elude丸

日々の思い描くことをツラツラと綴るブログ

*

ネット広告業界が「ホワイトリスト」を模索するがその後の「プラスα」が気になる

      2018/04/07


ほの暗い広告の裏側を感じさせる状況とホワイトリストの兼ね合い

なかなかに痛い記事を読ませて頂いたので紹介したいと思います。
とはいえ、「痛い記事」と言っても黒歴史を暴露しているような「痛い」ではなく
ネット広告に関わっている私にとって分かっていたが見ないようにしていた仄暗い世界を暴くことに
鈍い痛み、鈍痛を感じてしまう「痛い記事」になります。

ネット広告の「詐欺」がなくならない根本理由

ネット広告というのは記載されている記事でもあるように
正直、ほの暗く奥底が見えない「ダーククラウド(黒霧)の世界」と言えます。
関わっているからこそ分かる部分も少なくない。

ネット広告には様々な種類があるのは書かれている通り。
クリック課金される広告は当然ながら、今現在はインプレッション課金というのも少なくありません。

インプレッション課金というのはその名の通り、表示されただけで課金されます。
そのため、表示も「1000回=課金」という形でまとめ売のようにして販売されています。

課金したことで「1000回」の広告表示は保証する。というものではあるのですが
しかし、その「1000回」分の広告表示も同じサイトではなく
登録されている配信先で自動的に表示できる枠に自動的に展開されるもので
どんなところに出されるのかは正直ほぼほぼ判断することはできません。

それ自体が問題という訳ではないのです。
多くの広告コストがあり、多くの人に知ってもらう必要がある商材は
そういう配信方法でヤタラメッタラに配信を続けることで
ユーザーに効果的に印象に残すこともできます。

しかし、その「1000回」分の広告表示が実際に表示されていて
お客様の目に止まっているのか、お客様がパソコンやスマホで見ている
画面表示領域内に出力されているのか、は疑わしい訳です。

ましてやネット上には「bot」というものも巡回する形でサイトを閲覧してきます。
それらの巡回時にも「1000回」分の1回が消費されている。
また、記事内で紹介されているように誰も見ないような
そして商材の対象とは異なるようなサイトに配信されて無駄に消化してしまう。

そんなほの暗さを感じずにはいられません。
そのほの暗さに対する対抗策として記事内では次のように書いています。

悪質なサイトのブラックリストを作るのではなく、良質なメディアのホワイトリストを作る考え方へ転換するべきというものだ。

ホワイトリストを作ることに関しては「なるほど」と頷けます。
ネット広告の配信グループは幾つも存在します。世界規模で行われているものもあれば
日本だけのようなグループももしかするとあるのかもしれません。
そんな配信グループに紐づく様々な形で、世界各国、そして日本全国の
広告代理店が広告配信を行っているわけです。

つまり、それらすべてを精査することができないから。という理由なのでしょう。

特別な「ホワイトリスト」がやがて「プラスα」にならないか心配

個人的には広告の仕事を受ける「広告代理店」側が
しっかりとポリシーをもって確認して、配信できるもの、出来ないもの。
を確認することができれば良いのですが……。

そういう部分が判断できないからこそ
「ブラックリスト」ではなく「ホワイトリスト」という考え方なのでしょう。

なんとも、広告グループ内を信頼出来ない。
いや、あまりにも肥大化しすぎたことで、信頼すらできない状況。
というのを露呈しているようで、なんとも……。

とはいえ、ネットというのは「海」と言われるように広大なものであり
それらをカバーして世界にまたがる広告を配信し続けるためには
必要不可欠な状況ではあるのでしょう。

ですが、そういう煩雑な状況だからこそ
「ホワイトリスト」というものが必要になってくるのかもしれません。

必要なことのように思えるのではありますが……。
高級志向や高品質志向と同じように「プレミアム」という言葉に「お金」を必要とするような
流れが見え隠れするのは私だけでしょうか。

どういう意味かというと、簡単なことです。
ホワイトリスト入りしている広告代理店は
それだけ信頼性や信ぴょう性を勝ち取る分けで
価格帯として「プラスα」できる余裕が生まれます。
付加価値という「名も無きプラスα」です。
誠実な形で広告配信をするのが当たり前なのに、「名も無きプラスα」にて付加価値を求めてくるのです。

結果として広告費に還元してくる可能性も少なくはないでしょう。
広告を出稿する側としては、正直な話、簡単には受け入れたくない問題です。

広告代理店側でしっかりとポリシーを持って出せる広告、出せない広告を選別すれば良く。
自浄することができていないことから起きている問題といえます。
もしも、「プラスα」という状況があった場合には
さらに広告業界の「仄暗い闇」を見ているように思わずにはいられないのです。

 - SEM