elude丸

日々の思い描くことをツラツラと綴るブログ

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「めちゃイケ」が終了。これはコント番組色からの脱皮に失敗したからだと想像する

      2017/11/04


めちゃイケが終了するのは脱皮できなかった結果?

「めちゃイケ」が終了するらしい。
というニュースが飛び込んできました。

とんねるずのみなさんのおかげでした&めちゃイケ 18年春終了へ

めちゃイケに関しては少々思うところがあったので
二年ほど前に次のような記事を書かせて頂いています。
「めちゃイケ」が大きく迷走し視聴率低迷の一因を推察してみた

この時には迷走し低迷している状況の打開策として
土曜夜8時に放送するというスケジュールを厳密化することを紹介しました。
その後、この記事を読んで頂いたのか
最近はレギューラー回を毎週土曜日8時には放送するようになっていたのですが……。

私の持論が間違っていたのか、すでにスケジュールから外れてしまったユーザーは
元にはなかなか戻りにくい。という現れなのか終了という結果になってしまったようです。

そんな中でめちゃイケという番組に昔は大変お世話になっていたこともあって
少しどうして終了してしまったのか、どうして視聴率を稼げなくなってしまったのか。
「めちゃイケ」という長年続いてきた番組全体を元に考えてみたいと思います。

私が感じる失敗は「コント番組が全盛だった時代からの脱皮の失敗」ではないかと

結論を先に言うと

「コント番組が全盛だった時代からの脱皮の失敗」

だと思わずにはいられません。

めちゃイケが始まった当時とは多くのコント番組が放送されており、コントの全盛期だったと言えます。
ですが、いつしか視聴率が取れなくなりはじめ
やがては制作されなくなり、放送されなくなってきました。
最近放送されているコント番組と言えば、NHKの「LIFE」ぐらいではないでしょうか。
もちろん、CS放送などを入れると別でしょうが……。

そんな時代から放送されていた「めちゃイケ」
当時はコントを主体とした番組制作だったと記憶しています。

しかし、時代に合わせてなのかコント番組から脱皮するために
さまざまなコーナーを設けたり、クイズ形式のコントなどを取り入れたりと
目新し形でコント主体の番組編成から変更を図りました。

ですが、そんな脱皮中も「コント色強めの番組構成」だったのは否めません。
筋書きがあり、流れが決まった予定調和のコント形式のコーナーの数々。
視聴者の多くが、そういう部分に見飽きた感があったのかもしれません。

別番組ですが「イッテQ」や「電波少年」など

成功させてきた敏腕プロデューサーの土屋さんは
「人々はできない辛い状況を見たいと願っている」という風な言葉を話されており
それを体現できたテレビ番組が視聴者を得ることができる訳です。
私もその考えに賛同しています。

と、なった時コント番組というのは
この哲学に収まっているのだろうかと思わざるをえません。
実際に土屋さんの哲学だけが正解ではないだろうが
成功させている実績を考えるに正解に近いのは間違いありません。

とは言え、実のところ「コントはダメ」という訳ではありません。
実はイッテQもところどころコントのような要素が見え隠れしています。
しかし、そこにうまくハプニング要素などを絡めながら
筋書き通りでなさそうな面白さを演出し編集しているのです。

例えば、宮川大輔さんの「世界で盛り上がるのは何祭り」も
祭り部分はしっかりとしたリアリティですが
練習風景などはコントの要素が見え隠れしています。
そして、最近始まった「宮川探検隊」というのはコント色が強めです。

とは言え、目標がしっかりと設定されており
芸人がツライおもいをして、世界の果てまで行って絶景をお届けするという本筋にはブレがない訳です。
そのため視聴者はコントというよりも、旅バラエティという色が強めだからこそ
視聴率を稼げているのだと分析します。

結局のところめちゃイケはコント番組を引き釣り過ぎたのが敗因では?

これらを考えてみると、めちゃイケという番組はコント番組の黄金時代を引き釣りすぎた部分があり
それらが結果、ユーザー真理から乖離を続けてきたことが
「はいはい、いつもの展開ね」という不信感を買ってしまっているのかもしれません。

それもこれも、歴代のディレクターがめちゃイケ出身者だった。
というのも影響しているのは間違いありません。
めちゃイケでADから叩き上げでディレクターになった人が
歴任してめちゃイケを演出してきていた時代があったはずです。

それでは新しいめちゃイケへの脱皮が叶うわけもありません。

以前読んだ書籍「サイロエフェクト」に書かれていた内容ですが
Facebookは人材が凝り固まらないように
定期的に人材交流を行い新しい目線を常に取り入れ
よりよい改革を進めやすくする方法を取ってきているそうです。

これは番組造りでも同じではないでしょうか。
それをやってこなかったことが、結果としてコント番組を引き釣り
脱皮することが叶わず、ズルズルと視聴者の逃し、今回の結果に落ち着いたのではないでしょうか。

 - ヨモヤマ