elude丸

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映画「ヒックとドラゴン2」迷いながらも青年は自分の中に答えを見付ける

      2015/09/16


PSStoreのVODにて映画「ヒックとドラゴン2」を鑑賞

hikku_doragon2

夏も本番を迎えまして、夏の暑さが本当に嫌な感じでじゃれて来るようになりました。
ということで、本日はクーラーの効いた室内で
映画鑑賞を楽しもうと、PlayStation®StoreにてVODを利用して
ヒックとドラゴン2」(原題: How to Train Your Dragon 2)を鑑賞しました。

ここは人間とドラゴンが共存する平和なバーク島――
ドラゴンレースが賑やかに開催されているが、レースに参加しないヒックはドラゴンのトゥースに乗って空中散歩を楽しみながらまだ地図に載っていない場所を探検に行く。
遠くに見慣れない島を見つけ近づいてみると、そこには見たこともないような超巨大ドラゴンを操るドラゴをリーダーとする悪の一味がいてバーク島を狙っていたのだった。
島の仲間とドラゴンたちを守るためヒックは父親のストイックに平和的な解決ができないかと相談するのだが……。

これが公式サイトのストーリー解説。
うん、大きくはそれであってるけど……。と、見た後には言いたくなるもの。

「ヒックとドラゴン2」私が見て気になるところだけ紹介

簡単に、そしてあまり重要なところは書かないように補填をさせていただくと。

ヒックはドラゴンと共存するという大きな功績(これは「ヒックとドラゴン」の話)から
現、村の長である父親から、次期、村の長となるように話をされる。
しかし、まだまだヒックには自分に対して、大きな自信がなく。
長となるように言われても、すんなりと受けることができなかった。
そんなモヤモヤとしている自分の気持ちを何とか晴らすためにトゥースと共に空中散歩へと出かけた。

そんな空中散歩に恋人であるアスティがやってくる。
と、ここで自分の思いを吐露するのだが、そこでヒックが自分の父親と比べたり
自分の中に、自分らしいことがない。と吐露する瞬間がある。
それを聞いたアスティは「答えは自分の中にある」と答えるのだが
結局、ヒックには届かなかった。

そんなところにドラゴが率いるというドラゴン軍団の話を聞くことになり
なんとかドラゴンを奪うようなことをしないように説得しようとヒックが不器用なりに奔走する。
そんな時、父親であるストイックが、なんとか村へと帰るようにとヒックを説得する。

なぜなら父親は過去にドラゴという人物とあっており、その危険な思想を知っていたのだ。
そう、ドラゴという人物には話が通じないということを身を持って知っていたのだ。

しかし、ヒックはそれを受け入れることなく
父親に言われようとも、なんとかして説得してみると自分の我を押し通すのだ。

この時の画面内にアスティが写っているのだが、この時の表情は注目して見て欲しい。
我を通して、父親に意見するヒックに対して、なんとも言えない表情を向けているのだ。
その表情が物語るのは「ほら、貴方のうちにも熱い思いがあるじゃない」というものだ。

ヒックは自分のことが自分でわからず。自分という人間がどういう人物なのか掴めていない。
そんなフワフワした人物が周囲を率いる地位について良いのか?と
大いに悩んでいたが、それは彼自身がわかっていないだけで
恋人として彼を見ていたアスティには、しっかりとわかっていたのだ。

ヒックは何かあった時に、すぐに武力や闘争にて短絡的に結果を求めるのではなく
相手のことを知り、相手と相対して話をして物事を決めたい。と我を通すほどに自分を持っていた。
確かにこれは父親のストイックとは異なる方針かもしれない。
しかし、先のドラゴンと共存する道を見出したように
父親とは違う、別の新しい道を見つける可能性もあるのだ。それもまた、新たな一つの道である。

そして、それを恋人であるアスティは知っていながらも
彼自身がそれに気づけるように、優しく見守っていた。
こういう、細やかな演出に嬉しくなる。

「ヒックとドラゴン2」のCGアニメについて

ここ数年のCG技術の進歩には本当に驚かされる。
上記で示したように、CGアニメキャラですら、表情から
どんなことを言いたいのかが、大いに伝わる時代になったのだ。

昔はただの操り人形の延長線上にいるようなアニメでしかなかったが
近年は本当に見ていて違和感もなく、感情移入することができる。

あと、質感の表現が本当にすごいと最初に思った。
特にナイト・フューリーと恐れられていたトゥースの質感には驚かされた。
艶々に輝く黒いその体皮は鞣した黒革のようでもありラバー製品のようでもある。
しなやかに輝きを放ち、艶やかに光沢を放っているのだ。
触ったこともないのに、なぜだか乗り心地や触った感じの質感まで想像できてしまう。

そんなトゥースは、今作も大いに表情豊かで仕草が大いに愛らしい。
以前、制作秘話などでトゥースの行動や動作には猫をモチーフにした。と聞いた気がするが
まさに、そんな猫の印象が大いに当てはまる。
ところどころで、ほかドラゴンとじゃれ合うシーンが、ヒックたちが話している裏で行われるが
それもじっくりと見たくなるほど、すでに胸を鷲掴みされているw

本作「ヒックとドラゴン2」はゴールデングローブ賞「アニメ作品賞」を受賞し
アカデミー賞にノミネートした作品。

どうして日本で劇場未公開なのか、少々気になる作品。
たぶんだが、「ヒックとドラゴン」「ヒックとドラゴン2」の間にTVシリーズがあり
そのシリーズが日本では放送されなかったことから
興行収入としても、それほど見込めない。と判断されたからなのだろう。

実際、私はTVシリーズを見たわけではないが、それほど気にはなからなかった。
「ヒックとドラゴン」から「ヒックとドラゴン2」までの間に、8年という期間が開いている。
いろいろと成長していると共に、父親であるストイックまで
竜に乗っていたとしても、驚きはしなかったw

さて、個人的な感想を最後に書くと、「ヒックとドラゴン」も視聴しており、正直楽しめた作品と言える。
少年だったヒックが青年となり。次の未来、大きな重圧に対して立ち向かうこと。
そして、家族の再生まで。いろいろなストーリーが混在する作品ながら
あまり気にすることなく、まとまっているように思う。

とは言え、ナンバリングタイトル。過去作の「ヒックとドラゴン」を見ていることが前提。
これを見ずにはすべてを理解することもできない。

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