elude丸

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PS4「仁王」構えに残心とアクションが光る面白さが詰まった時代劇アクション

      2017/02/26


PS4「仁王」ファーストインプレッションは買って損はないゲーム

2017年2月9日発売のPS4向けゲーム「仁王」の感想となる。
ようやく先日、ゲームのクリアを完了することができた。
青い瞳のサムライということもあり、海外向けも狙ったコンテンツなのは
十二分にわかっていたが、どうやら世界中で「」のヒットを記録しており
なかなかに好評な反応を頂いているようだ。
ただのプレイヤーではあるが、嬉しい限りだ。


©コーエーテクモゲームス All rights reserved.

先の記事では、ファーストインプレッションとしていろいろと書かせて頂いた。
その後の加筆・修正にも言及しているように
クリアしたことで気づいたこと、分かったことなどもあり記事の加筆をさせて頂く。
ファーストインプレッション部分も重要な私の感想。ということもあり
内容としては残させてもらうので、クリア後の感想が読みたい場合には
目次を利用して、クリア後の感想に飛んで欲しい。

「仁王」感想記事の目次
  1. PS4「仁王」のファーストインプレッション
  2. PS4「仁王」のクリア後の感想。やはり残心や構えなど斬新なシステムが光る

先に紹介しておくと、これはあくまでプレイ中の感想・レビューになる。
もちろん、クリア後には改めて加筆・修正させて頂くことを考えている。
そのためクリアすると意見が異なる部分もでてくるかもしれない。
そういうところを踏まえた上で読んで頂ければと思う。

PS4「仁王」のファーストインプレッション

さて、これまで仁王に関しては幾つのバージョンの体験版を配布し
しっかりとユーザーデーターを収集したうえでのリリースということで
コーエーテクモの「本気」について取り上げたこともある。

その本気について、製品版となった「仁王」をプレイすることで感じれればと思っている。

私の現状を書くと、九州編から中国編へと移動し
現在は次の地方へと進もうとしているところになる。
初回プレイということで、多数の武器を使いたく成長はほぼ平均的。

さて、体験版をプレイしたけど製品版を買うのは迷っており様子を見ている。という人も多いかもしれない。
以前も私は書いているが体験版で様々なマップをプレイさせてもらっており
正直、これだけ遊んで本編大丈夫か?と思っていたのだが
これは杞憂に終わったと言わざるを得ない。

今の段階で西日本を中心としているが、さまざまな地形をプレイすることができており
用意したマップの数はコーエーテクモの本気を感じてしまう。
もともと三國無双などでもマップを幾つも作ることを実施してきた会社であり
マップの造形に関してはある程度のスキル・技術があるのかもしれない。

石見銀山、厳島、太宰府などなど。興味深い地域をマップとして構築しており面白い。
個人的には厳島のマップが好きだ
厳島が海賊に襲われ、廃墟と課している姿は混乱の中にある戦国時代の姿をよく表しており
当時の帆船が社殿に乗り上げていたりと、元となっているであろう厳島神社の様相を上手く取り入れて作られている。
また、サブミッションではそのマップを流用しつつ
別の目標を設置し始まる場所を替えたり、時間を替えたりと上手く流用している。

「仁王」の根幹部分のアクションは体験版とほぼ変わりない

ほぼほぼゲームのメインであるアクション部分においては体験版と変りはないように見受けられる。
重要な要素である気力ゲージは相変わらずで、構えを変えたり残心をすることで
回復をしある程度を維持させながら、敵と相対していくという斬新なシステムを設けており
これによって慣れれば追撃や連撃も思いのままでコンボをぶち込む楽しさを味わえる。

中国地方まで行くと、体験版では出てこなかった特徴的な妖怪なども登場する。
一部ベースモデルは共通ながら、バージョン違う。という妖怪もでてくるが
それぞれ違うモーションや異なる攻撃方法などが用意されており使い回し感はない。

この「仁王」を紹介する時、よくよく「死にゲー」という総称を付けて紹介されている。
死にゲーとして有名になった「デモンズソウル」「ダークソウル」などと比べると
正直、そこまで厳しいという雰囲気を私は感じない
いや、厳しい部分もあるがそれを踏まえた上でしっかりと救済措置を展開している。

「デモンズソウル」の探索を難しくしている点は
探索中に回復アイテムを補充することがほぼほぼないということ。
たまに敵を倒すと入手することもできるが、入手できるのは稀という印象が大きい。

対して仁王はというと、回復アイテムのドロップ率をあげられる方法がゲーム内に設定されている。
難しいと感じるならばドロップ率をあげる設定にすれば良いし
簡単すぎると感じるなら別の設定にすれば良い。そういう意味では選択肢を委ねてくれている。
ドロップ率は「社」で選択できる「木霊の加護」によって選ぶことができる。
もしもアクションが苦手、という人は木霊の加護を設定したうえで挑戦してみてはどうだろうか。
最大で25%もアップできるようになる。

