elude丸

日々の思い描くことをツラツラと綴るブログ

*

「スーパーマリオラン」の展開はビジネスモデルの復権を目指しているのか?

   


任天堂やソニーが構築しているビジネスモデルとは?

先日、大変注目度の高いゲームが販売開始された。
ゲームのプラットフォームは「PS4」だろうか?それとも「PSVITA」だろうか?
まさかの「WiiU」だろうか?

いやいや、プラットフォームはスマートフォン。
それもiPhoneにて先行販売となっている「スーパーマリオラン」である。

早速、私も! と言いたいところではあるのだが
残念ながら使用しているスマホがAndroidということもあり今回は先送り。
すでにいろいろなところからそのプレイに関しての感想などが上がってきており
興味をそそられてしまう。

super_mario_run
©2016 Nintendo

そんな「スーパーマリオラン」について任天堂が陥っているであろう状況について
考察している記事があったので紹介したい。

「スーパーマリオラン」配信に潜む任天堂の苦悩

どうしてスーパーマリオランという形で任天堂がスマートフォン向けの
ゲームアプリへと踏み込んだのか。などの考察が書かれており
なるほど、と思えるところがあり読んでみてもらいたい。

任天堂が陥っている危機的状況についての考察

 彼らのビジネスを維持するには、「ゲームパッドを握って任天堂のゲームをする」体験が途切れてはならない。スマホでキャラクターを、新型機Switchでゲームパッドを広げていかねば、30年続いた「家庭用ゲーム」という市場の連続性が失われる。「ゲーム機」はソフトとハード、両方から収益を得られるため、成功した時にはより大きな果実を得られる。ビジネスの主導権も得られるので、スマホにアプリを出すより、ビジネス的な旨味は大きい。任天堂としては、30年間成功してきたこのモデルを続けたい。

という風に締めくくられているが。なるほど、と思える。

確かにビジネスを維持するためには、ファン層と呼ばれる購買層は気にしなければならない。
年々、歳を重ねて何かの機会にゲームを卒業する人たちも当然いて
少なくなった購買層を新規顧客にて補填しなければそれは先細りの未来しかない。
現状の任天堂としては今後の問題となる前に現状で手を打ちたいところなのも頷ける。

任天堂のビジネスモデルとしては、Nintendo3DSにて若年層お子様層に対して
ゲームを遊ぶ感覚を体験してもらい、その後エスカレーション形式で上位モデルへと流れてもらう。
という戦略を取っていたのだろう。

だが、残念ながら上位モデルであるWiiUは上手く販売数を逃すことができず。
ビジネスモデルとして、修正を行わなければならない状況に来ていると
認識しているのは、紹介した考察からも伺える。

任天堂とソニーのビジネスモデルの棲み分け

しかし、そういうビジネスモデルとして考えた時
ソニーと任天堂という立ち位置は上手く棲み分けをできていたように思える。

ビジネスモデルとしては
Nintendo3DSは先にも挙げたようにお子様層から若年層向け。
PSVITAも被る部分が少なく無い。若年層から青年層向けといえるだろう。
続いて両方が販売している据え置き機に行くと
WiiU若年層から青年層、社会人層となる。
PS4青年層から社会人層と考えられるだろう。

それぞれ上手く棲み分けをしながら、時には干渉をしながらも
お互いのビジネスモデルを崩さないように、客層を食い合わないように展開していたように思える。
どうしてそうなったのかは、企業風土のようなものもあったのかもしれない。

このように世代毎にターゲットとなるユーザー層を棲み分けていた。
だが、近年になってスマートフォン市場が入り込む。
常日頃から持ち歩くスマートフォンというフォーマットの強さを見せて
ユーザー層に関係なく、手広くプレイする形で発展していく。

そんな現状において、スマートフォン市場へと参入しないコトは
これまで培ってきたビジネスモデルからのユーザーの放出を意味し
スマートフォンアプリとの連携などによる運用によって
ビジネスモデルの再活性化を考えていかなければならない状況になっているのだろう。

その結果が2016年の任天堂のスマートフォン参入とともに
ソニーが始める「フォワードワークス」というスマートフォン開発にも現れている。

ソニーがスマートフォンアプリ事業に参入するがコレジャナイ感だけは気をつけて欲しい

そういう意味ではスマートフォンへとゲームを展開することで
ゲームに触れる機会を増やし、少しでもコンシュマー機へと流れを持って貰おうとする。
という先ほど紹介した記事の考察というのは頷ける内容だと言える。

正直、アプリをローンチし続けるたからと言って
ユーザー層がコンシューマ機へと戻ってくるとは考えられない
必要なのはどのように連携し、コンシューマ機でもゲームをプレイして貰えるようにするか。
そういう意味ではスマートフォンアプリとコンシューマ機との連携
というのは必要不可欠のような気が私にはする。

 - ゲーム, ヨモヤマ