elude丸

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「けものフレンズ」のヒットの理由は「アンパンマン」と同じなのかも?

      2017/08/21


「すごーい」「おもしろーい」に隠されている対象年齢の話

オタキングこと「岡田斗司夫」さんが
けものフレンズ」をあまりにも勧められたことから見たけど
「見る価値無し」と判断したことがwebニュースで報じられています。

岡田斗司夫氏が「けものフレンズ」を鑑賞「面白くなかった」

正直なところ、気持ちは分からなくもない
というのが、個人的で素直な感想だったと書いてしまうと

お前も「けものフレンズ」否定派か!?

と、要らぬ角が立ってしまうので少々落ち着いて読み進めて欲しい。
私も、第一話を見た時に「これはアカン」と判断を下したユーザーでありました。
が、今現在は視聴させて頂いています
どうしてそう変わることができたのか。というのも周囲のオタク情報が大いに盛り上がっている話を聴くことになり
それならば、という一念発起によって再度見始めたことがキッカケで
今現在も視聴をさせて頂いている所以になります。

正直な話、どうして「けものフレンズ」がここまで話題を掻っ攫っているのか
なかなかにしっくり来る考察できずに、もどかしい状況が続いています。
とは言え、思考実験としては面白いので、さらに追求して考察を広げてみたいと思います。

アニメが話題を集める要素3つを「けものフレンズ」に当てはまっている?

ここで、一般的なアニメが話題を集めている状況を考えると

  • キャラクターが可愛い
  • アニメーションが類を見ない
  • 奥深いストーリー、引き込まれる内容

などが一般的に上げられるのではないでしょうか。
では、それぞれを「けものフレンズ」に当てはめて見ていくとどうでしょうか。

「登場するキャラクターが可愛い」というのは可愛いのは可愛いが
可愛いキャラクターというのは他のアニメにも唸るほどいる訳です。

「アニメーションが類を見ない」という判断だが、アニメーションに関しては、少々拙いと言わざるを得ません。
小規模でアニメーションを作っているというのも頷けるレベルです。
第一話で「サーバルちゃん」がサバンナを駆けまわるアニメーションがあったが
これもなかなかに酷かったという印象が私にはあり、私が見なくなった理由の一つでもあります。

「奥深いストーリー」についてだが
言語中枢が抜け小学生で学ぶ「主語」+「述語」+「修飾語」などが欠落した状態で物語が展開。
これも私が見なくなった理由の一つと言わざるを得ません。
その後、ツイッターなどにて元が獣だからヒューマンになっても拙いんだよ
という補填情報をもらって「仕方ないのか」という着地地点を見たことで落ち着いていますが
奥深いとは言えない状況です。

もしかして物語の展開が悪かったから私にヒットしなかった?

これらを鑑みた時、どうしても第一話の段階でこの「けものフレンズ」が話題を集めるアニメである。
と判断することの難しさが私が見なくなった理由の一つです。
しかし、今現在は多くのツイートがされるほど話題を集め視聴者が増やす可能性を見せています。

と、考えた時、私の琴線に触れなかったことの問題点は
第一話の物語の展開の悪さ。というのが疑わしくなってきます。
物語を継続的に第二話、第三話と視聴してもらうためには
ストーリーの謎や引き揉ませるための展開。気になるキャラクターなどが必要になります。
つまり、一週間という期間を開けても興味関心を惹きつけるための魅力が必須です。

そこで、「けものフレンズ」の展開へと目を向けたいと思います。
「カバンちゃん」という記憶をなくしてしまった登場人物を見てみます。
自分がなんのフレンズなのか分からず、図書館へと聞きに行くという冒険が始めるわけですが
視聴者には明らかに「ヒト」でしかありません。と早々に推察できてしまいます。
これでは、謎もなんにも残りません。
謎がない以上、その後見続けてもらえる興味関心を継続させることは難しいと言わざるをえません。

もしもこの後で「サル」でした、というどんでん返しがあったとしても
継続的に視聴してもらえなければ何の意味も持たない。

もし、ヒト種でないのならば、そうそうに「サーバルちゃん」にて「ヒト種じゃないの?」
という前フリを活かしたうえで「でも、ちょっと違うよね?」という風に
謎を残すなどの演出が欲しかった。これで視聴者には「え?ヒトじゃないの?じゃあなんだろう」
という興味関心が生まれ、その後の継続視聴へとつながる可能性も残せたのではないだろうか?

「けものフレンズ」はもしかすると「アンパンマン」なのかも?

しかし、「けものフレンズ」というアニメはそもそも。
他の深夜アニメと同じ枠として考えて良い物なのだろうか?という疑問がある。

というのも、この「けものフレンズ」子どもでも楽しめるように作られている節がある。
例えば、アイキャッチ時に入る登場する動物達の紹介は
実際の動物園の飼育員さんにインタビューした録音内容を流すという演出を行っており
わかりやすい解説が添えられている。

その時の説明文はひらがな表記されていることから
小さいお子さんでも読めるように気を使っているように伺える。

そう考えた時、複雑なストーリーの謎や興味関心を引くという考え自体が必要ないように思えてくる。
一話完結で世界観や雰囲気を楽しむというアニメ展開も十分ありえる。
例えば「アンパンマン」が良い例として挙げられる。

アンパンマンで「次週ついにバイキンマンの科学力の謎が明らかに!?」
なんていうキャッチな展開なんて、まったく必要ない。
いつものように、バイキンマンたちが悪さをし、それをアンパンマンがお仕置きする。
そんな展開で子どもたちはいつでも楽しく見続けることができる。

つまるところ、深夜に放送するアニメでありながら
対象視聴者が全く異なっているのが私の琴線に触れなかった大きな要因となっているのではないだろうか?

そう考えると、カバンちゃんが「ヒト」種であるにも関わらず、「ヒト」種であることを触れず。
謎を引っ張っているのも、子供向けで「私達、ヒトってなんだろう?」という
大きな謎かけが含まれているのではないだろうか?

企画にも参画し、キャラクター原案をしている「吉崎観音」さんは「ケロロ軍曹」で有名だが。
たまに、こういう子どものことを考えたシナリオを作られることも少なくない。
今回の企画としても、対象年齢としてはお子様向けという部分が強かったのかもしれない。

そう考えた時、大人になってまで「アンパンマン」を見て
「おお!今日も新しい顔が綺麗に収まった!勇気100倍だ」なんて興奮しないのと同じで
「けものフレンズ」に対しても、センサーが反応しなかった。という部分が影響し私は興味をもって
観賞することができなかったのかもしれない。

やっぱり「けものフレンズ」はアンパンマンに近い子供向け!

2017年の夏に、子供向けとするために
朝の早い時間に「けものフレンズ」の再放送を行っているようです。

「けもフレ」、夏休みで再放送 子供たちにも人気

このヒットを考えてみるとやはり「けものフレンズ」という作品は
放送枠があまりにも間違っていたという結果に落ち着きます。

深夜枠に放送するのではなく
今回の夏向けに再放送のように、早朝に流すや
夕方に流すなどの方向が望ましいと言えます。

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