さて、アクションゲームといえば、マップの最後を飾るのがボス。
体験版では登場しなかった特徴的なボスもおり
それぞれ異なる攻め方を必要とし、何度となく死んだことも少なくない。

とはいえ、その攻撃手段は多彩ではあるが対処できるように
しっかりと管理されており、十分理解したうえで戦闘へと望めば勝てない相手ではないといえる。

仁王に登場する「血刀塚」というオンラインでの繋がり

仁王のシステムで面白いと感じるのは「血刀塚」というシステム。
どこかのプレイヤーが討死した塚がマップ内に点在すること
プレイヤー名が出るのはオンライン限定で
オフラインプレイヤー向けに、二つな持ちの武者の血刀塚が設置されている。

これを呼び出すことで、装備の整った武者との戦闘を楽しむことができる。
正直、ザコの妖怪やサムライ崩れ以上に強敵で不用意に呼び出したくはない。
が、呼び出し打ち取ることで得られる利点もなかなかに美味しい。

打ち取ると名声というものを得られ、これを一定数ためることでポイントを得られる。
ポイントを使うことでさまざまな能力向上やドロップ率アップなどの効能を得られる。

率先して血刀塚を呼び出す必要もないが、時折呼び出して自分の腕を磨く意味でも挑戦してみたい。
ちなみに妖怪「琵琶牧々」が側にいる時、血刀塚に近づくと勝手に呼び出される。
近くで琵琶の音がする場合には注意が必要。

ニコニコ動画などでは玄人のゲーム実況者が
この血刀塚をすべて撃破しながらクリアという縛りプレイというのも出てきそうで
正直このシステムは個人的に賞賛している。

現状、プレイわずか数日という状況ではあるので評価するのは早いかもしれないが
それでも購入したことに対して、まったくの後悔がなく時間を忘れてプレイさせてもらっている。
現状で、体験版をプレイして少しでも興味を持ったのなら購入しても決して失敗しないだろう。

もしも、体験版をプレイして敵が強くて、という人は
先にも紹介したが回復薬をドロップしやすくできる救済措置も用意されているので
改めて検討をしてみてはどうだろうか?

正直、仁王の主人公が青い瞳の異国人。ということに「どうして?」
という疑問を感じる人もいるかもしれない。
が、これは海外戦略を念頭においているコーエーテクモの戦略であると考えている。
日本人の日本人だけが登場するゲームで、海外へと進出するのは難しいという判断とともに。
海外でも親しみをもってプレイしてもらうために英国人を主人公とすることに踏み切ったのだろう。
私個人としては、日本のゲームは日本市場だけを見るのではなく
海外市場も含めて売り出していくべき、という価値観を持っているので
英国人が主人公というのも疑問には感じないし、そういう戦略的判断にもうなずける。

PS4「仁王」のクリア後の感想。やはり残心や構えなど斬新なシステムが光る

最初にまずはこう言わせて頂く。
大変に素晴らしいアクションゲームであったと。2017年初頭ではあるが
今年イチバンになる可能性を秘めたアクションゲームであった。

正直、今年プレイして欲しいゲームの中に堂々とランクインしていいゲームといえる。

仁王キャラクター

クリアした時の私のキャラクターを紹介はこちらになる。
ステータス振りを見てもらえばわかるがほぼほぼ平均的にあげており、すべての武器を使い込んでいる。
(陰陽術は最初からあまり期待してなかったw)

クリアまでしたことでわかる仁王の斬新なアクションシステム

それでは、ファーストインプレッションでも書いたようにまずはアクション部分から書いて行きたい。

やはり何と言っても「構え」を切り替え気力ゲージを維持しながらの戦闘というのがなかなかに楽しい。
終盤まで進み戦闘に慣れてくると、残心を挟みながら。
下段で相手の攻撃を上手く躱して連撃をいれてコンボを叩き込む。
そこで相手が怯んだとみれば上段へと構えを移行し気力ゲージを回復させ
攻撃力重視の上段の振り下ろし斬撃にて手痛い攻撃をぶち込む。

なんていうアクションを成立させることもできるようになる。

これまでアクションゲームと言えば、装備する武具によってアクションが替わる。
というのはあったが「上段・中段・下段」という剣術の構えを取り入れて
異なる要素を付与したアクションというのはなかったように思える。

個人的には時代劇好きということもあり
サムライ同士の構えの切り替えによる読み合いなどができて大いに楽しめた。
(読み合いというのは、相手が上段で来るなら、下段の防御の構えで迎え撃ち
切り返しの一閃で勝負を決める。というもの)

