elude丸

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映画「ソードアート・オンライン オーディナル・スケール」TVから抜け出したお祭り

   


2人の関係が深まったようなシーンもあり、TVシリーズを見てから楽しもう

映画の日ということもあって次の映画を観賞させて頂いた。

劇場版ソードアート・オンライン オーディナル・スケール

ソードアート・オンライン オーディナルスケール
©2016 川原 礫/KADOKAWA アスキー・メディアワークス刊/SAO MOVIE Project

ソードアート・オンラインといえばTVシリーズが
2シリーズ展開されており、いずれも人気が高く続編が待ち望まれていた作品。

シリーズ最新作は映画となって展開され、オリジナルストーリーにて描かれていることから
原作にない展開が楽しめるので、原作を知っている人も新しい物語が楽しめる。

私はテレビシリーズからで原作を知らないが
テレビシリーズ中で登場した数多くのキャラクターが登場し
物語の根幹に関わったりしてくるので、お祭り的に全員登場し楽しめた。

今回の映画で物語の根幹を関わるのが「オーグマ」というAR(拡張現実)機能を提供するマシン。
そのマシンで展開するMMORPG「オーディナルスケール」が大きく関わってくる。

去年、ポケモンGOにて話題になった拡張現実という部分に焦点をあてられており
フルダイブからARというのがダウンスケールしたように思えるが
しっかりと作中にて、そうならない。という部分に映画内でテレビの解説者がしっかりと言及しているのは
なかなかにわかっているなと思えた。

物語としては、そんなオーディナルスケール上でキリトの周辺で起こり始める異変に
恋人でもあるアスナが巻き込まれたことによって奮戦する形でストーリーが進んでいく。

劇中では良い形でキリトとアスナの距離感が描かれており
2人の距離感がさらに親密さを増していることがわかるワンシーンなどもあり
2人の関係が気になる方にも見ていただきたいところ。

だが、それだけでなく周辺の女性陣も
まだまだキリトを諦めていない節なども描かれており
一歩引いたハーレム風のグループ関係が何とも面白い。

当然ながら今回も剣戟による戦闘シーンが随所にあり
TVシリーズでも目を見張ったアクションが、さらに映画ということでパワーアップして展開し必見。
個人的にはDVDやBDなどにて今一度見直して楽しみたいところではある。
最終局面のアクションは見どころが満載なのでじっくり楽しみたい。

ソードアート・オンラインらしい近未来SFの技術を活かし
かっこよく活躍するキリトだけでなく、TVシリーズで登場した様々なキャラクターが脇を固める。
お祭り的映画でありながらも、しっかりとした脚本に落とし込んでいるのは
原作者の「川原礎」さんが脚本に名前を連ねているからなのかもしれない。

この先からネタバレが含まれますので、見に行こうと考えている皆さんは
このアタリで引き上げていただくことをオススメさせて頂きます。
観賞後に興味があれば読んで頂ければと思います。

お祭り的映画だからキャラクター総登場さたかったからの展開か?

ここからはネタバレする。ので、十分理解した上で読み進めて欲しい。

映画の根幹でもある「オーディナルスケール」というARゲームだが
爆発的に人気にするため面白い試みをビジネスモデルとして組み込んでいる。
それはランキング戦によってクーポン券を貰えるというビジネスに紐付けているところ。

「オーディナルスケール」ではポイントによってランキングが決まり
ランキングによって協賛企業から様々なクーポンを得られる。という設定がされている。
映画内でもクーポン券の紹介に「ローソン」という現実企業が出てきたりとうまく取り込んでいる。
そういう意味でも爆発的人気を得ている理由付けもうまくできている。

また、「オーディナルスケール」に関して映画序盤ではキリトはあまり興味を示していない。
その理由として「フルダイブと違い、リアルでは動きづらい」という意味合いの言葉を漏らしている。
これはテレビシリーズで直葉との稽古シーンで似たような展開がされており
反応速度の速さにリアルの体が追いつかないことに苛立ちのようなモノを感じているのだろう。

