elude丸

日々の思い描くことをツラツラと綴るブログ

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関西のアキバ「日本橋」でんでんタウンの今って…

   


昨日、久しぶりの休みってことで
これまた久しぶりの日本橋へと行ってきました。

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そこで見たのが上の写真。
道路沿いに店員さんがいて、道路の向こう側へと向けてプラカード広告を見せています。
その店員さんというのが近くの「ソフマップ日本橋店

もともとこの周辺にはソフマップが2店舗ありました。
この店舗と道を挟んだ向かい側に中古パーツなどを扱う店舗です。
で、その中古パーツを扱っていた店舗を閉鎖し、日本橋店として合併したそうです。
そこには日本橋の実像がいろいろとあるんだなー、とちょっと推察。

日本橋の実情ってどういうこと?

日本橋というと、昔は「PCパーツ」や「電子パーツ」「アニメ」や「ゲーム」など
いわゆる「オタク」と呼ばれる人たちが集まってくる雑多な電子街でした。
しかし、5年もしくは10年前ぐらいか? その辺りから少しつ街が変わり始めたようです。
その兆しが出始めたのがオタク系のショップが南から北へと店舗を移し始めたことです。

北、南と言われてもなかなかわからないでしょうから
ここで簡単な大阪の地理の紹介を。
ということで、我らが「GoogleMAP」先生のお力を借りたいと思います。

チェックしてるの駅の近くにある「なんばCity」
ここから北に地下鉄御堂筋線の「なんば駅」があります。
ここから南(南東ぐらい)に日本橋があるかと思います。

そんじゃ、そのなんば駅ってどれだけの需要があるのか?
平成23年のデータで一日の乗降客数は「163,480人」ほど(元データ:地下鉄・ニュートラム交通調査の結果
ちなみに関東で同じぐらいの乗降客数は? というと立川となるそうです。
(元データ:JR東日本 各駅の乗車人数

つまり、なんば駅周辺にはそれだけの需要となる母体数があるわけです。
なので、北へと店舗が移っていくのも顧客を求める行為として当然なんですよね。

しかし、結果。多くの店舗が北側で客をつかむようになり
今まで南側まで回ってきてくれた客がいなくなるわけです。
当然ですよね、なんば駅周辺で買い物できたら、わざわざ南まで歩いて来る必要がありません。
結果、南側の多くの店舗が店を閉めることになります。

じゃあ、日本橋の南側は寂れてるんじゃないの?

一時期は寂れてしまい、多くの店舗がシャッターをおろしていました。
中には店舗自体を潰してマンションにしてしまっているところもあります。
この時からオタクの街、電子街としての見映えが変わり始めたのかもしれません。

ですが、そこに別の形の観光客が来るようになったのです。
それは何かというとここ最近でニュースにも取り上げられるようになった
中国人観光客の群れです。いわゆる「爆買い」というやつですね。
そうなった理由として「日本観光公社」という店舗に関係があります。

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これが日本観光公社の前。もう、いくつも大型バスが乗り付けて
外国人観光客が降りてきます。中国人観光客か韓国人観光客でしょう。
店の前に待っている人たちが見れると思いますが
たぶん、入場待ちだと思います。あまりにも観光客の数が多いので
店内への入場者数をスケジュール管理しているように見えました。
一気に客が来ることから、買い物が終わった客は一気に大型バスで次の観光地へと出ていきます。

よかった、それじゃ日本橋の南側も寂れてないじゃない

って思うじゃないですか……。いえいえ、そんなことありません。
上でも日本観光公社の顛末を書いていますが
大型バスで来た観光客は、また大型バスに乗って次の観光地へと向かうので
正直、あの周辺でお金を落としてもらっているのは100メートル圏内ぐらいでしょう
というのも、買い物時間には時限があり、周辺を回るだけの時間がありません。

それで、最初に紹介したソフマップのプラカード広告です。
「日本観光公社」の道を挟んだ斜め向かい側にソフマップがあります。
そして、観光客を取り入れるために1階には免税店を設けていました。
店舗の改装、プラカードで客を呼びこむ、並々ならぬ努力という訳です。

つまり、こちらのソフマップ日本橋店では「観光客」を新しい客層として取り入れた訳です。
今まで相手にしていたオタク達は、南から北へと動いてしまったため
仕方のない選択だったのでしょう。それに新しい客層の発掘というのは商売の基本。
……とは言え、個人的には何度も利用していた店舗であり
正直、残念な気持ちです。

ニュースなどでは「爆買い」などを聞いていましたが
実際に店舗を改装し、売り場を設けるほど観光客が来ているんだな。と改めて確認できました。

しかし、その観光客。本当にこの後も続くのか……。
私個人としては続かないのでは、という懸念があります。

 - ヨモヤマ