elude丸

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TUTAYAが「借り放題サービス」を実施!しかし、内容を見てみると攻めておらず……。

      2017/10/03


ツタヤが実施する「借り放題サービス」今後を左右するのだろうか?

SVODが日本で始まった当初、どんな業界が喰われるのかという予測が飛び交い。
いろいろな業界が戦々恐々としていたようです。

ですが、喰われる業界は様々あるだろうが
最初に影響を受けるのは「レンタル業界」しかないと私は思っていた訳です。

そして、ここにきてDVD/BDレンタル業界の最大手である
TSUTAYA」を展開するカルチャアコンビニエンスクラブが次のようなニュースを発表しました。

店頭でもVODでも見放題「TSUTAYAプレミアム」開始–パッケージは返却期限なし

月額利用料を払うことでDVDの新作、準新作は除く形で
借り放題になるというサービス。月額税別「1000円~」にて始められ
ついでに動画配信サービス「TSUTAYA TV」というのも見放題としてついてくるとのこと。

まあ、「新作」「準新作」を除くとしたのは
ある意味でそれこそがレンタル店の儲けの一つであり
業界としてはSVODなどにも負けないところ。
しかし、そこを含まなかったのがその後どう影響するのか、興味が付きないところ。

ツタヤが実施する借り放題サービスは攻めてない

そんなサービスを始めた背景を記事内でインタビュー内容が載っているので
転記させて頂きます。

TSUTAYA取締役の根本浩史氏は「映像ビジネスのマーケット自体は年々右肩上がりに伸びており、その要因の1つはスマートフォンの普及。いつでもどこでも見られるようになり、動画を見る時間が増えた。しかしVODサービスで提供している作品はごく一部。タイトル数は店頭にはかなわない。VODの手軽さと店頭のタイトルの豊富さをかけ合わせたのがTSUTAYAプレミアム」と、サービスの背景を話す。

確かにSVODである「Netflix」や「Amazonプライムビデオ」なども
全作品を網羅できている。とはいえないのも事実。

版権元とのコンテンツ利用料金の契約でうまくいかないこともあれば
レンタルビデオというコンテンツの中にはコンテンツの版権先がわからず
VODとしては展開できていない。という事例も少なくないと聞きます。

となると、ある意味で一つの解として
「レンタルビデオの借り放題」という選択肢もあるのかもしれない。

ではあるが、レンタルビデオにおいて1番のネックが解消できていないことも事実。
1番のネックとは、返却する面倒さ、という部分です。

今回のサービスでは、借り放題という部分から「返却は無期限」という
カタチになっているので返却する煩わしさから解放されたように思えるだろうが
返さなければならないのは確実であり
借りるためにも行かなければならないのは変わらない……。

とは言え、話数の多いTVシリーズなどを継続的に見たい。というユーザーには
嬉しいサービスであるのは事実。
しかし、そういうユーザーがDVD一枚ごとに払っていた金額が
回収できなくなるというのが、結果としてどちらに傾くのか興味がある……。

さて、今回のサービスだが攻めているようで実のところ「堅実」だと言わざるを得ない。
新作、準新作を含まなかったり「1000円」という価格設定も攻めていない。
さてさて、大きく今後を左右するのか?

 - VOD, ヨモヤマ