elude丸

日々の思い描くことをツラツラと綴るブログ

*

クールジャパンを売り出す見本市がフランスで開かれた。だが、見本市だけが発信先ではない

   


見本市だけでコンテンツを売り出すことだけ考えてはいけない

「クールジャパン」と言うと、日本が持っている様々なコンテンツを
世界へと発信することを目的となっており、日本の良いコンテンツを発信する目的という部分が多い。

では、どこでどうやって発信しているのか?
というと海外などで行われる見本市などが一般的になってくる。

見本市は様々な業界で行われるもので、商品やサービスなどを提供したい人が
展示スペースを用いて、自社製品などをプレゼンするためのスペースを用い
興味あるユーザーなどに情報の提供を行うもの。そこで商談が成立する。というこも少なくはない。

さて、そんな中で先日「フランス」で行われた
世界最大のテレビ番組トレードショー「MIPCOM(ミプコム)」の情報を取り上げた記事を紹介する。

「クールジャパン」、いったい何が目標なのか

記事内ではMIPCOMの状況を紹介するとともに
日本が取ってきたクールジャパンという戦略についてまで
深く切り込んだ内容となっており、興味深い記事となる。是非とも読んでみて欲しい。

クールジャパンで言うと、以前にこんな記事を書いたことがある。
東京五輪公式アニメグッズが酷い。だが並び順に関しても思うことあり
良ければ読んでいただければと思う。

さて、記事へと話を戻してクールジャパンのコンテンツには当然ながら
「日本のドラマを輸出」というものも存在する。
実際、これまでの日本ドラマというのは日本国内でヒットすれば良い。という部分が強く
日本国内での文化や時代背景を大いに使った内容が多かったように思える。

記事内の一文を引用させていただくが

日本でヒットすることが、投資回収の最大要件であるため、外販しにくい作品になりやすいという指摘がある。日本という文化的には閉じた(それゆえにいい意味でも、悪い意味でもガラパゴスと言われる)環境に特化していることが、アニメのようなファンタジー作品ならば魅力になる一方、実写ドラマではマイナスになるという指摘である。

まさにその通りだった。それではなかなかに海外にてヒットを期待することはできない。

clapperboard_man

そんなコンテンツのクールジャパンだが頑張って欲しい

個人的にもクールジャパンは頑張って欲しいと思ってはいる。
だが、文化というのは一朝一夕でどうにかなるレベルではない。
文化というのは浸透するように徐々に波及し広がっていくもので
なかなかに早々に受け入れられる。というものではない。

そういう意味では見本市にて各国のメディアバイヤーへとコンテンツをみてもらう。
というのもコンテンツを波及させるためには必要なことの一つなのかもしれない。
だが、それだけではなく、同時に一般ユーザーも見ていただく
という取り組みも行う必要があるのではないだろうか。

確かにバイヤーの目に止まり、買い上げてもらうことが一つの目的ではある。
が、それにばかりかまけていて良いのだろうか?
というのも、バイヤーが買い付けてくれなければ放送されることなく。
いつまで経っても一般ユーザーの元には日本文化が届かず、文化自体が浸透することは起こりえない。

それはまるで分厚いフィルターを無理矢理に通そうとするようなもので
一行に珈琲が出来上がる気配を見えてこない。
なれば別のフィルターを試したり、他の方法を模索する必要があるだろう。

そういう意味では一般ユーザーへと直接に繋がることができる。
VODなどのオンラインビデオ配信というのは強い味方ではないだろうか。

記事内で興味深い一文があるので引用させていただく。

J-LOPは現場から高く評価されている面も多い。日本語から英語への翻訳・吹き替えなどの遅れから海賊版へと流れることが多かったコミックやアニメに対して、国が支援することでローカライズの質・スピードともに向上させることができたからだ。J-LOPは外国語へのローカライズにかかる費用を最大半分まで助成する。

日本政府として、そんな助成がされていたとは知らなかった。
実際、翻訳や吹替もタダではない。特にアメリカとなると字幕を読む文化がない。と聴く
そういう意味では吹替は必須になる。

だが、こういう助成のおかげで、外国のユーザーの方から
「もっと日本のテレビが見たい」という訴えが増えるようになるように
ある意味で、バイヤーだけに目を向けるのではなく
世界をまたにかけるVODである、Netflixやamazonプライムビデオ、Huluなどを
検討していく方法も如何だろうか?

 - VOD, ヨモヤマ