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「Nintendo Switch」で詳細が明らかになった「モーションIRカメラ」が興味深い

      2018/04/07


「Nintendo Switch」の詳細が明らかになり興味深いセンサーについて

ついに任天堂の新ハードである「Nintendo Switch」の全貌が明らかになった。
金曜日の発表からさまざまな反応があり
なかなかに興味深いものになっている、と個人的な感想を述べさせて頂きます。


© Nintendo

なんと言っても驚きなのがJoy-Conと呼ばれているコントーローラーです。
事前の発表では詳しい性能などに関して紹介されることがなかったため
ただコントロールが小さくなり、分裂したり合体したりできるぐらい。の認識だったのです。

任天堂「Nintendo Switch」兼用機に舵を切ったその理由とは?

ですが、実はそのコントローラー内には様々なセンシングデバイスが内蔵されており
これまで「Wii」などから培ってきた遊びを拡張できる機能が備わっているのが分かったのです。

そんな機能の一つとして「モーションIRカメラ」というのが備わっているらしく
この機能が大変に興味深いと思い関連する記事を紹介したいと思います。

おもしろい布石を打ったNintendo Switch、現実主義者と戦う

なかでも、特に注目に値するのはモーションIRカメラだ。IR(InfraRed)は「赤外線」を意味する略語。Joy-Conに内蔵されたカメラは人間の目では見えない光をとらえて、モノの形や動きや距離を読み取っている。つまり、コントローラを使わず、手のひらや指の動きでゲームの操作ができるのだ。

つまり、赤外線を照射し、その反射像を認識することでカメラ前の物体像を捉えます。
そのデーターをインプットデーターとして利用する。というセンサーになっている訳です。
では、そんなセンサーでどのようなゲームができるのか。
体験会にて出品されている『1-2-Switch』に関してのレビューが
紹介した記事にて記載されているので興味がある方は読んでみて欲しい。

モーションIRカメラは真新しい技術ではない、が下策とは言えない

そんなモーションIRカメラについて目新し感はないが考えたな。と思わずにはいられない。

というのも、ゲーム内に自分のモーションを反映してプレイすることができるわけです。
似たようなものはすでに少し前に実現しているのですが、みなさんお気づきですか?
Xbox Oneが「Kinect」というカメラを接続して遊ぶゲームを提供していましたし
PS3でも「PlayStation®Eye」というカメラを使ったゲームが販売されていました。

それも今を思えば随分前に実現できていたゲームで、今では昔の話です。
が、その後そういうプレイを提供するゲームが続いたのか?というと
ゲームは続かなかったとしか言いようがありません。

なぜ、モーションを反映したゲームは続かなかったのか?

言うまでもありませんが、追加予算が発生することが敬遠された。
何千円かするカメラを購入する必要があり、それもゲームとは別に用意する必要があった訳です。

ゲーム機本体を持っていない場合には、さらなる追加が必要になり
ゲーム機本体を持っていたとしても、ソフトとは別に購入する必要に迫られます。

そんな追加予算が必要になる以外の問題もありました。
それはソフト開発が難航してしまったこと。が推察できます。
現実的の画像を取り込み、そのモーションを解析したうえでゲーム画面へと反映させます。
これまでの入力コントローラーだけに任せたインプットデーターからは
考えられないほどの多くの情報を処理しなければなりません。

それができたとしてもゲームのプレイ性というのは結構似たものが多くなります。
身体を動かし体操のようなものをしたり、敵と戦ったり。
固定カメラであるからこそ、他に選択肢がなく開発が遅くなるほど、既視感が拭えません。
結果として、当初はユーザーに新しい驚きを届けることができたのですが
似たようなゲームが続き、結果としてその後の開発は進まなかったと思われます。

そんな結果が出ているにも関わらず
任天堂がモーションIRカメラというセンサーを内蔵してきたわけです。

一度、多くのゲーム開発会社が手を引いた産業に改めて向かうなんて
なんて「下策」なのだろうか。と、断罪してしまいたいところです。
ですが、下策だと判断を下すのは早計ではないでしょうか。

なぜなら「Nintendo Switch」のJoy-Con内に内蔵されているという部分が
失敗してきたカメラ入力のゲームとは異なるからです。
コントローラーに内蔵することで「追加購入を必要としない」というのは画期的です。

すでに標準のコントローラー内に備わっており、追加で購入を必要としない。
そういう意味ではハードルが一段低いといえます。

重要なのはモーションIRカメラはカメラ機能がないこと

そして何より、モーションIRはカメラではない。という点。
先に紹介した「XBOX」や「PS3」は、カメラ映像をゲーム内に取り込みプレイとして提供していました。

が、今回「Nintendo Switch」にて取り付けられているのは
赤外線を照射して、その反射でモーションをインプットデータとするセンサーです。
カメラ映像としての機能は有していないのです。
つまり無駄なインプットデータをそぎ落とし
必要な部分、「モーション」という視点に注目したことに意義があります。

それはゲームのソフト内にて画像処理をわざわざしなくてもすむという利点が生まれます。
ゲーム内の詳しい内部処理まで存じませんが。
データを2進数で送信し、動いていない部分は「0」動いた部分を「1」
というデータ群で提供することができるはずです。
(ちゃんとした製品はもっと深く測定はしていますが簡略化した場合の話)
カメラ映像をわざわざ変換する必要がなく、処理しやすく提供されるはずです。

そういう意味では「モーションIRカメラ」という技術を導入してきたことについて
面白いゲーム利用が期待できるかもしれません。
そういう意味で興味深くなっていると感嘆しているわけです。

そしてついに「モーションIRカメラ」を使った「Nintendo Labo」が販売!

そんな「モーションIRカメラ」を使った新しいゲームが販売されます。
それが「Nintendo Labo」という製品で
段ボールのパーツと組み合わせて遊ぶ何とも面白いものになっています。

こちらで紹介させて頂いておりますので、よろしければ一読頂ければと思います。
Switch「Nintendo Labo」が持ち込んだのは「スマホ」でも「PS4」でも遊べない。次なる遊び方

これまでのPS4やXBOXで展開した「設置したカメラ」の前で動く。
という発想ではできなかったゲームであり。

そして何よりも自ら組み立てることによって
どういう形で動作するのか、どうして入力して反応するのか。
どこが動くとゲーム内で変化が起きるのか。
という試行錯誤にも繋がり、知的好奇心を満たしてくれるものになっています。

それもこれも「モーションIRカメラ」をコントローラー内に納めて
利用できるようにしたことが伺えます。

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