elude丸

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ABテストで拾うということは、片一方を捨ててしまうこと。覚えておきたい

   


ABテストする、ということは片一方を捨ててしまう危険を孕む

今回は珍しくSEMのお話を紹介。

ABテストの落とし穴

ABテストというとSEM関連で
リスティングやディスプレイなどの広告に関わってくると
結構な頻度で必要になってくるテストなのですが

ABテストを知らない人のためにも簡単にABテストについて解説をさせて頂くと
「A案」「B案」を提出し
それらを同時並行、もしくは同期間で検証し結果として目標達成に近かった案件を採用する。

という手法のことで、当然昔からあるものです。
リスティングやディスプレイなどの広告分野で
利用される傾向が強まったことで「ABテスト」という名称で呼ばれるようになりました。
実際のところ、AとBだけでなく。CやDなど複数の案件を検証することもあります。
が、案件の数はあまり多すぎると精度が欠けることになったりするのでご注意を。

そんなABテストにおいて電通内のプロフェッショナルさんがインタビュー形式でお話をされています。
その内容が興味深い内容で、SEMなどでABテストなどに関わる場合には
是非とも知っておいて損はないかと思います。

ABテストの危うさ、という部分に関してはなるほどねーと
納得させて頂きました。詳しくは読むことをオススメ致します。

AB_test_good_bad

ABテスト対象としてよく出てくるバナー画像

そんな記事の中で納得した一文を引用させて頂くと

「○○にするとクリック率が上がる」「XXだとコンバージョン率が高まる」などの手法・トレンドがあります。例えば、ボタンの色は緑やオレンジが、フォントはゴシック系がいいというような話ですね。そういったトレンドをそのままクリエーティブに反映してしまうと、自社のブランドの雰囲気・イメージを壊してしまうケースもあります。

これは確かにあります。
バナーの場合、ボタンは赤色や暖色系の方が押されやすいという噂があったり
数字を盛り込むことで印象が変わるとか。人の写真は必須だとか。

様々な噂がネット上には溢れており
それらの影響を受けて私などもバナーを造ってしまうことも少なくありません。
確かに言われるままにすべてを取り入れるのではなく
自社ブランドのイメージをしっかりと認識したうえで
使えるもの、使えないもの。を見極めなければなりませんね。

ある意味でバナー広告などは、自社へと入って頂くための試金石と言える存在であり。
バナー広告から入ってきて頂いた後、あまりにも内容とかけ離れていた場合には
心象を悪くし離脱されてしまう可能性が大いにあるわけですから。

となると重要になってくるのは「企業イメージの明確化」だと思うわけです。
どんな企業理念で、どんな企業イメージで。どんな風に成長して行きたいのか。
これらをしっかりと明確化できている企業というのは芯に一本の太い柱があるように
ブレることなくより良い広告配信というものができるように思えます。

ABテストというのは取捨選択で切り捨てた部分にも需要は眠っている?

今回の記事を読んでいるとどうしても思うことは
ABテストというのは、ある意味で取捨選択である。ということ。
A案を拾うということは、B案を捨てることになり
B案でコンバージョンした人を諦めることに繋がる分けです。

そういう意味では記事にも書かれているように
ABテストの危うさを理解し、時には戻りながらに埋もれてしまってる需要を見付けるのも
必要なことなのかもしれません。

ABテストを続けていると、ABテストの数値の結果だけを追いかけてしまいます。
「前回の数値がこれで、今回がこれだから、次はB案で」となりがちなのです。
ですが、前回と今回では異なる条件もあるはずです。
期間が違い、流入してきているお客様も違う。年齢層だって違うかもしれません。

あくまで数値は数値として、それだけを見据えて考えるのではなく
一つの判断材料として考えることができれば
ABテストという手法もまた、新しいカタチになって成果をだせるのかもしれません。

 - SEM