elude丸

日々の思い描くことをツラツラと綴るブログ

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Googleがこれまで行ってきた無料プラットフォームビジネスがVR・ARの未来を担う?

      2017/06/10


Googleが目指す無料プラットフォームのビジネス戦略とは

以前に紹介したGoogleがプラットフォーム技術を無料公開して
どうやって儲けを出しているのか。
という話をしたかと思いますが、今回はそんなカラクリについて簡単に紹介したいと思います。

まあ、それほど難しくもないので先に結論から

「プラットフォームで動くアプリの販売手数料」

というわけです。

OS「Android」を見ていただければわかるかと思いますが
Android上で動くアプリを一手にGooglePlayで提供されており
そこで販売されたアプリは手数料という形でGoogleへと入るようになっています。

つまり、プラットフォームを無料にすることで
門戸を広げたところで借地手数料を取るようなもので
これまでの儲けとは異なる形でビジネスを形成しています。

これまでのこういう「ライセンスビジネス」
ライセンス使用料という形でライセンスの儲けを重視してきました。
しかし、Googleに言わせればライセンス使用料での儲けというのは美味しくない。
という判断があったのでしょう。

Androidを作ったときも
それまでにはすでに「iPhone」の「iOS」というものが
すでに出回っており、他の業者も独自にOSを使っていました。

そんな群雄割拠の中でシェアを伸ばすためには。
という方策として考えたのが「プラットフォームの無料公開」という
荒業の戦略が必要だったのでしょう。

今では「iOS」と世界を二分するだけのOSへと成長し
多くのスマートフォン機器に利用されています。
そして、機能を拡張してタブレットやノートPCなどにも利用されています。

ライセンスビジネスで儲けを考えないGoogleの戦略

多分、この展開方法を今後「VR」「AR」でも
Googleは戦略として使ってくるように思えます。

それは利用する側であるユーザーからすると万々歳だと言えます。
しかし、怖い部分も少なくあります。

それは、スマートフォンの場合には「iPhone」という
選択するべきプラットフォームがありました。
それは後続参入だったからこその戦略だったのです。

ですが「VR」や「AR」はまだまだ新興の業界。
そこでプラットフォーム無料公開という荒業を使えば
多くの業者がそれに飛びつき、一気に「VR」事業や「AR」事業が
Google一色に塗り替えられてしまいます

この可能性、私は少なくないと考えています。

日本のソニーがPlayStation向けの「PlayStationVR」を作ってはいますが汎用性は全然ありません。
Googleはスマートフォンで実現しようとしていることを考えると
Googleに打ち勝つなど夢のまた夢のように思えます……。

まあ、ソニーが目指しているのは「ハイエンド機」という棲み分けがあるのでしょう。
とは言え、ローエンドのスマホコンテンツがハイエンドで使えないとなったとき
ソニーが販売する「PlayStationVR」に生き残る道はあるのでしょうか?
そう考えると、導入を目指さなければまたまたライセンスによって
ソニーこれまでと同じ失態を繰り返してしまうことになるのではないでしょうか。

そう考えると、ソニーなどのハイエンドVR機も実際には
Googleの無料プラットフォーム戦略に注意を払わなければなりません。
そして、無料プラットフォーム戦略は驚くほどに無視できない未来
作り出すことになると私は予想します。

 - ヨモヤマ