elude丸

日々の思い描くことをツラツラと綴るブログ

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「レジャーの簡略化」を望むユーザーをレジャー・スポーツを敷居が高いと感じ遠ざかる

      2017/06/30


レジャー・スポーツが遊ばれなくはじめているのは「レジャーの簡略化」による影響

さすがにプロだなと感じる記事を一つ紹介したい。

レジャースポーツのサーフィン、釣り、スキー・スノーボードのマーケットの急激縮小について

たびたび読ませて頂いている「永江」さんの記事。

レジャー・スポーツが直面している深刻な状況について
データを元にしっかりと示されており
これはなかなかに怖い事実と受け止められます。

若者世代がレジャースポーツをしなくなり
やがて年齢層があがれば、リタイヤする人も少なくありません。
このままの現状ではレジャー・スポーツが衰退するのでは?
という危惧を紹介されています。

そんな中に「若者世代のデフレマインド」という言葉がでてきます。

若者世代が陥っている「デフレマインド」とは一体?

デフレマインドというのはどこか内向きで
保守的なビジネス傾向がある思考を優先することを言います。
例えるなら、将来のために蓄える。というのもデフレからくる一つの危惧です。

確かにこれまでの親世代の状況を垣間見ていたからこそ
デフレ思考であり、結果として貯蓄する人間が増えているのかもしれません。

資料:「消費者動向のヒアリング ~消費者マーケティングの立場から

こちらの資料からもその状況はわかります。
若い世代でも貯蓄にまわしている人は少なくはない。
親の世代などを見ていたからこそくるデフレマインドなのかもしれない。
とは言うが、本当に若者世代は貯蓄だけに回しているのだろうか?

という疑問を覚えてしまう。

本当に若者世代はデフレマインドにかかり貯蓄だけを頑張っているのか?

疑問を感じるのは各地で介されるイベントなどには
今も多くの若者世代が参加し、USJなども来場者数を順調に伸ばしている現状が
疑問を抱かせてくる要因になっています。
そう考えると、レジャーという遊興費にかける金額に関しては減っていないように思えます。

資料:http://www.meti.go.jp/statistics/toppage/report/bunseki/pdf/h17/h4a0506j3.pdf

こちらの資料の「レジャー・余暇活動指数」は緩やかながら増加傾向にあります。
つまり、今回話題になったレジャースポーツだけを取って減っている、ということは
他のレジャーへと流れていることにほかならず。
レジャーだけを見た時には使っている費用は増えていることになります。

では、どんなレジャーに流れているのか?
どうしてレジャー・スポーツは流れ出しているのか?

そんな状況を見ていて私などが感じるのは「レジャーの簡略化」ではないだろうか?
簡略化というのは、レジャー・スポーツへの参入を敷居が高いと感じてしまう。
つまり、釣りをするにも釣具を揃えるのとともに移動手段も必要になる。
サーフィンならサーフボードを維持管理しなければならないし、こちらも移動が大変だ。

このようにレジャー・スポーツを始めようと考えた時
最初にかかってくるコストに対して、若い世代は敷居が高いと
敬遠してしまう傾向にあるのではないだろうか?

では、どんなレジャーが膨れているのか。
それはお金だけを払えば簡単に楽しむことができるレジャーへと
ユーザーは流れはじめているのだと想像が付きます。
それが「レジャーの簡略化」ではないかと感じるわけです。

貯蓄することでお金に対して余裕があるという認識から
時間をお金で買うようなレジャーを楽しむ若者世代が増えてきている。
その結果、「レジャーの簡略化」が進んでいるのではないだろうか?

 - ヨモヤマ