elude丸

日々の思い描くことをツラツラと綴るブログ

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VR元年から明け、映画のIMAXがVRに興味を示している。が、心配ごとも

   


IMAXがVRに興味を示しているようだが不安も少なくない

「IMAX」という言葉は映画に興味がない人でも聞いたり見たことがあるのではないだろうか?
郊外などにある巨大ショッピングモールに行くと
必然的にシネコンがあり、それと同じように大々的に「IMAX」の名前が大きく看板として
掲げられていることもすくなくはなく、見たことがあるだろう。

IMAXというのはこれまでの映画とは異なるシステムにて
より没入感を体感できる映像を提供するために生み出されたもので
日本でもいくつかの場所で「IMAX」形式での上映を楽しむことができます。

そんなIMAXが現在注力しているのが「VR」と紹介しているのが今回取り上げる記事になります。

体験型のVRシアターで映画の楽しみ方は変わるか──“覇権”を狙うIMAXが仕掛ける大勝負

なかなかに興味深い内容でVRの今後に関わるかもしれないので興味があれば読んで欲しい。
どういう試みを考えているのか記事の一文を引用させて頂く。

観客は新作のスター・ウォーズを(もちろんIMAXで)観たあとで、追加料金を払ってからVRヘッドセットを使って映画の世界へ入っていく。

「『スター・ウォーズ』を観に行く人たちは、ミレニアム・ファルコンに乗りたいと思っているんだ。あるいは、『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』を観て、ブルジュ・ハリファによじ登りたいと思っているんだ」。ゲルフォンドは、映画をただ観るだけでは満足できない熱心なファンたちのことを考えているのだ。

つまり、映画を見たあとの観客に対して、追加料金を払うことで
映画の中へと没入し、映画の場面の体験をVRをつかって味わうことができる。
という、システムを考えているのです。

これはなかなかに興味深いです。
これまではVRだけで完結するものばかりのゲームやVRコンテンツなど。
ですが、映画を見ることで、映画内の体験をVRを使って、一人称視点にて楽しむことができるわけです。

記事内でこんな一文があります。

素晴らしいアクション映画や出来のいいスリラー作品を見たあと、実際に猛スピードでクルマを運転し、殴り合いの 喧嘩をしたくなるときがあるだろう?
VR体験は、その合法的な解決策だ。

これには私などは納得する部分も少なくない。
幼少の頃に視聴したジャッキー・チェンの「蛇拳」「酔拳」などは
視聴したあとは自分もできるように錯覚して
見よう見まねで荒々しく拳を振り回したたものです。

少なくとも視聴した映画の興奮した場面を今一度、一人称視点で楽しめる。
とあってはなかなかに興味を惹かれるものです。

とはいえ、いろいろとハードルは少なくないでしょう。

VRが抱える問題点「一人称」という部分をどうやって回避するのか?

VRの利用は「一人称」でしかありません。
つまり、親子連れ、カップル、友達。などの複数人で映画鑑賞をした場合
利用機会が大きく損なう可能性が大きくなるのは間違いありません。
なぜなら、一人がVRを楽しんでいる間、他は足止めを余儀なくされるわけです。
台数が足りない場合には、同時にできないという問題もでてきます。

一人で映画を見るというのは、よほど時間があるご老人。
もしくは映画好きな人たちというもので、本当にそこまで利用者が出て来るのか。
疑問を感じる部分も少なくない。

他にも映画を見たあとでVRで楽しむというがそこにもハードルがあります。
視聴した後ということは、その後の展開を知っているわけです。
確かに新しい体感はできるでしょうが、物語性がほぼほぼ無いわけで
よほどのシーンや、それ専用の展開などを選べないと厳しいのではないでしょうか。

とはいえ、VRを使った映画の一人称視点での体験。というのは興味深いのは間違いありません。

まだまだVR機器は高額で、世間一般へと広まっている訳ではない現状を考えると
記事内でも「アーリーアダプター」という言葉があるように
まだまだメジャーな光を浴びていない分野ではあります。
(「VR」という言葉だけが先行している印象です)

ですが、こういう「アーリーアダプター」において
人の目に触れるというのは、機会形成には発展の可能性を秘めています。
どのような形であれ、人に見てもらい、利用されることで認知が広がっていくわけですから。

今回のことで言うと気になることもあります。
「3Dテレビ」をある意味で推し進めたのも「映画産業」だという認識を私は持っています。
「IMAX」が3Dのコンテンツを提供していたことを考えると……。

 - ヨモヤマ, 映画