構えを切り替えるという方法をしなくても
しっかりと残心さえ決めていれば、敵との戦闘も有利に進められる。
まずは、残心する感覚を肌で覚えたいところ。

ファーストインプレッションで書いた救済処置として、回復アイテムのドロップ率をあげる。
というのを紹介したが他にも「社」にて装備品などを「奉納」することでアイテムを入手する機会がある。
そんな中に回復アイテムもあるので、不要なアイテムを始末していると自然と貯まる。
最終的に私が持っていたのは「30」ほどと、なかなかに多く困ったことがない。
(持っていけるのは8個が限界)

また、仙薬とは別に「神麹」という全回復させるアイテムもあるので
どうしても勝てないボスがいる。という時にはショートカットに入れて望んでおきたい。

「仁王」のアクションにおいて触れておきたいのが「守護霊」
さまざまな人々と出会うことで守護霊を増やしていくことができる。
守護霊をつけることで、ゲージを貯めて「九十九武器」が発動できる。
探索においては大変に役立つ技であり、アクションゲームが苦手という人は多用したい。

守護霊は数は豊富で、それぞれ異なる効果を発動することができる。
また、強力な守護霊となるほど威力を発揮させるためには霊力を必要とするようで
最後の方で仲間とする守護霊の場合、効果を最大限に引き出そうとすると
「25」ほどの霊力を必要とし、上記で紹介した私のステータスでは足りていないので
効果的な運用はできないと言える。

とはいえ、守護霊を使うのも一つのプレイであり、使わないというプレイもできる。
私は使う機会が少なく、ゲージが溜まったままでクリア。ということも少なくなかった。
個人的にはサムライとしてアクションを楽しみたかったという部分があった。

オススメの守護霊としては「朱雀」が大変優秀。
霊力をある程度上げておくと「体力0で九十九武器発動」という特殊効果が利用できる。
これはゲージが溜まっていれば、体力0の時に自動的に発動し終了後は体力1で復帰できる。
正直、この守護霊には何度助けられたことが分からないほどありがたい守護霊であった。
愛用させてもらっている。

アクションゲームと言えば、最後を待ち構えるボス。

序盤は妖怪のボスばかりだったが、話が進むにつれて
戦国乱世を生き抜いてきた武将たちとも刃を交えることができるのは時代劇好きな私には興奮モノ

「本多忠勝」との一騎打ち。なんて、手に汗を握る闘いで大変楽しめた。
(強かったけど……)

そういう意味では、戦う相手は妖怪だけでなく、人との戦闘もしっかりと織り込まれており
それぞれ「妖怪」「人」と異なる戦闘スタイルのため戦闘のバリエーションが豊富で
一辺倒な闘い方にならずそれぞれがスパイスとして上手く機能していたように思える。

仁王のゲーム内ステータスで様々なプレイスタイルも出来る

私のステータスは上記で紹介したように、ほぼほぼ均一に上げて
すべての武器を楽しみたいという傾向が出ている。
でも、中には「やっぱり戦国時代は忍者でしょ」というRPGプレイも楽しむこともでき
様々なプレイを楽しめるように設計されており、何度も楽しめるように設計されている。

ところで、この仁王というゲームには様々なバフ・デバフが存在している。
分かりやすいので言えば「感電」というデバフ。
電撃攻撃を食らったりすると、体が感電し動作遅延などを付与してくる。

こんな風に様々な属性毎にデバフの効果が発動することができる。
「仁王」に登場する属性は、「火」「水」「風」「土」「雷」に分類されるのだが
それぞれに発生するデバフの効果がいまいち分からない属性もある。
水と雷は似たような効果を与えるが、風と土は相手に付与できるがどんな違いがあるのか不明。

正直、仁王に登場するこのバフ・デバフに関しては説明がほぼなく
どのような効果を与えるのか、与えられるのか。わからないところが不満の一つ。

ゲームとしてはフィクションであるため史実とは異なる部分も多く存在する。
が、歴史として登場する武将それぞれについてしっかりと紹介される工夫がされている。
これは海外展開を見込んだ演出ではないかと思う。

しっかりとした紹介してくれるため戦国時代に興味がなかったり
知識がない状態でも登場人物にしっかりとした説明などが追加されるため
問題なく楽しめるようになっている。

正直、残念なところで言うとゲームの終わり方がしっかりとしており
次回作があるかも?という展望がなさそうでなんとも……。

面白い構えと残心というアクションと妖怪と人という異なる敵勢力。
血刀塚によるオンライン要素なども盛り込んでいる。
「デモンズソウル」っぽいと言われるかもしれないが
プレイしてみればまったく異なるゲームであることがわかる。
しっかりとコーエーテクモらしい時代劇アクションゲームとなっていることに気付いてもらえるはず。

「デモンズソウルのパクリでしょ」という理由だけでプレイしないのは
もったいないと言わせて頂きたいゲームといえる。

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