elude丸

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SEO終焉論者が語る代替案がSNSなのは、本当に来るのだろうか。私は別のだと考える

      2017/05/18


SEOが終焉しSNSの時代の来るなんていうのはナンセンス

今日は少し本業のSEOについて書かせていただきたいと思います。

書かせて頂く内容というのはよく聞くことになる
「SEOが終わった」という話題を振りまいている人たちが
過去の情報をまったく調査せずに、恥ずかしくもなくそうつぶやいていることです。

SEOやっているといつものように
湧いては消えていく話題なのが「SEO終焉のお知らせ」という話。

では、SEOが終焉し、ユーザーの知識欲というのはどちらへと向かうのだろうか?

その受け皿として囃し立てられるのが「SNS」です。
いつものように「SEOは終焉し、SNSの時代が来る」なんて言う風に
まことしやかに囁く人が少なくありません。

しかし、この話いろいろと過去ログを漁らせて頂くと
なかなかに恥ずかしい事実が浮かび上がってくることを
「SEO終焉論者」は見逃しているように思えてなりません。

というのも、「SEO終焉」を叫ぶ記事を探すために
Googleなどによって「SEO 終わり」などで検索すると
なかなかに古い情報をサルベージすることができたのです。

例えば「けんすう」さん。
WEB業界では有名な方で、長年この業界を牽引されて来られた方と存じておりますが。
そんな方が、2011年に次のような記事を書かれています。

SEOの終わりとソーシャルとnanapiのコンテンツの未来

はい、来ました。「SEOが終焉し、SNSの時代が来る」
2011年に宣言されており、2017年の現在すでにSEOは終わっているようです。

別にけんすうさんを弄りたいという訳ではありません。
その当時思っていたことであり、信念があって記事にされている訳です。
私だって過去に書いていることが後々読み返せば恥ずかしいものも少なくありません。
いや、そういう記事のほうが多いと思いますw

そういう事を言いたいわけではなく。
SEOの受け皿として「SNS」がもてはやされる時代というのは
すでに「2011年」頃に来ているわけです。

そんな時代が「6年も前」に起こっているにも関わらず
未だにSEOがSNSによって駆逐される。という時代は到来していない訳です。
技術の進歩が凄まじく早い世の中でありながら、この6年という猶予はあまりにも長過ぎます

では、けんすうさんの予測が外れたのでしょうか?
いえ、そうではないと私は考えています。
終焉しないための努力を「Google」自身がしっかりとリスクヘッジし
ユーザーが求める形を見極めながら改善を繰り返してきた結果と言えます。

2011年と言えばSEOのトレンドは未だに「リンク」だったでしょう。
ですが、その後リンクビルディングはGoogleによって過去のSEO技術となり
今ではコンテンツ重視へと移行が完了しています。

確かにけんすうさんの言うとおり、今までのまま
リンクだけでSEOが向上するだけの検索アルゴリズムを使っていたのでは
ユーザーから信頼性を失い、SNSへと需要が置き換わっていたかもしれません。
そういう危機感をGoogleの中の人は十二分にわかっていたからこそ
自分たちで作ったものを、自分たちで破壊することに躊躇がなく
新しい仕様をしっかりと作り上げることを優先させて来たのです。

過去の事象を考えた場合、本当にSEOの終焉は来るのだろうか?

そう考えた時、今後のSEOの終焉は本当に早い時期に来るのでしょうか?

早い時期に来ることはないと言えます。
先に示したようにGoogleは少なからず自社の進むべき道の模索を続けています。
そういう改善要求をしっかりと見いだせている間は
早々に終焉することなどないのではないでしょうか。

ですが、新しい形の波が起こり始めているのも事実です。
その波を担っているのは、残念ながら「SNS」ではありません。

SNSも一つの波を作った存在ではありますが
結局のところSEOの終焉を迎えさせることもなく
ユーザーひとりひとりの暇時間を食い潰すだけの存在にしかなっていません。

また、最近広がりつつある「mastodon」のように
SNSが単体ならばそれなりの効果を見せていたかもしれませんが
ユーザー層によって利用するSNSが異なり、SNSの中でも栄枯盛衰が起こっている事実
SNSが受け皿というのは、あまりにも安易すぎます。
余程世界中でスマッシュヒットするようなSNSが出ない限り
SEOとしての終焉は早々に訪れそうにもありません。

では、新しい波。とはないでしょうか。
私が考えるに「アプリ内検索と音声アシスタント」ではないでしょうか。

特にアメリカで利用者が急増している「Amazon Echo」などによる
スピーカー型音声アシスタント機器の到来です。
以前にもこんな記事を書かせて頂いていますが
家に設置し、音声認識などによって情報を取り出すための機器というのは
今後さらに広がっていくような印象を感じます。

実はこのスピーカー型音声アシスタント機器は
現在、家庭にある物を駆逐する可能性を持っていると考えます。
それは自宅にある「パソコン」という製品です。

私などはパソコンをゲームしたりサイト更新などに使うメイン機器ではありますが
そんな使い方をするのは少数でしかありません。
パソコンは仕事をしたり、調べ物で情報を取り出すだけ程度の道具という認識を持っているはずです。
では、わざわざキーボードで打ち込まず、音声だけで情報を入手することができるとなれば
利用頻度の違いは明らかになってくるでしょう。

スピーカー型音声アシスタントがどのように情報を検索して
より良い答えが乗っていると考えて出力するのかわかりませんが
「Amazon Echo」の場合には、Amazonのアルゴリズムで稼働していることと考えます。

そして、何より音声アシスタントということに問題を感じます。
言うまでもなりませんが、今のコンテンツは
「1000文字」以上で書かれていることがすくなくはありません。

ですが、そんな「1000文字」以上もあるテキストを
長々と音声で聴くことなでできるでしょうか?
私なら

「だぁ!!うっさい!」

となっていることと言わざるをえません。

すべての出力方法が音声になる。という未来は来ないとは思いますが
コンテンツ内に早々に結論を載せる。という編集方法が
必須になる時代は訪れそうです。

このようにSEOの終焉と話題にしながらも
実のところ、SEOに変わる勢力というのはまだまだ曖昧です。
確かに今日明日に究極のSNSが登場し、全世界でスマッシュヒットする。
なんてこともありかもしれませんが。それこそ夢物語です。

今の時代は「多様化」する時代と言えます。
多くの人が、多くの物を使い、多くの事を利用します。
そういう意味では「WEB検索」という多くのデータを引き出すことに特化している以上
SEOというのは、早々に終焉するものではない。というのが私の考えです。

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