elude丸

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Amazonプライムビデオが広告攻勢に出ている理由を推察

   


今回は久しぶりに長江一石さんの記事を紹介

Web系、基幹系問わずIT系の方は絶対楽しめるドラマ「ミスターロボット」がおすすめ!!

と言っても引用させて頂くのは短い次の一文節のみだったりするのだが……。

Amazonのビデオにかける戦力はもはやキ◎ガイの域に達していて、プライムで相当数の映画が無料だし

確かにこの判断は本当に頷ける。テレビCMも結構な頻度で配信されており
Amazonは日本でのプライムビデオに大きな比重を置いているのは
十二分に理解することができる。

では、どうしてそこまで広告を配信し、取り込もうとしているのか
個人的な推察を並べてみたいと思う。

library_DVD_rental

まず、広告を配信するのは他の競合他社よりも
多くのユーザーを取り込みたいと考えているから。で間違いはない。

と考えた時、まず先に競合他社・ライバル会社となるのは何か。を考えてみる。
Amazonプライムビデオの場合には「Netflix」「Hulu」にほかならない。
日本独自では「dTV」などもある。

それ以外でいうと長江さんが触れているように
ツタヤというレンタルDVDも競合他社のように見えるかもしれない。
が、レンタルDVDは競合には成り得ない、と個人的に見ている。

確かに客層としては近いものがあるが、客を喰い合うという間柄にはなりずらい。
理由はオンデマンドを体験すると、レンタルDVDの肝でもある「ある事」が嫌になるからだ。
レンタルDVDの肝とはなにかというと、返却作業、である。

レンタルDVDは借りたら返さなければならない、という行為が必要になる。
レンタルDVD事業としてはこの返しに来た時に新しくもう1本借りてくれれば
という期待があったのだろうがオンデマンドの需要ができてしまうと
この返却という作業が面倒で他ならない。

結果として、オンデマンドを体験してしユーザーは
SVODの契約を終了したからと言って、レンタルDVDへと戻ることはない。
見たいコンテンツが出来た場合には、コンテンツごとにレンタルできるVODへと
流れることが予測できてしまう。

そういう意味ではレンタルDVDとSVODの関係は客層を喰って喰われてという状況ではなく
ただ一方的にレンタルDVDから喰われる。という状況に他ならないのではないだろうか?

Amazonプライムビデオの競合他社はNetflixやHuluだと言える

というわけでAmazonプライムビデオの競合他社を
「Netflix」や「Hulu」だと過程すると
Amazonプライムビデオが攻勢に出ている理由は何となく推察ができる。

AmazonやNetflixを展開する会社の本国でもあるアメリカのSVOD加入率を見た時
Netflixは圧倒的な36%を誇っており、Amazonプライムビデオはというと13%と
加入率では大きく離されている。あ、Huluに関しては6.5%です。
参考記事:「全米40%がSVODに加入

それを踏まえて考えると、AmazonプライムビデオがNetflixのサービス開始に合わせて
急遽日本でのサービスを開始したことにも十分な理解ができる。
それは両者にとって、日本というのは一つのフロンティア(開拓地)であった訳だ。

本国で出遅れているAmazonプライムビデオとしては、Netflixが日本展開することが分かった以上
それを手をこまねいて見ている訳にもいかず、結果として同時開始を選択したと言える。
つまり、Amazonは本国では出遅れている部分を日本国内で取り戻そうと
第二戦の戦場として日本が選ばれたということだと推察している。
そういう緊迫した状況だからこそ、今の状況を優位にするために
広告攻勢を続けざるを得ない、というのがAmazonの状況ではないかと私は見ている。

実際、Amazonは「ビデオだけではない」という部分に付加価値を載せ始めている。
一般会員の無料配送を辞めて、プライム会員だけが受けられるサービスにしたり
噂ながら音楽関連にも手を出そうとしているようだ。

ユーザーというのは日和見だ。
より良いサービスが受けられる方へと流れたくなるもので
そういう意味でもAmazonが行っている付加価値は効果が期待できる対応と言えるかもしれない。

とは言え、プライム契約の料金が変わらないとすると
どこからその予算やコストを持ってくるのか……。
少々疑問を感じると共に心配にもなってしまうのだが……。

 - VOD, ヨモヤマ