elude丸

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タイムシフト視聴率から見えてくる国民的アニメ「ドラえもん」と「サザエさん」の相違

      2017/07/22


電通が公開したタイムシフト視聴率のランキングにドラえもんが入っている事実

電通が面白い資料を公開しています。
それが「タイムシフト視聴率」です。

タイムシフト視聴率とは
リアルタイム放送で視聴できなかったユーザーがハードディスクレコーダーなどに保存し
録画保存した番組を視聴できる時間帯に再生して視聴することを呼びます。

これまでは視聴率と言えばリアルタイムだけを集計していたのですが
レコーダー技術が向上し、レコーダーに保存して番組視聴しているユーザーも少なくない。
ということから、タイムシフト視聴率も含めて調査できるようにしたものです。

そんなタイムシフト視聴率だけを取り出したのがコチラの記事。

タイムシフト視聴率はじまりました。

タイムシフト視聴する視聴率だけを取り出してランキング形式で紹介した記事となります。

いやー、このランキングで驚きなのが
「第五位」に堂々ランクインしているのが「ドラえもん」の強さ!
国民的アニメとしてすでに出来上がっていると言えます。
そして、同時に比べてしまうのが同じように国民的アニメでもある
「サザエさん」がランクインしていないという事実です。

どうしてドラえもんとサザエさんはこうも異なる状況になったのか?

さて、そこで私が思考を巡らせたのは「ドラえもん」はランクインしているのに
もう一つの国民的アニメでもあるはずの「サザエさん」はランクインしていないのか?
というコト。

私が一つ思いつくのはサザエさんが「想定する視聴ユーザー層が見えてこない」というところ。

原作であるサザエさんが漫画として始まったのは「1946年4月22日」
始まった当時のコンセプトは若い主婦層をメインターゲットとしていたと憶測ができます。
しかし、今現在の若い母親世代がサザエさんを見て
共感するようなことがあるのでしょうか?

そう考えると国民的アニメではありますが
「想定する視聴ユーザー層が見えてこない」と言わざるをえません。

対して「ドラえもん」は子供への教育としての側面が少なからずあります。
人に悪いことすると大変な目にあう。
友達は大事にする。怠けることばかりを考えてはいけない。というような教訓的物語です。
となれば、発育途中のお子様を持つ親御さんは安心して見せることができます。

その結果、今でも人気の作品となっており
タイムシフト視聴率のランキングにも堂々のランクインとなるわけでしょう。

サザエさんを制作されているフジテレビとしては
この結果をどのように捉えているのでしょうか?

では、サザエさんはどうすれば良いのでしょうか?
原作があるアニメであり、多くな手を加える方法も選択できません。
突然、SF作品にできないのと同じで
サザエさんという世界観が好きなユーザーもいるわけですから……。

そういう意味では強引な舵切りなどはできないわけです。
それが国民的アニメの難しいところでもありますね。

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