elude丸

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「うんこ」の漢字ドリルが大ヒット。マーケティング的に攻めた凄さ

      2017/05/15


「うんこ」というキーワードを使ったマーケティングの勝利

大変興味深い記事を読ませて頂いた。
古い記事ではあるのだが、まだまだ間に合うということで紹介したいと思います。

「うんこかん字ドリル」は思い入れとマーケティングが生み出した傑作

小学生低学年向けの漢字ドリルに関して
「うんこ」というキーワードを使って作成された漢字ドリルを
紹介している記事になります。

ですが、正直、この商品タイトルを聞いた時、この記事で紹介している方と同じように
私も「マーケティングとして最強じゃないか!」と興奮してしまったことを伝えておきたい。
そして、同時に「攻めたな!」と感心し、その度胸に驚愕しておりました。

「うんこ」というキーワードが持つ魔力

小学生となり、さまざまな言葉を覚えるとともに
友達関係が広がったり、さまざまなイザコザなども生まれてきます。
そんなコミュニケーションが広がった中で
小学生に「盛り上がるキーワードはなに?」と尋ねるとして
間違いなく三本の指に入るのが「うんこ」ではないでしょうか。

そういう意味では低学年の子ども達に
興味関心を継続させながら勉強を行ったもらうためにも
「うんこ」というキーワードには無限の可能性があると言えます。

子どもたちが「うんこ」という言葉を好きになるのは
多分ですが大人たちが執拗に、その言葉に反応し
言わせないようにすることでカマッてもらっているという
幸福感を感じているのかもしれません。
まあ、児童心理に詳しい分けではありませんが。

しかし、本当に攻めたなと思うのは
買い与える側の親が「うんこ」という下品な言葉を使って
勉強することに是と考えてくれるのかどうか。という不安が残る部分です。

確かに対象である低学年の子供たちには目を引くものではありますが
同時に、買い与える。お金を握っている親御さんからすると
なかなかに与えていいものか悩むドリルだと言えます。

ですが、そんな親御さんに向けては
しっかりと解説を行うことで、どういう意図で
「うんこ」というキーワードを使ってドリルを作ったのか紹介しているそうです。
そういう意味では理解を求めることで、あえて選んだ意味を知ってもらい
共感してもらうことで、購入してもらおうという考えがあるのかもしれません。

「うんこ」というキーワード単体で判断して良いのか?

そもそも、「うんこ」というキーワードをそこまで毛嫌いする必要があるのでしょうか。
某子ども番組で「プリプリはかせ」というコーナーがあったのを私は覚えています。

そう考えると昔から「うんこ」というのは子供たちにとって
ある意味で毎年のようにトレンドとなる、黄金のキーワードであった訳です。
それが大人になるに連れて、触れては行けない下品で下劣なキーワードとなり
日常会話でも使ってはいけなくなり、使うことで人格を疑われるように見られてしまいます。

しかし、キーワード一つを取ってまるで鬼の首を取ったように騒ぎ立てることは
私個人の判断ではありますが間違っているように思えてなりません。

下品であったり、エロチックな言葉にも当てはまることですが
キーワードだけを取って「放送禁止用語」であったり「成年向けワード」
区分けすることに疑問を感じずにはいられません。

文章は前後の文節や盛り込まれる意味合いによって異なってくるもので
キーワードだけをピックアップして決定づけることは大いに誤った考え方だと思うのです。
そういう意味では、今回の「うんこ」という言葉を使った
漢字ドリルを販売することには、面白さとともにそんな世間一般へと攻勢を仕掛ける度胸
のようなものを感じずにはいられないのです。

 - ヨモヤマ, 書籍