elude丸

日々の思い描くことをツラツラと綴るブログ

*

SEOよりもユーザービリティ的に役立つHTML形式サイトマップ。それホント?

      2015/08/15


HTML形式サイトマップで本当にユーザービリティ的に効果あるの?

map_chikyuugi

いつも閲覧しているブログ、として紹介させて頂きました。
「海外SEO情報ブログ」にて、こんな投稿がされていた。

HTMLのサイトマップはSEOのためなら今は必要なし

詳しい内容は記事を読んでいただきたいが
まあ、要約すると5年前と今とではSEO界隈の状況は大きく代わり
(ついでにマット・カッツまで変わっている…)
HTML形式のサイトマップも変わっているのだ。という話。

そもそも、HTML形式のサイトマップと呼ばれて
ピンッと来る人はどれぐらいいるだろうか。
簡単に例を提示したいのだが、あいにく私のサイトには
HTML形式のサイトマップは無い。ので、以前の投稿
名前だけお借りした「パナソニック」さんのサイトマップを紹介。

http://www.panasonic.com/jp/sitemap.html

企業としてもデッカイ。一流企業ですから、サイトマップもまあ豪盛に縦長です。

このようにサイト内にある項目を一覧で確認することができるものを
「HTML形式のサイトマップ」と言います。
これはユーザーが目標のページへと行き着けなく困っている時のために
ユーザーが迷わないためのに設置するもので、本で言うところの「目次」や「索引」に近い考え方ができます。

で、話は戻りまして、上記の記事を読んでいてフッと考えたのだが…。
本当にHTML形式のサイトマップって「ユーザービリティに関与しているのか?」という疑問。

というのも、私が担当している、とある企業のサイトマップの例を紹介すると
全体で1ヶ月に1万PVするようなBtoBのサイトなのだが
HTML形式サイトマップが閲覧されたのは、たった10PVほど。
割合で言うと0.1%で、1%にも満たない程度なのだ。

これはただ単に題材に出したのがBtoBの企業であるから。という部分もあるかもしれない…。
もっとPVが多い、BtoCやECサイトなどの場合には、もう少し違う数値が出るかもしれない。
しかし、現状で知り得る情報ではあまりにも利用されなさすぎる。

HTML形式サイトマップはユーザーに閲覧されないのか?

今現在のユーザー目線からいうとファーストインプレッションで目標の物が見付けられないと
多くのユーザーは直帰して、検索サイトから別の記事を探そうとする。
昔のように、サイト内を探しまわってまで、目標の物を探そうとする人は少ないように思える。
そう、ユーザーが巡回する人自体が減ってきている? という懸念を抱いている。

そこで紹介したいのがコチラの記事。
ユーザーの滞在時間を統計データとして提示しているのでぜひ見て欲しい。

Webページにおけるユーザー滞在時間

記事としては2011年と少々古いデータとも言えるが

そのページに留まるか離脱するかをユーザーが判断する際、ページ訪問の最初の10秒間が非常に重要だということである。

とあるように、人はそのページを見た瞬間から、そのページに自分が求める記事があるかどうかの判断を判断する。
それは、とてもファーストで、ファストに下している。10秒間という短い時間で。

どうして人はファーストでファストに判断を下すようになったのか?

理由としては、一つにGoogle先生のアルゴリズムの向上の要因があるだろう。

人には経験則というものがある。何度も繰り返すことで、経験を得て。そこから答えを導くというもので。
日頃行うGoogleでの検索。にもその経験則が働いているのではないか?
それは見つからなければ、別の検索ワードを試してみた方が見付けられる。という感覚ではなかろうか?

なぜ、そんな経験則が養われたのか。それはサイトを全部読んだ所で乗ってなかった。というリスク(時間を消費というリスク)を追うよりも
Google先生が教えてくれるサイトを見たほうが、答えがでてきそうという
Google先生への信頼度が私達にはあるからだ。

結果、多くの人が容易にサイトを離脱し、新しい検索キーワードで次のサイトへと向かうことを選ぶ。
これはGoogle先生がインデックスを強化し、より良い検索を。と頑張ってきたことであり
それ自体を批判するつもりもない。技術の進歩なんだ。

とは言え、すべてがすべて直帰するわけではない。
僅かなりとも離脱せず、ページに残ってくれた人間もいる。
目標の情報を探して見てくれるのはHTML形式のサイトマップを開いてくれるのか?
といと、そうでもないと私は思う。
私の予測では、「サイト内検索」をしてしまうだろうと推測する。

残ったユーザーが取る行動はサイト内検索

自分で探すよりも、Google先生などが提供するカスタム検索を利用した方が
より良く、より確実にサイト内の情報からピックアップしてくれるからだ。

なぜ、こうまでHTML形式サイトマップは選択されないのか?
それは、紹介した「パナソニック」のサイトマップを見ていただければ容易に理解できる。
リスト化されているページには、まったく製品のことは記載されていない。

HTML形式のサイトマップとは所詮はページのトピックスが列記されている程度で
どのような内容が書かれているのか不明なのだ。

また、先日、日経BPが「2015年企業のインターネット広告・モバイル広告利用動向調査
という調査報告を公開しているが
そこで、スマホの貢献状況の「また貢献実績はないが、期待できる」では
「見込み客の拡大」42.1%という数字を出しており。
ユーザーの閲覧はPCからスマホへと流れができつつある。

そうすると必然的に、ユーザーがサイト内を巡回する機会も減少することになり。
上記であげたユーザー滞在時間の減少も加速すると考えられる。
(上記のデータは2011年。まだまだスマホの普及が加速する途上)

これだけのことを考えたからこそ、本当にHTML形式のサイトマップというのは
今後もユーザービリティとして役立っている。と言えるのだろうかと疑問を禁じ得ないのだ。
今後、廃れて行き。必要としないページになるのかもしれない。

 - SEO