elude丸

日々の思い描くことをツラツラと綴るブログ

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Netflixで独占配信中の「火花」が世界的に視聴されているとか

   


Netflix「火花」が世界的にヒットしているとか

どうにも世界規模で展開しているNetflixでの
コンテンツ提供というのは「当たり」だったと言える、…のかもしれない。

ドラマ「火花」大人気 “黒船”動画配信サービス お笑い界には渡りに船?

「火花」をNetflixで独占的に提供を行った結果について
取り上げた記事であるが、どうやら好評を得ているようだ。

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記事内でも次のように書かれている。

ネットフリックスによると、190カ国・地域で配信しており、海外の視聴者が半分を占めるという。同社は「マンザイカルチャーが珍しくて面白かったという声が多い。吹き替え版はないし、すべて字幕。その国の独特の文化をキャッチーと感じる人が多いのでは」と説明。海外では「マンザイに出て来る、あのバカ丁寧なツッコミって一体、何?」という感想もあったという。

視聴者の半分が海外を占めている。というのは何とも面白い。
確かに「漫才」という文化はなく、どういう仕組みなのかも分かり辛い。
正直、興味がない人には全然理解できない文化だろうに
それでも「視聴者の半分」は海外の人員だったということは
独自のカルチャーながらも、海外の大きな市場においては
それなりに効果や結果を残せる状況が広がっていると言える。

正直、この結果については大変興味深い結果とも言える。
なぜなら上記でも書いたが「漫才」という文化は
海外ではまだまだマイナーなカルチャーでしかない。
にも関わらず、幾ばくかの視聴者がドラマを通して興味関心を示してくれている。

これは日本国内でセセコマシク制作を行っていることへのアンチテーゼにもなりえる。
マイナーなカルチャーは認識が伴わず受け入れがたいモノ。という認識がある。
しかし、そう萎縮して身を固くしてしまっているのは
もしかするとそのカルチャーに染まった自分たち自身なのかもしれない。
外部から見た場合、そのカルチャーについて知らないだけで
カルチャーに触れてみると、多くの人が興味関心を抱く可能性すらあるというのに…。

記事内でも書いていることだが

このパートナーシップは吉本にとっても大きなチャンスとなった。地上波のバラエティー番組は飽和状態にあり、新たに開拓するのも厳しい状況。同社に6000人在籍するといわれる芸人の新しいプラットフォームとして、ドラマだけでなく、お笑い番組も含めたネットの有料コンテンツが定着すれば、新しい可能性が広がっていく。

それは確かに言える。バラエティといえば
世界各国で一つのテレビ番組のジャンルとして存在しており
おバカな話を宛てもなく語るだけの堅苦しくない内容だ。
そこには確かにエッジの聞いた笑いもあれば
ブラックジョークもあり、政治に風刺を利かせたものなど。
さまざまな種類があるが、全世界共通して言えることは
「体を張った笑い」は全世界共通して笑ってもらえるということ。

そういう意味では日本のお笑い文化を海外へと
Netflixを通して見せることも一つのコンテンツとして展開させることも
ありではないだろうか?

間違っても、ここで犯しては行けないのは
高等でエッジの効いた漫才やコントにしないこと。
基本、言葉遊びに近い内容は文化の壁を越えづらい。
つまり、言葉遊びには言語的ズレによる笑いを誘う法則に基づいている。

例えば、「サケ」という名詞は
「酒」でもあるし「鮭」でもある。

こういう言語的ズレを使った笑いは、言語を共有する文化圏内でしか
笑いとしては伝わらない。

そういう意味で「体を張った笑い」へと集中することが望ましい。
あとは、音ネタと呼ばれる「リズムネタ」だ。

以前にもこちらで話題にしたことがあるが
テンダラーが海外公演をした時に選択したネタは
必殺仕事人を元にしたリズムネタであったように記憶している。

日本のお笑い文化を是非とも全世界へと配信し
どれだけ戦え、どこまで認められるのか。是非とも挑戦してもらいたいと思う。

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