながら
今現在の結果を見ると、明暗はハッキリと裏打ちされている。

Yahooの「市場ニーズに即座に対応する」というアプローチにはやがてほころびが出始めた。需要の規模と多様性が拡大し続けるにつれ、専用ハードウェア・ベースのインフラは開発作業の重複という問題をし始めた。これは効率を下げ、最後にはコストの上昇を招いた。Yahooが新しいサービスを始めるつど、そのサービス専用にNetAppプラットフォームを改造する必要が生じた。
<中略>
これに対して Googleは、規模を拡大し新サービスを追加するときに起きるはずの問題を、それが起きる前に予期し、効率的に対処できるようGoogle
File Systemの開発に全力を挙げた。

こう見ると、確かに取り組んできたことに対する
違いがハッキリとすると共に
期せずしてYahooの凋落については初期の頃から原因があった。
と思わずには入れれない部分がある。

記事の最後に著者が記している事が印象的だったので
引用させていただく。

これはアーキテクチャーの柔軟性の重要さを示すものと言えるかもしれない。しかしこうした例は、アプリケーションややインフラの開発といったテクノロジー企業特有の分野を超えて、持続性のあるビジネスを構築する上で何が重要かを示す教訓にできるのではないかと思う。私がGoogle時代に学んだもっとも重要な点は「解決法を探す前に、問題を徹底的に理解することが重要」ということだった。

うむ、何ともわかりやすい。しかし、わかりやすいからこそ
頭でわかっていながらも、なかなか実行できない部分でもある。
と、言い訳のように言いたくなってしまう。

というのも元々私はプログラマーをしていたこともあり
プログラムの改変であったり、改善はいつものことだったりする。
経験上、他人。時には先輩が組んだプログラムや
別の業者が組んだプログラムなども弄った経験があるものからすると
なかなかにすべてを組み替えて、すべてをやり直して。
というのは手がつけられない。人間関係のシガラミというのもあるし
時間的猶予、という部分もある。

kouzan_ruins

GoogleとYahooでは何がどう違ってこの結果になったのか

では、やはりYahooが取ってきた施策自体が間違っていたのだろうか?
それについては記事の方でも次のように記している。

Yahooの複雑なインフラは、一時的に成功を収めたものの、長期的にはYahooのビジネスに今日見られるような限界を持ち込む原因となった。

確かにYahooは限界を迎えてしまっているが
成功を納めていたこともしっかりと認めている。
つまり、途中までながら施策としては間違いではなかったと言っている。

そう考えた時、何が問題でGoogleとYahooはこれだけの差が出てしまったのだろうか?
と考察した時、私は一つの回答を推察する。

それは目標として向かう方向性を明確にしているか。ではないだろうか?

というのも、Yahooが序盤から取っていた施策というのは
明らかに行き当たりばったり、で次の拡張性に関して
明確な方向性を見ていたようには思えない。

そこにあったのは、いろいろとユーザーや協力企業などの流れによって
必要な状況になったから追加していった結果でしかないのではないだろうか。

対してGoogleに関しては今後の未来を考えて序盤にしっかりとした
システム構築を行う施策にコストを大きく割いていた。
そこにはインターネットという将来性をしっかりと見据え
方向性を明確化していたことが大いなる結果につながっている。

のではないかと見ている。
個人的だが「方向性の明確化」というのは重要だと私は見ている。
特に組織だって行動を共にする場合にとって。
それは「会社」「団体」「グループ」など、いろいろな集団と呼べる組織に取ってである。

方向性の明確化は基準とも言えるベクトルの確立であり
自分がどっちに向いて行動するべきなのか
組織内にいながらも見失わないようために必要と言える。

今回の記事を教訓にするべきことは多くある。
読まれた方はいずれも今一度どうしてこれだけの差になったのか。
自分の中で考えて見ることをお勧めする。

 - ヨモヤマ