elude丸

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Amazonプライムビデオが広告攻勢に出ている理由を推察

      2018/05/18


広告攻勢に出ているAmazonプライムビデオは続々映画を追加中!

今回は久しぶりに永江一石さんの記事を紹介

Web系、基幹系問わずIT系の方は絶対楽しめるドラマ「ミスターロボット」がおすすめ!!

と言っても引用させて頂くのは短い次の一文節のみだったりするのだが……。

Amazonのビデオにかける戦力はもはやキ◎ガイの域に達していて、プライムで相当数の映画が無料だし

確かにこの判断は本当に頷けます。テレビCMも結構な頻度で配信されており
Amazonは日本でのプライムビデオに大きな比重を置いているのは
十二分に理解することができます。

では、どうしてそこまで広告を配信し、ユーザーを取り込もうとしているのか
個人的な推察を並べてみたいと思います。

library_DVD_rental

まず、広告を配信するのは他の競合他社よりも
多くのユーザーを取り込みたいと考えているから。で間違いはありません。

と考えた時、まず先に競合他社・ライバル会社となるのは何か。を考えてみます。
Amazonプライムビデオの場合には「Netflix」「Hulu」にほかなりません。
日本独自では「dTV」などもあるかとは思います。

それ以外でいうと永江さんが触れているように
ツタヤというレンタルDVDも競合他社のように見えるかもしれません。
が、レンタルDVDは競合には成り得ない、と個人的に考えています。

確かに客層としては近いものがありますが、客を喰い合うという間柄にはなりえません。
理由はオンデマンドを体験すると、レンタルDVDの肝でもある「ある事」が嫌になるからです。
レンタルDVDの肝とはなにかというと、返却作業、です。

レンタルDVDは借りたら返さなければならない、という行為が必要です。
レンタルDVD事業としては、この返しに来たタイミングに新しくもう1本借りてくれることが狙い。
しかし、そこにオンデマンドの需要ができてしまうとこの返却という作業が面倒で他なりません。

結果として、オンデマンドを体験してしユーザーは
SVODの契約を終了したからと言って、レンタルDVDへと戻ることは極端に少ないといえます。
見たい新作コンテンツが有る場合には、コンテンツごとにレンタルできる「VOD」を利用するからです。

そういう意味ではレンタルDVDとSVODの関係は客層を喰って喰われてという状況ではなく
ただ一方的にレンタルDVDから喰われる。という状況になっていると私は見ています。

Amazonプライムビデオの競合他社はNetflixやHuluだと言える

というわけでAmazonプライムビデオの競合他社を
「Netflix」や「Hulu」だと過程すると
Amazonプライムビデオが攻勢に出ている理由は推察に難しくありません。

AmazonやNetflixの本国でもあるアメリカのSVOD加入率を見た時
全米の40%が加入しており、Netflixは圧倒的な36%を誇っています。
Amazonプライムビデオはというと13%と加入率では大きく離されています。
あ、Huluに関しては6.5%です。(合計で40%以上になるのは複数契約があるから)
参考記事:「全米40%がSVODに加入

それを踏まえて考えると、AmazonプライムビデオがNetflixのサービス開始に合わせて
急遽日本でのサービスを開始したことにも十分な理由が見えてくる訳です。
それは両者にとって、日本というのは一つのフロンティア(開拓地)であった訳です。

テレビ視聴率も高く、テレビという娯楽を楽しみ
映画などの娯楽を鑑賞するという趣味も存在しています。

本国で出遅れているAmazonプライムビデオとしては、Netflixが日本展開することが分かった以上
それを手をこまねいて見ている訳にもいかず、結果として同時開始を選択したと言えます。
つまり、Amazonは本国では出遅れている部分を日本国内で取り戻そうと
第二戦の戦場として日本が選ばれたということだと推察するのです。

実際、Amazonプライムビデオがサービスを開始した当初はコンテンツの数も少なくまだまだな印象がありました。

そういう緊迫した状況だからこそ、今の状況を優位にするために
広告攻勢を続けざるを得ない、というのがAmazonの状況ではないかと私は推察しています。

実際、Amazonは「ビデオだけではない」という部分に付加価値を載せ始めています。
一般会員の無料配送を辞めて、プライム会員だけが受けられるサービスにしたり
噂ながら音楽関連にも手を出そうとしているようです。

ユーザーというのは良い意味で日和見です。
より良いサービスが受けられる方へと流れたくなるもので
そういう意味でもAmazonが行っている付加価値は効果が期待できる対応と言えるかもしれない。

とは言え、プライム契約の料金が変わらないとすると
どこからその予算やコストを持ってくるのか……。
少々疑問を感じると共に心配にもなってしまうのだが……。

 - VOD, ヨモヤマ