elude丸

日々の思い描くことをツラツラと綴るブログ

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VRという新興プラットフォームの醸造には草の根の開発パワーが必要

   


VRという新興プラットフォームを元気づけるのは大手ゲーム開発会社ではない?

先日参加してきた「Bitsummit
参加した状況についてと会場で見かけた面白いゲームなどを
少し前にレポートをさせて頂きました。

そんな「Bitsummit」にて感じた事として
結構な数の「VR」ゲームが出品されていたということ。

正直、ネット上で「ゲーム情報」などを確認する場合
大手ニュースサイトなどで取り上げられるのはやはり大手ゲーム開発会社の物が多い。
広告担当なども入れば、マーケティングなどもしっかりと行っているところも多いだろう。
そういうところは情報発信も上手く、情報の公開にも長けています。
そんな状況下であるのに大手ニュースサイトで「VR」という新興プラットフォームに関しての
情報を漏れ聞く機会が大いに少なくなってきました。

2016年はVR元年だともてはやしながらも
その後に継続してソフトが提供されない典型的な問題から
大手ニュースサイトで取り扱われなくことから、ユーザーに「下火感」を与え
結果として、過ぎ去った過去の技術になってしまわないか、と私は危惧しております。
そして、同時に私もそういう見解を持っていた一人でした。

ですが、「Bitsummit」にて会場に行ってみると
幾つかのブースにてVR機器を使い、PlayStationVRもあればOculus Riftなどもあり
多彩な機器によってゲームを展示していたのです。

こういうVRのような新興プラットフォームに関して
大手ゲーム開発会社が率先して、プラットフォームを浸透させるために牽引して業界が育てていく。
なんて驕った考え方を私はしていたのかもしれません。

VRのような新興プラットフォームは草の根ネットにて醸造される?

実のところ、VRという新興プラットフォームというのは
大手ゲーム開発会社が新しいプラットフォームを浸透させるために
率先してソフトを開発して、ユーザーへと浸透させていく。
なんていう、私の考え方自体が大いに間違っていたのかもしれません。

VRのような新興プラットフォームというのは
逆にインディーズのような草の根と呼ばれる状況でこそ
アチラコチラにいる名も無き開発者達が自分たちが面白いと思える企画にそって
多種多様な挑戦的プログラミングであったり、試行錯誤にてトライアンドエラーを行いながら
開発を着実に進ませていくのかもしれません。

もちろん、大手ゲーム開発会社でも情熱などを持っている人もいるでしょうが
そこは冷静に判断する「ビジネス」が足枷とならざるをえません。
そのソフトを販売して儲けられるのか?儲けがでると保証できるのか?
この線引はビジネスとしては決して譲ることはできないでしょう。

そういう意味で、新興プラットフォームが出始めた時期というのは
インディーズのような草の根の中でこそ、醸造が進むのだと考えます。
自分の企画を売り出すために多くの開発者がこぞってゲームを作るのかもしれません。

大手ゲーム開発会社がするべきことは企画の「引き上げ」

では、大手ゲーム開発会社は指を咥えて待っているだけで良いのでしょうか。

いえ、大手ゲーム開発会社は草の根から生まれだされてくるゲームに関して
しっかりとアンテナを張っておくべきだと言えます。

理由は「投資」もしくは「プロジェクトの引き継ぎ」という
VRという新興プラットフォームのゲームの「引き上げ」を実現させるためです。

投資は大手ゲーム開発会社から販売することを念頭に開発費用を提供することです。
インディーズの難点は販売網を構築するのが難しいということです。
そこで販売網を大手ゲーム開発会社にお願いできれば
収益化はしやすくなりユーザーへと新しいゲームを届けることができます。
とは言え、投資という形の場合にひあ、ビジネスとして収益を目指すため
どうしても企画内容やゲーム内容について口出しされる可能性も含まれます。
契約などによって異なるだろうとは思いますが。

プロジェクトの引き継ぎは、開発自体を大手ゲーム開発会社が購入する形です。
こちらに関しても様々な契約方法があるかと思います。
草の根で開発を続けてきた人間を開発責任者として参画させたりすることも少なくはありません。

このように大手ゲーム開発会社は自ら新興プラットフォームのゲームを作るのではなく
草の根で醸されているゲームへとアンテナを張りながら
ビジネスに見合いそうなゲームへとツバを付けていくことも重要になるのかもしれません。
あまり良いように見えませんが、開発費を出してもらえたり
販売網を利用できる強みというのは、草の根ではなかなかに得られません。
そういう利点を考えた時、大手ゲーム開発会社からの提案も草の根としては嬉しいかもしれません。

今現在は第三の道を選ぶ人の方が多いかもしれません。
それが「クラウドファンディング」による資金の調達です。

ある程度のゲームを開発が完了していればプレゼンしやすくなり
クラウドファンディングとなれば日本だけでなく、海外でも同時に資金を調達することができます。
結果として、思わぬ反響を実現する可能性もあるわけです。

2017年もそろそろ半年が過ぎようとしています。
VR元年と呼ばれた2016年は過ぎて半年と言うわけです。
VRに関するニュースをあまり聞かない中、VRという新興プラットフォームが廃れてしまった。
そんな印象を受けている人もいるかもしれません。
ですが、大手ゲーム開発会社だけが取り上げるネットニュース以外では
意外と草の根によってVRというゲームが醸造を続けている状況が続いているのです。

 - ゲーム, ヨモヤマ