elude丸

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Youtubeでアニメ「モンスターストライク」を世界展開。これってどうなんだろうか?

      2017/05/02


アニメ「モンスターストライク」の全世界配信にYoutubeってどうなの?

先日、こんなニュースが取り上げられた。

モンスト、Youtubeでアニメに

Yahooのトピックスにも上がっており知っているユーザーもいることだろうとは思う。

モンストとは、モンスターストライクの略称で
スマートフォンのゲームアプリとして展開しているもので
日本国内のダウンロード数ランキングで上位にいる、なかなかの人気を博しているゲームと紹介できます。

monst_monster strike

そんなモンストは2014年には海外展開も行っております。
海外展開が成功しているのかどうかを知る方法の一つとして紹介したいのが
SEOやSEMではキーワードの流行や廃れを知るツールとして利便性の高い
Googleトレンド」というツールです。

こちらは、気になるトピックを入力することで
そのトピックがどのように人々から検索されているのかを調査できるGoogle提供のツールです。

SEOやSEMでは気になるキーワードを入力してどんな変化があり
どの時期にユーザーが検索するようになるのか、そんなことを調べるために使います。
トレンドの流れがわかれば、そこを目標にした広告手法を打ち出すことができるからです。

例えば、「海水浴」「2014年1月~2015年1月」までの一年間を調べると
綺麗なお山さんの完成。見ていて面白いのは4月~5月あたりから徐々に増加をはじめ
シーズン終了後はまったくもって検索されなくなるトレンドが形成されています。
そのため、ハの字型と呼ばれるような綺麗な富士山とはなっていないことです。

これを見て、もしもアナタが水着を取り扱うECショップ店員なら
新作を店頭に並べるのはいつ頃が良いのか? そんな事が見えてくる訳です。
商品が必要になるのは「7月~8月」ですが
ユーザー心理としては、もう「5月頃」から気にし始めている。と言える訳です。

こんな風に人がどんなことに興味があるのかを
客観的に知るツールとしてSEOやSEMで利用している「Googleトレンド」
これを使ってモンストの状況を調べてみたいと思います。

Googleトレンドを使ってモンスターストライクのアメリカ状況を調査

上記で紹介した「海水浴」では地域を「日本」に限定したが
このツールには各国、様々な地域を対象にトレンド調査を行うことができます。

ので、「モンスターストライク」についても
「アメリカ合衆国」での話題性をチェックしてみたいと思います。

「モンスターストライク」の英語名は「monster strike」
期間は「2014年7月~2015年7月」の一年間。で、結果が下の図。

フムフム、見てみると2014年10月中頃からトレンドに入るようになり
まあ、トレンドが消えることなく継続しています。
2014年10月は配信の開始があった頃なので、顕著に出ている理由はそれです。
そこそこ健闘しているのでは? と思えなくもない。

しかし、そう考えてしまった人は、グラフの魔力に魅入られています。
グラフを見る時、単体で。それもメモリもないようなグラフを
信じてしまうのは、社会人・ビジネスマンとしてはダメダメと言わざるを得ません。

モンストが掛かっているグラフの魔力を解きます

では、どんな魔力が掛かっていたのか。現実をお見せしたいと思います。
ゲームアプリの「キャンディークラッシュ」を知っているでしょうか?
これは日本でも提供されていますが、もともとはアメリカで絶大な人気のゲームアプリです。
英語名では「Candy Crush Saga」なんて言うらしいです。

そのトピックを今回のグラフに重ねて見たいと思います。それが下の図。
はい、現実が見えてきました。
赤色の線が「Candy Crush Saga」で青色が「monster strike」

左側の縦棒が平均を表しているが
「Candy Crush Saga」54
「monster strike」9

はい、多いに惨敗しているのが分かるはずです。平均で見ると、本当に酷いです。
まあ、現実というのはいつも非常なものです。
海外配信開始を行った2014年10月頃からすでに、うえのほうを推移しているわけで
そのポテンシャルは未だに続いているとなれば結果は見えていると言わずにいられません。

ですが、「モンスターストライク」にも見込みはあるかもしれません。
というのも、「Candy Crush Saga」のグラフは徐々に右下がり
最初は何倍も違っていたが、2015年7月にはその差が2倍程度まで落ちていると言えます。
人々は多いに刺激を求めるものです。
面白いゲームでも同じことばかりを繰り返すよりも、新しい刺激を求めたくなるのが消費傾向です。
そういう意味が「Candy Crush Saga」が下がっている理由なのかもしれません。

つまり、ここが「モンスターストライク」としては攻勢にでる好機。
そう、首脳陣も判断したのでしょう。
だからこそ、全世界共通で視聴することができるメディアとしてYoutubeを選択し
全世界で共通のコンテンツ展開を行うことを目論んだ。のだと思います。

言語の問題もクリアするそうなので、それなりに効果は期待できるかもしれません。
アニメが公開された後は、是非とも追跡調査して行きたいところです。

……とはいえ、本当に効果があるのか疑問は残ります。
今回、Yahooニュースに取り上げられたようにセンセーショナルではあります。
確かにYoutubeで全世界で展開するアニメというのはこれまでに聞いたこともなく前代未聞です。
多いに話題になる可能性を秘めてはいるのですが……。

ゲーム継続稼働にはゲームそのものの面白さが欠かせません。
一時的に効果はあるでしょうが、果たしてモンスターストライクは
その後も「Candy Crush Saga」に並ぶほどのゲームになるのでしょうか?

日本独特の「ガチャ」というシステムもアメリカや外国に受け入れられそうにない。
と私個人は考えているのですが、結果が出れば良いと祈らずにいられません。

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