elude丸

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吉本興業がNetflixなどにコンテンツを卸すのは新しい「劇場」という考え方ではないか?

      2017/10/07


吉本興業が考えるSVODとの関わり方は興味深い

大阪にある芸能事務所の雄といえば
吉本興業」なのは言うまでもないことだと思います。
大阪の芸能事務所でいうと「松竹芸能」などもありますが、やはりその抱えている
タレント数や保有している劇場数などを考えても異論は少ないかと思います。

そんな吉本興業のトップがAmazonプライムビデオやNetflixについて語っている内容について
なんとも興味深く、タレントなどを抱える芸能事務所だから考えていることなどもわかり
興味深い内容なので紹介したいと思います。

それも「9000文字」という大ボリュームなので
心して読んで頂きたいと思います。
電車の中で読んで、降りる駅を乗り越すなんてことがないようにw

吉本はなぜNetflix、Amazonと組んだのか??大﨑洋吉本興業社長が語った9000字

なかなかガッツリとインタビューに答えられており
たびたび登場する「おかもっちゃん」がなんとも浪速の社長さんらしくていい感じです。

そんなインタビュー内容にあれこれ言うつもりはなく。
ちょっと吉本興業らしい考え方に言及してみたいと思います。

コンテンツは漫才師が考えるネタで、配信先が劇場ではないだろうか?

吉本興業と言えば先にも紹介したように
100人規模の芸人を抱え、各地方で専用の劇場を持って漫才やコントなどを展開しています。

そんな芸能事務所だからこそ、「コンテンツ」のあり方をよく理解している。
という風に感じてしまうわけです。

そんな芸能事務所である吉本興業が持っている「コンテンツ」とは何でしょうか?
テレビタレント?漫才師?専用劇場?

いえいえ、私が思うにコンテンツと呼べるのは
漫才やコントなどのネタ。つまり演目自体が「コンテンツ」だと考えるのです。

人を喜ばせる最小単位で考えた時、コンテンツは漫才などのネタで
それを演じる漫才師やコント師の皆さんは
そのコンテンツを演じる「演者」だと考えられます。

そう考えると漫才ネタなどを披露する劇場という場所は「配信先」と考えることができます。
地上波のテレビ番組やラジオの番組。
そしてAmazonプライムビデオやNetflixなどもそこに含まれる訳です。

しかし、そんな劇場にも様々なキャパがあったり、交通の便などがあって千差万別に異なります。
ユーザーを呼び込める会場というのは、それほど多くありません。
そんな優秀なキャパを誇り、交通の便が良いとされていた劇場というのが
「地上波のテレビ番組」だった訳です。

すこし、ここで現実に視点を戻してみたいと思います。
吉本興業は各地に劇場を持ち、芸人が日々多くのコンテンツという芸を披露しています。
しかし、そんな劇場にテレビで活躍するような芸人も
惜しみなく登場させ、ネタを披露しています。

そして、吉本興業は決して自分達が保有している劇場だけで
好演を行っている訳ではないのです。

夏祭り会場でのイベントもあれば、大学などで開かれる学園祭。
また他社が持っている劇場にも芸人を送り出してネタを披露します。
ある意味で仕事なのだから、という割り切り方もありますが
それだけではない、と私は思っています。

芸人が繰り出す漫才を一つの「コンテンツ」と考えて
身軽にコンテンツを提供することができるからこそ
今回のようにAmazonプライムビデオやNetflixへと
コンテンツの提供を行うことができるのかもしれません。

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