elude丸

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「新しいゲームが生まれない時代」なのか?本当にジャンルにこだわる必要があるのか?

      2018/05/19


「新しいゲームが生まれない時代」のジャンルのこだわりは必要か?

次のような記事を読んだ。

僕は「新しいゲームが生まれない時代」を生きているのかもしれない

これを受けて私自身の思い、というものを吐露してみたいと思います。

ちゃんと書こうとすると、最低本一冊分くらいは必要になってしまうので端折りましたが、これらの「ゲームのジャンル」を並べてみてあらためて思うのは、「全く新しいジャンルのゲームというのは、21世紀に入ってからは、出ていないのではないか」ということです。

1980年代ぐらいからゲームは、コンピューターを使うようになり
そして、今ではコンピューターを使うものをゲームと呼ぶまでに進化を遂げています。
(もともとはカードゲームやボードゲームなどがゲームだった訳です)

そんな年代を重ねてきたゲームではありますが
確かに新しいジャンルというのは生まれて来ていない、という意見には納得できる部分も少なくありません。

元記事で書かれているように演出であったりグラフィックなどがここ数年で大いに進化を遂げて来ています。
逆に言うと、グラフィックや演出を進化させることにここ十年ぐらいは費やしていた
という風に思えなくもない。

それは推し進めたのは「ビジネス」としての原動力が大きい訳です。
初期のPC上で「ワイヤーフレームで描かれていたウィザードのグラフィック」も
いつの間にか、その系譜を受け継ぐゲームが3Dグラフィックにてダンジョンを生成し
躍動感たっぷりにモンスターが主人公達を襲う世界を創りだすまでに進化しているわけです。

見た目を豪華になることで、ユーザーなどの衆目を集めることもでき
プレイヤーに感動と興奮を与えることができるようになりました。
実際、一時期は「映画のような」という謳い文句がよく使われ
それによってユーザーも惹きこまれていたと言わざるをえません。

しかしです。立ち止まって今一度ゲームの「ジャンル」というのを考えてみて頂きたい。
今現在のゲーム事情を鑑みた時、本当に「ジャンル」という括りは必要なのでしょうか?
という思いが私の中にはあるのです。

「ジャンル」をジャンルとして分類する意味が今のゲーム市場にあるのか?

そもそも「ジャンル」というのはあくまでゲームに分類をつけた符号的側面でしかありません。
それはゲームがコンピューターを取り入れた頃。
ゲームデータを保存する記憶媒体の容量に余裕がなく複雑なゲーム性を提供できなかったことから
保存できるゲームの中でゲーム性を特化させた。
その結果、「ジャンル」という分類をつけてゲームを提供する一因でもあるのではないだろうか。

が、今現在はゲーム開発環境が大いに整い。
ゲームデータを保存する記憶媒体もDVDやBDなどの大容量化が進み
ダウンロード販売など、そもそも記憶媒体を入手する。という方法に囚われない状況になっています。
そういう意味では、ジャンルという垣根にしばられる必要自体がない。
と、考えるべきなのではないでしょうか。

実際、さまざまなジャンル詰め込んだジャンルを簡単に分けづらいゲームというのが生まれています。

RPGでよく見る宝箱

例えばRPGにおいて謎解きという名目でパズル要素を取り入れることがあります。
アクションゲームと言われているが、城塞を構築し内政を行うようなゲームもあります。
格闘ゲームなのに膨大なシナリオを読むことができるゲームもあるわけです。
レーシングゲームでありながら、サッカーのようなスポーツ要素があるゲームもあります。
このようにジャンルで分類できない、ミックスされたゲームというのが広がりはじめています。

実際、ジャンルをミックスさせたゲームというのは
ゲーム機の進化、記憶媒体の進化、開発環境の進化などによって実現できており
「ジャンル」という分類自体が無理矢理に型に収めようとしている雰囲気のように感じるのです。

コンシュマー機はすでに固定ジャンルのビジネスしか見ていない

先に紹介した記事を受けて書かれた記事を一つ紹介したいと思います。

いやいや、私は「新しいゲームが生まれる時代」を生きていますよ?

21世紀に入り、ネット環境が普及したことで
ネットを介した様々なゲームが広がりを見せるようになり
ジャンルにとらわれない、さまざまな人と繋がることができるゲームが増えてきています。
そういう意味ではネットを介したゲームというのは
新しいジャンルと言えるのかもしれません。

先にも認めたように「新しいジャンルのゲームは生まれなくなった」のかもしれません。
ですが、ジャンルがミックスされ、簡単にジャンルとして分けられないゲームが増えているのも間違いありません。

と、考えた時。実は新しいゲームが生まれない、という悲観よりも
古くあったゲームジャンルが衰退する。という問題の方が大きいように思えます。
実際のところ、最近でたコンシュマー向けのゲームに「パズル」というジャンルのゲームがあったでしょうか?
スマホなどでは毎日のようにジャンルとして追加されていますが
今現在、コンシュマー向けにパズルというジャンルは出しづらくなっています。

理由はパズル一本のゲーム性でコンシュマー機で出す魅力が少なく
出したところで開発費を回収できるか疑問が払拭できないからです。

つまり、ゲームジャンルによって求められるプラットフォームに違いが生まれてきた
という風に考えるべきなのではないでしょうか。

ならば、新しいジャンルのゲームを楽しみたい。というのなら
さまざまなプラットフォームにアンテナを張り、ゲームというジャンルに対して
積極的な情報収集を行っていく必要がある。ということではないでしょうか。

私の考えとしては「ジャンル」というのはすでにある程度のゲーム性を担保する総称でしかなく
ジャンルという言葉にそこまで引っ張られる必要はなくなっているのではないだろうか。

より尖った「ジャンル」を探したいのならばコンシュマー機だけを見ているのではなく
さまざまなゲームという情報に触れる意識がなければ広がりを見ることは難しいだろう。
というものになる。

とはいえ私も似たようなゲーマー人生を送っており
どうしてもビジネスモデルの頂点。収益が見込めるジャンルというのは
似たり寄ったりになるのは仕方のないこと、と考えます。

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