elude丸

日々の思い描くことをツラツラと綴るブログ

*

「METAL GEAR SURVIVE」の発表で私が危惧したのはKONAMIの企画力

      2017/05/12


「METAL GEAR SURVIVE」で1番危惧しているのはKONAMIの企画力

メタルギアの名前を冠した新作ゲーム「METAL GEAR SURVIVE」についてさまざまなところで言及されています。

「メタルギア新作」にゾンビ登場? 国内外で大混乱

どうしてゾンビが。という部分だけでなく、何ともな「世界設定」にファンは思う所もあるわけです。
その上、少し前にはメタルギアのパチスロ機への展開なども踏まえて
この問題は起こるべくして起こったと言わざるをえません。

METAL_GEAR_SURVIVE

正直、KONAMIの中の人。というよりも上層部の考えそうなことが手に取るようにわかります。
「メタルギア」というIP(知的財産権)が持つ魅力は世界規模と言える訳で
小島監督が抜けたからと言って、そのIPを放置。なんていうのは宝の持ち腐れで
企業がそんなことをするわけがありません。

小島監督が退社したのが「2015年12月」のことを考えると
すでに退社する前から企画と開発は進んでおり、KONAMIと小島監督との確執は間違いなさそうです。
(最近のゲームの開発は数年が必須なのだから逆算した推察です)

もともとKONAMIというと、IPに関してウルサイ企業だったことを記憶しています。
前職で同人に関わっていたことから、その手の噂に付きない企業です。
噂で有名なのが「ときメモ」というタイトルです。
ときメモを連想させる二次創作で製作された同人アニメについて勝訴しており
調べてみると他にもビートマニアなどに関しても起こっていたようです。

別に知的財産権の侵犯にウルサイところが、知的財産権を使った金儲けに目ざとい。
とは言いませんが、しっかりとしゃぶり尽くそうとしているように思えてなりません。

「メタルギア+ゾンビ」という世界設定にどうにもこうにも……

とは言え、何ともな設定と言わざるをえません……。

創作物などで、度々登場する「異世界への召喚」という設定。
最近ではネタにすらさせる「夢オチ」と同列に並べられるほど
よく見かける設定と言わざるをえません。
ライトノベルで見飽きるほど展開され、「見飽きたわ」とツッコミたくなるほど苦笑いしか出ません。

しかし、個人的に言わせて頂くと「ゾンビ」を使うことに不満はない
すでにゾンビを取り入れたゲームは多く、目新しくもありませんが
ある意味で標準化している敵、「ゾンビ=敵」という認識しやすいという利点があります。
それに何かとアメリカなどでは「ゾンビ」はホラー映画などでもよく利用され
結構好きな人が多いジャンルであり、選択としては良い感じがします。

私が嫌悪感を覚えるのは「ゾンビとco-op」という掛け合わせなのです。
言わずと知れた掛けあわせで、すでに世界規模で遊ばれた「L4D」という
世界的な大ヒットと共に、名実ともにCo-opの楽しさを布教したとも言えるゾンビゲームがすでにあります。
開発されたのは2008年と大分前で、すでに二匹目のドジョウを狙って様々なゲームが開発され販売されている状況。

にも関わらず、この「2016年」という状況でこの掛け合わせへと持ち込んだ
企画力の有無について、苦笑以上の感情から嫌悪感へと上り詰め、今では逆に心配でしかありません。

少し前に同じ掛け合わせで爆死しているゲームがあります。
ゲーム大会の正式競技になったなど騒いでいましたが結果として全く見向きもされず
広告宣伝にて挽回を図ろうとしているゲームが「バイオハザードアンブレラコア

海外レビューハイスコア『バイオハザード アンブレラコア』

……何でしょうか。この海外と日本との企画力の差は。
正直、「METAL GEAR SURVIVE」に関して言えば、メタルギアである必要などありません。
近代兵器に身を包んだ傭兵が、ゾンビ相手にサバイバルする。
というゲームでも成り立つ企画と言わざるをえません。
「メタルギア」という名前を冠したのもファン層を少しでも刈り取りたいという
商売目的なのは誰の目にも明らかです。

