elude丸

日々の思い描くことをツラツラと綴るブログ

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welqの問題はGoogleが提供しているナレッジグラフで回避できたのかも?

   


Google提供の医療情報によるナレッジグラフができていればと思わずにはいられない

今回で永江砲が四発目。という長期ロングラン記事になってきた
永江一石さんのこちらの記事が大変に興味深いので皆さんもどうでしょうか?

パクリWebスパムのウェルク(welq)はどのようにして誕生したのか(シリーズ第4回)

永江さんの事なので、しっかりとサイトの魚拓なども取り揃えており
今後の書籍化も目論んでいるのかも。と思いながらも
この糞のようなパクリサイトの酷さに胸苦しくなってしまうので、もっと頑張れ、と思わずにはいられない。

そんなWEB上で炎上お祭り騒ぎに、音喜多砲まで出てきて
都庁からの直接的なアタックなんかもあるのかも?と思っているwelq(ウェルク)問題ですが

そもそもの発端はSEO業界の中で、少し前から言われていた
「自殺」を苦慮されている方が検索するかもしれないキーワードに関して
アフィリ目的のサイトではなく、もう少しより良い情報を掲載できる検索結果が出せないか。
という部分が発端にあったように思います。

今回の問題の本質は二つに分けられると私は考える

そもそもの現状の問題点というのは二つあるのではないだろうか。
まず、一つ目の問題がwelqが医者の監修を受けることなくでっち上げの記事とともに
どこからかパクってきた記事にて構成させていた事。
これは永江砲などによって、今現在炎上祭り中で、そちらはそちらで任せておくとして。

二つ目の問題はそんなトンデモ記事がGoogleなどの検索結果にて上位に名を連ねること
これで起こりえる誤情報をユーザーへと広めてしまう、という問題。

実際、二つ目の問題に関してGoogle側でも予期をしてような節はある。
鈴木さんのサイトでも紹介されていたことですが

病気や健康、医療に関するナレッジグラフをGoogleが導入、400以上の症状に対応

という形で、医療や健康に関するキーワードは一般的なサイトに任せるのではなく
Googleからしっかりとした情報を提供する。という流れをすでにアメリカにて実施している。
今ではインドやブラジルなどの言語にも対応し、公開地域が広がっている。

だが、日本に入ってきたという情報は聞かない。紹介されている記事は「2015年2月」となっており
最初に導入された英語から一年以上も経っているが、その片鱗すらない。

考えられる問題としては、日本語がローカルな言語だから?だが、それは考えられない。
実際、Googleが発表する様々な情報は英語が発表あったと同時ぐらいに
日本語へと翻訳されて公開されている。

そうなると、別の要素で時間がかかっているように思えてならない。

doctor_builder

考えられる時間がかかっている理由として上げられるのが
「医療関係」に関する監修することへの「責任の回避」という部分があるのではないだろうか?
特に日本は、アメリカで認可されている医薬品が認可されるのに時間がかかる。
という例があるように、医療に関しては厳しい業界という感じがしている。

実際、紹介したアメリカでのナレッジグラフでも次のように信頼性を担保している。

病気に関わる情報はその信頼性と最新性が強く要求されます。
そこでGoogleは社内に加えて社外の医師、専門家の協力も得て医療ナレッジグラフを作り上げました。

また著名な病院(Mayo Clinic、メイヨー・クリニック)の監修のもとに情報を精査しています。

イラストは、資格を持った医療イラストレーターによって描かれたものです。

とはいえ、医学的な助言をGoogleは意図していません。
あくまでも情報提供です。

どうして日本での表示が遅れているのか。そこまで追求することはできないが
もう少し早い段階でこのナレッジグラフが提供されていれば
今回のような問題に発展することもなかったように思えてならない。
つまり、Googleがナレッジグラフにて情報を提供することで
医療関係の記事制作を造る旨味をWelqが見出すことなく、誤情報がユーザーへと広がることもなかった。
……のでは、ないだろうか。

あと、今回の問題においてGoogleやYahooが誤情報を検索上位にあげて、という非難の声はお門違いと言える。
GoogleやYahooの検索というのは、ただの情報のソートでしかない。
A~Zや1~10。という風に昇順降順で並び替えを行うようなもので
登録されている情報に関しての真偽に関しては検索した人間側が負うべき問題だと私は思う。

 - SEO, ヨモヤマ