elude丸

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映画「ゴーストバスターズ」前作のオマージュが彩るコメディ作品

      2017/01/17


映画「ゴーストバスターズ」過去作に敬意を払いつつ新たな試みを

先行公開されていた「ゴーストバスターズ」を楽しませて頂きました。

movie_ghostbusters

そもそも「ゴーストバスターズ」とは「1984年」に映画化された作品で
4人の科学者がニューヨークで頻発する幽霊騒ぎに対抗するために結成する。というもので
世界的な大ヒットを記録した作品と言える。その後、「ゴーストバスターズ2」が制作もされている。
そのため今作2016年公開を「ゴーストバスターズ(2016年)」と表記し
1984年作を「ゴーストバスターズ(1984年)」と表記させて頂く。

そんな80年代に制作された「ゴーストバスターズ(1984年)」をリニューアルする形で
制作されたのが今作の「ゴーストバスターズ(2016年)」となっているため
「ゴーストバスターズ(1984年)」の多種多様なオマージュに彩られており、過去作を知っていることで
映画を視聴する楽しみというのは、大きく広がりを見せるのは言うまでもない。

そういう意味では「ゴーストバスターズ(2016年)」を見る前に
是非とも「ゴーストバスターズ(1984年)」の視聴は行うことをオススメする。

リニューアルした「ゴーストバスターズ」は大きく異なっている

さてリニューアルということだが変化した部分もある。
その「ゴーストバスターズ(1984年)」との大きな違いで言うと
映画のメインを飾る登場人物が男性科学者から女性科学者へと変更されたこと。
構成人数などに違いはなく冴えない男性科学者から、冴えない女性科学者へと引き継がれ
それに合わせて受付担当も女性から男性へとスイッチされている。

冴えない女性科学者ということは、まあ世間一般の「美人」という範囲から外れており
美人ではないキャスティングとなっている。
まあ、美人か美人でないかというのは個人的嗜好で左右されるので簡単には言えないが
モデル級の整ったスタイルにエロティックな身体つき。という分けではないキャスティングなのは間違いない。
つまりメインである4人はいずれも一般にいそうな女性を起用するキャスティングがなされている。
それに対して、受付担当が愛すべきおバカ
なのになぜか筋肉隆々なムキムキな上に甘いマスクを持ったイケメンのセクシー男性。となっている。

しかし、どうにもこのキャスティングには絶妙な演出を感じる。
というのも、メインキャストと言えば集客を行う上で重要な要素になり得るもの。
女性の科学者として企画するならば、美人でモデル級のスタイルを持った女優をキャスティングをする方が
見ているユーザーにも引きになり得て、男性層からは大いに人気となりそうだ。
にも関わらず、わざわざ一般にいそうな女優をキャスティングしている。
そこにあるのは受付担当のイケメンを活かすためのキャスティングなのだろうと推察できる。

上記で紹介したように受付担当は愛すべきおバカであるが女性からみればセクシーな男性。
そこにモデル級の女優をあてがっても他の映画と同じになってしまう。

そして、このキャスティングに見え隠れするのは
助けられるべきは女性だけではない、女性が助ける形もあって良いだろう。という揶揄である。
というのも、映画だけでなく、その他の創作物に見受けられる定説は
ヒロインがヒーローに助けられるばかり。
しかし、今の女性が活躍できる世界に合わせて、女性が男性を助ける。という
展開だって面白くできる。という狙いのもとで作られているように推察できる。

物語展開は前半はコメディタッチで展開しつつ、後半はアクションも楽しめる

物語の展開としては、前半から中盤までコメディタッチで話を進めながら
主要なキャラを登場させ、ゴーストバスターズとなっていくことを描いている。
そんなコメディでも2016年という世界観を上手く使っており
AmazonやYoutubeを面白く活かしている。と言える。

後半はゴーストたちがニューヨークに大挙して登場し
「ゴーストバスターズ(1984年)」には見なかった新しい装備が登場し
アクションも派手になり見ていて楽しめる。
女性という部分だけでなく、体型などもあるのか派手なアクションはないが
それでも体を使った派手な演出などもあり奮闘感が魅力している。

そんなストーリー展開についてだが、本当に無駄なく話が進んでいる
というのも途中途中何かと話を端折りながら展開し、加速度的にニューヨークの危機的状況が進行し
結果としてゴーストバスターズがニューヨークを救う。という話に展開されている。
そこに行き着く設定や説明は必要最低限しか行わないのだが
見ている時、ユーザーはそこを気にすることなく話の展開について行けるので気になることはないだろう。

どういう部分が加速度的に話が進むのかというと
ゴーストバスターズを結成するのは大学から追い出され仕方なく民間にて開発活動を続けていく。
というストーリー展開なのだが、1番大事な部分がまったく説明されていない。
大事なとは「資金」である。
確かに幽霊退治という事業は初めているのだが、それが賑わっている演出はほぼ見られず。
お金を集めている、儲けがでているという部分がまったくない。にも関わらず科学者は定期的に新装備の開発を行い
お披露目をコメディタッチに演出し視聴者へと印象づけを行っている。
まあ、お金に関して別にわざわざ描く必要もないので「細かな部分」と言えば細かな部分である。
が、どうしてもこういうことが気になってしまうのが私なのであるw

さて、映画としてはストーリー展開も早く。笑わせるコメディ部分もしっかり練りこまれており
見ながら何度か笑みがこぼれ、映画館にもドッと笑い声が起こる場面もあった。
最初の方でも書いたがやはり楽しむためには「ゴーストバスターズ(1984年)」を視聴しておくことをオススメ。

というのも、何かとオマージュが織り込まれているだけでなく
「ゴーストバスターズ(1984年)」に登場していたキャストが
「ゴーストバスターズ(2016年)」でも端役ながら登場していおり
そことの掛け合いなども興味深いため、是非とも前作の視聴は行っておきたい。

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