elude丸

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Steam「Ghost1.0」SFをモチーフにしたメトロイドヴァニアはロボットに憑依するシステムが面白い

      2018/04/07


日本語化されたユニークな会話が面白い秀逸なメトロイドヴァニア

以前から狙っていたゲームが2017年のSteamのサマーセールにて
セール対象になっていたので購入しました。
そのゲームが「Ghost 1.0」です。
それでは早速、レビューを行いたいと思います。

開発したのは、前作「UnEpic」を開発した「@unepic_fran」というところ。
前作もプレイはしていたのですが意外と後半が高難易度でクリアできずに停滞している中
最新作の「Ghost 1.0」はクリアさせて頂きました。

ゲーム内容としてはSFを題材にしており
ロボットを乗っ取ることが出来る特殊技能を持った「ゴースト」と
そんなゴーストをサポートするオタク2人が大企業の裏を暴くために
管理施設へと乗り込むところから物語が始まります。

ゲームとしては「メトロイドヴァニア」というジャンルに分類されるもので
横スクロールでマップ内を探索しながら、踏破範囲を広げていきます。

ゴーストの特殊技能「憑依」を多様するギミックアクションが秀逸

今回、探索するヒロインの「ゴースト」というキャラクターは特殊技能をもっており
特殊技能を活用することで攻略する場面も少なくありません。

その特殊技能というのが「幽霊になって他の人形ロボットに憑依することができる」というもの。

ゴースト自体が戦闘用アンドロイドに憑依していることもあり
そこから幽霊状態となって精神体になることで、近くを通る人形ロボットを乗っ取ることができます。

そんな特殊技能「憑依」を使う場面の一部としては「シャッターを開ける」という作業です。
シャッターが降りている先のロボットに憑依することで
そのロボットを操作してボタンを押してシャッターを開ける。というギミックが有るわけです。

序盤はこの方法でたびたび操作することもありますが
後半ともなるともっとややこしく憑依を使って謎解きする場面もあり
頭を使って謎解きする感じがなかなかに楽しめます。

このゴーストの憑依は謎解きするためだけのギミックではありません。
人型のロボットならば憑依できるため、戦闘用ロボットにも憑依可能なため
敵との戦闘にも有用なのです。

幽霊体となったゴーストはロボットからは認知できませんので
ゴーストの本体を隠して、幽霊体で敵のロボットに憑依し
同士討ちをさせることで自分のHPを減らすこと無く戦うことができます。
結果として戦闘によるHP減少が起こらず探索距離が伸ばせる利点があります。

憑依もすべてのロボットに憑依出来るわけではなく、対象となるのは人型のみ。
ターレットであったり、4足歩行ロボットなどには憑依できません。
また、憑依中に本体に攻撃をされる。ということもありますのでしっかりと隠しておくことをオススメします。

「Ghost」の世界を彩ってくれる警報

そんな「Ghost 1.0」のアクションをスリルという形で彩ってくれるのが「警報」です。

マップ内には天井から赤い光が指している部屋があります。
その赤い光に触れると「警報」が発令し、敵ロボットがわんさかと登場してくるのです。

簡単に言えば「モンスターハウス」状態となり
警報が切れるまでロボットが逐次投入されてくる訳です。
警報をくぐり抜ければアイテムコンテナを得ることができ
探索に役立つお得なアイテムとともにキューブというお金を得ることができます。

警報も回数を重ねるごとに警戒度があがり
レベルによって熾烈な戦闘が繰り広げられます。
私が体感した最大レベルが「LV16」でした。

そんな警報がどのように彩ってくれるのかというと
先程も紹介したように警報を発動させることでアイテム回収ができると共に
より多くのお金を得られる訳です。
もちろん、警報は避けて通ることができるものも多く
戦って勝利を得てお金を得るか、戦わずに回避するのか。
そんな選択がゲームプレイを彩ってくれるわけです。

アンドロイドという形と幽霊をうまく活かした死からの生還

そんな警報中、もしくはボス戦が1番死にやすいかと思いますが
そんなダウンした後もゴーストの特殊技能がうまく活かされています。

というのも、当然ゲームなのでHPが無くなれば
ゴーストが宿っているアンドロイドは活動を停止してしまいます。
しかし、憑依することができる幽霊のゴースト本人はまだ健在な訳です。
アンドロイドは入れ物であり、幽霊となっているゴーストが本体だからです。

そのため、ゲームオーバーしたとしても
コンティニューという形で、アンドロイドを3Dプリンターにて再精製し
それに憑依することでゲームを継続してプレイすることができるのです。

その時、注意なのがダウン以前の性能をそのまま引き継ぐわけではない。ということです。
ゴーストが取得できるアイテムは「アイテム」「パワーアップ」「武器」(メイン武器とセカンダリ武器)「アップグレード」

しかし、アンドロイドの身体が壊れてしまった場合
「パワーアップ」「武器のセカンダリ武器のいくつか」を失ってしまいます。
セカンダリ武器に関しては装備していた武器は倒されたその場にあり
回収することはできますが、パワーアップアイテムなどはキレイに失ってしまいます。

この失うかもしれない、というスリルと共に
それでもお金を溜めて新しい装備を揃えたい。という欲求とが
警報というシステムの上で葛藤するわけです。

まあ、その結果。警報度を上げすぎてしまった結果
どうしても先に進めない。という状況が少なからず訪れます。
なんとかロードなどを使って頑張るのですが……。
ときには諦めが肝心な場合もあるわけですw

その警報度についてですが、レベルが上がると
警報が鳴り止むまでの時間が向上すると共に
投入されてくるロボットが戦闘向きになりガンガン打ち込んできます。
もちろんサポートしてくれるオタク達がいろいろな面で助けてはくれますが……。
レベルが上がりすぎる焼け石に水。ということもあります。

スキルツリーによる性能向上や多様な武器の種類など

ゲームを進行させて行くと、スキルポイントを手に入れられるようになり
スキルツリーから好きな性能を向上させることができます。
選択できる性能は「シャーシ強化」「技術強化」「ハッキング強化」「ゴースト強化」「ステーション強化」などがあり
それぞれ異なる性能を強化するためのスキルポイントを当てられます。

他にもゲーム内にはアイテムコンテナからランダムで武器が入手できます。
メイン武器だけでなく、さまざまな特殊攻撃ができるセカンダリ武器などもあり
使いやすいものから、使いにくいものまで様々。
決まった入手順番などはなく完全なランダムのため当たり外れはあります。

セカンダリ武器の種類としては
貫通弾を放つ銃や、何本も枝分かれしたレーザーで焼き切る光線銃。
壁を貫通して敵にダメージを与えられる武器など。
その種類は豊富で全てを集めることはなかなかに難しいです。
(というのも、先に紹介した警報レベルがあり途中でダウンしてしまうと集めていた武器もまた失ってしまうからです)
そんなランダムで手に入るセカンダリ武器も合わせてゲームとして楽しめます。

「Ghost 1.0」はある意味で倒れてしまうことを前提に作られています。
しかし、倒れたからといってすべてのアイテムが失われるのではなく
逆にすべて残らない。少しだけ残る。という絶妙なバランスによって
死んでもまた楽しくプレイを再開できるように計算して設定しているように私は感じました。

また、現在はテキストが日本語化されているため奥深いストーリーを楽しむこともできます!
ストーリーや台詞回しなどは前作の「UnEpic」同様に
海の向こうのオタクたちの話題も豊富で、時にはくすっと笑わせてきますw

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