そういう意味では、最初やる気でなかったキリトがアスナのために本気になって攻略に挑む。
というストーリー展開を実現させるためにARという機能を使っているように思える。
キリトの苦手な部分を活かし、奮戦するという部分を描くため。だったのかもしれない。

今回登場するAR機能がある「オーグマ」には記憶スキャンできる機能が搭載されており
それによってアスナは記憶障害を起こし、ソードアート・オンラインでの記憶を思い出せなくなる。
その状況について同じように襲われたクラインも同じ症状を発症するが
「忘れてしまうコトの是非」についてキリトを困惑させる。

辛い記憶が多いソードアート・オンラインでの出来事は忘れてしまった方が幸せなのか?

そんな戸惑いを持ったキリトに対して、映画では斜め上の解答を用意し決着させている。
集団に対して記憶スキャンを行うことから、その症状は未知数で、脳障害を起こす場合もある。
というもの、そうなっては人命救助として助けなければならない。
つまり、記憶を消すことの是非に関しては棚上げすることで展開する。
これは今後の問題提起なのか、これが今後の展開に関わってくるのか店…。
原作を知らない私にはこの先はわからないが、何とも気になる展開と言わざるを得ない。

しかし、最終局面のアイドルのステージに関しては、まさかアインクラッド100層のボスになるとは……。
個人的な展開予想としては、ステージ上でキリト達がアイドルの歌をバックに押し寄せるボスたちに奮戦する。
という展開を想像していたのだが……。
まさか、「オーグマ」に「フルダイブ機能」が盛り込まれており
フルダイブによって「アインクラッド100層」のボスとの戦闘するとは……。

まあ、先に紹介した「お祭り」的な映画という部分も強く
登場したキャラクターに対してTVシリーズ視聴者へと向けた見せ場を
という、思いがあってなのか総登場という形で展開させたかったのかもしれない。

どうも、ココらへんは最後まで悶着があって今の展開に落ち着いた。
という雰囲気を感じなくもない。……それを知っているのは中の人だけだろうが。どうだろうか?

キリトとアスナの2人の関係がさらに親密さを増していることを匂わすシーンも?

さて、キリトとアスナの関係だがTVシリーズからさらに深く進展していたようでファンとしたは嬉しい。
関係を良く表しているシーンがアスナの部屋へとキリトがやってきたシーン。

キリトがアスナの日記を読んでしまったことで
アスナを愛おしく感じ抱きついたまま、ベットへと押し倒している。
……こうやってテキストで説明するとその後「濡れ場」のように見えるが映画ではそんなことはなかった。
薄い本向けには、そういう展開もありそうだがw

しかし、抱きつきベットへと押し倒した後の
アスナの慌てぶりなどを鑑みた時、大人な私には「はっはぁ~ん」と思ってしまった訳ですよ。
こうやってキャラクターの状況が進歩することに良いなーと思ってしまうw

あと、なにげにキリトの私服に「色」が増えていることに気付いた人はいるだろうか?
テレビシリーズはほぼほぼ黒一色の服装ばかりを来ていたが
どうにもアスナとの影響からか、黒以外にも色で遊ぶようになっていたw

さて、映画で不満部分も少ないが触れておく。
というのも、映画でSNSやメールなどの文章表現が何度か登場する。
が、やはり映画という部分もあり正直テキスト部分が読みづらい。
私の視力的な問題もあるだろうが、重要なやり取りをしているような雰囲気はなかったので
映画のストーリー部分で理解が追いつかない、ということもなかったのだが……。
DVDやBDなどにて見返したい部分でもある。

また、先に紹介したように「お祭り」的な部分があるため
どうしてもテレビシリーズを視聴した人向けに作られている。
そういう意味では映画を見に行くまえにTVシリーズはしっかりと予習しておきたい。
今ならNetflixで配信されているので、考えてみては如何だろうかw

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