KONAMIの内情など、外部の人間には想像することぐらいしかできませんが
KONAMIの上層部から、企画開発の担当部署へと何度となく尻が叩かれたのだろう。
(ようやく小島監督が出て行く目算ができたから「メタルギア」の冠するゲームを作れ、的な)
結果として企画開発が出してきた企画というが、どこかでみたことのある「ゾンビとCo-op」という掛け合わせ。

しかし、どうして企画開発部署がこの掛け合わせを提出したのだろうか?
想像するに、上層部の承認を得るためだったと考えられます。
企画の承諾権はもちろん上層部が持っており、承認されなければ開発にも移れない。
そうなった時、企画開発を承認してもらうためのプレゼン資料を用意しなければなりません。
そこで、プレゼン資料として登場したのが、過去の似たゲームの売上。

結果として、「L4D」というゲームの売上を提出することで

「これだけ売れたゲームをメタルギアというキーワード開発すれば売れますよ」

とでも説得したのだろう。結果として出来上がったのは「METAL GEAR SURVIVE」なのではないだろうか。

……あくまで想像でしかないが、確信できるほどリアルに近そうだ。

KONAMIが誤った選択をしたのではないだろうか?

KONAMIの誤ったことと言えば
「メタルギア」だからファンがついてきている訳ではないこと。
小島監督の作ったゲームだから。という点。
そして、今回上層部から尻を叩かれた打ち出した企画力の低レベル感

実は今回、この記事を書くにあたりメタルギアへの冒涜だとかの話をしたい訳ではありません。
一番に言いたかったのはKONAMIの企画力レベルの低さについて物議を醸したい。

企画というのは、注文されたから作る。のではなく
日頃から思い描き、様々に面白いと思えることをメモに残して練に練って企画は考える訳です。
それらメモの類を組み合わせて新しい企画へと昇華させていく。
それはゲームだけの問題ではない、コンテンツ作りでもそうだし番組作りでもネタ出しなどから始まるのではないでしょうか。

にも関わらず、企画の根幹を「過去のゲーム」で使い古された「ゾンビとCo-op」という掛け合わせにしています。
この「METAL GEAR SURVIVE」というゲームにKONAMIらしい楽しさ、が提供できていなければ
正直、今後のKONAMIのゲームの程度が知れるというものです。

似たような事案として過去に推察を展開したコチラの記事がある。

PS4「仁王α体験版」感想と共にKOEIの戦略を推察する

KOEIが似たようなゲームを作ったが、しっかり自社の味を出すように
企画を展開し、ユーザーの多くからも興味を持って注目されている。
しっかりとユーザーを満足させられるような企画を含んでいるのか。
そこまで見てから判断するべきなのは間違いない。しかし、そういう部分もない場合には……。

すでにKONAMIの企画力は底を見せている?

ここ最近のゲーム開発実績を見てみても、どうにもKONAMIとしてコンシュマー機に出しているのは
メタルギアを省くと「サッカーゲーム」「野球ゲーム」のみ。
……企画力に対して本当に危惧を覚えるのは私だけだろうか?

2016年9月に行われた「東京ゲームショウ2016」にて
「METAL GEAR SURVIVE」のプレイ映像がお披露目された。
その映像がYoutubeにも配信されており、下から見ることができる。

うむ、予想していたL4Dとは少し異なる形になっています。
エンジンとしては「MGS5TPP」と同一のものを使い、そこで培った技術を
そのまま転用させることで新しいゲーム性を提供しようと考えているようです。

しかし、このゲーム性。どこかで見たことがある……。
なんとなくコチラのゲームに良く似ているのです。まあ、見下ろし型のアクションゲームではありませんが
How to Survive 2

「How to Survive 2」というゲームは「ゾンビとCo-op」で出来ており
さまざまミッションで素材を集めて、武器を自作するという面白さがあり
同時に、材料などを集めて自分たちの拠点を設けて押し寄せるゾンビを防衛する。
という、よく似た部分も存在しています。

 - PS4, ゲーム