elude丸

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「Nintendo Switch」がPS4を追い抜くためにはマルチプラットフォームタイトルを配信すること

      2017/05/09


「Nintendo Switch」はテレビを持たない若者世代へと向けたゲーム機

大変興味深い、面白い記事を読ませて頂いた。

【図解】PS4を駆逐する任天堂スイッチ魔法の戦略

Nintendo Switch」が「PS4」の牙城を崩すというもの。
私個人の意見を言わせて頂ければ、正直可能性としては十二分にあると考えています。
だが、現状で可能性とトドメている理由も存在することを紹介したいと思います。

私は「Nintendo Switch」の設計コンセプトには
若者世代を取り入れるためにディスプレイを内蔵させる形にした。という企画意図があると考えています。

Nintendo Switch

というのも、若者世代が自宅にテレビが無いという生活環境にいることが少なからず存在するという統計が報告されています。

10代後半の46%がテレビをほぼ見ていないことが判明。全年代でもテレビCM非接触層は37.4%に【CA調べ】

少し古いデータではありますが、テレビを持たない20代が「15%」ほどいる訳です。
そういう意味では今後もさらにテレビを持たない傾向が増えてくる可能性は否めません。
というのも、テレビを見ていないユーザーが独り立ちし実家を離れたとして
テレビ購入を割高と考え、購入を控える可能性も生まれてくるからです。

そういう10代が増えていると考えると、PS4の問題点が浮き彫りになってきます。
それが「ゲーム本体」+「テレビ機器」という、揃えるものの多さです。

テレビという出力媒体を必要とする「PS4」、必要としない「Nintendo Switch」

対して「Nintendo Switch」はゲーム機本体にディスプレイがあるため
取り敢えず遊びを経験したいというユーザーにはテレビを揃える必要性を強要しません

対して「PS4」はテレビがあることが前提となっているため
どうしてもテレビを揃える必要性が生まれ、本体プラスαの出費を求められます。
これは若者世代へのハードルが高くなっている事実を否めません。

そういう意味で「Nintendo Switch」のディスプレイを内蔵した企画コンセプトには
「若者世代を標的にした意味合い」があると考えている訳です。

とはいえ、現状のままで「Nintendo Switch」が成功するのは難しいと考えます。
言うまでもありませんが、WiiUの失敗がありソフトが揃えられない懸念があるからです。
そこの部分が「可能性にとどめている」所以でもあります。
現状でローンチタイトルの少なさは、やはりゲーム開発会社もWiiUの黒歴史があったことから
二の足を踏んでいるのは言うまでもありません。
打開する方法は少なく、一重に「Nintendo Switch」の売上を向上させる以外にありません。

「Nintendo Switch」を売るにはマルチプラットフォームに参入

では、どうやってソフトを揃え、「Nintendo Switch」を売っていくのか?
それは「PS4」と同じコンテンツを販売することです。
つまりマルチプラットフォームタイトルとして「Nintendo Switch」も参戦することだと私は睨んでいます。

というのも若者世代へとPS4以上にリーチできる「Nintendo Switch」の利点を活かすために
PS4販売のソフトをマルチプラットフォームタイトルとして
「Nintendo Switch」でも販売するようにゲーム開発会社へと積極的に売り込んでいくのです。
あとは購買層の広さから自然と販売実績が集まり、PS4を駆逐することができることでしょう。

マルチプラットフォームタイトルで言われがちの「画像・画質」に関してだが
そもそも、「Nintendo Switch」をテレビに接続せずに遊ぶような若者世代には
「画像・画質」の問題は二の次でしかありません。

とはいえ、マルチプラットフォームに参画することの難しさは残されています。
現状では出たばかりのハードということもあり
マルチプラットフォーム向けのAPIも開発できていない上に
マルチ化するための技術やスキルも備わっていません。

「Nintendo Switch」向けの個別設計となると、コストが見合わない可能性がまだ高く。
開発企業としても乗り気にはなりづらい状況です。
そういう意味では任天堂自身がマルチプラットフォーム向けの開発環境を作り上げ
APIを公開することで、取り込みに関して積極的に関与するべきだと私は考えています。

今回紹介した記事は、数値のマジックであったり、グラフの妙と言えるもので
あれがそのまま実現するとは思えませんが、それでも近い将来。
大いに可能性としては十分にあると言わざるを得ないのも事実。ゲーム好きとしては注視したい内容です。

最後になりますが私のメインは「PS4」。多くのゲームをプレイさせてもらっています。
だが、今後の市場は若者世代が作っていくもので、若者世代に受け入れてもらえるために
今現在の「テレビ機器」という描画装置が「枷」になりつつあるのではないでしょうか。

そう考えるとソニーが「PS VR」へと手を伸ばしたのも
テレビ機器という描画装置の変革を考え、テレビに縛られない新しい描画装置として
期待しているのかもしれない。

 - PS4, Switch, ゲーム