elude丸

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“インタラクションコスト”という考え方は今後のSEOにどう関わる?

      2015/10/03


インタラクションコストという言葉を知っていますか?

以前に私がよく見るブログとして紹介させて頂いたのは
あくまで、私が「よく見る」ブログであって
定期的に読ませて頂いているサイトは他にもいろいろとあって
そんな中で今回紹介するのがこちら「U-site」です。

こちらのサイトの記事は「ユーザーエクスペリエンス」(略:UX)や
「ユーザビリティ」や「マーケティング」に特化した記事が多く
特に気に入っているのが「ニールセン博士のAlertbox」というカテゴリだ。
これは英語で書かれた「UX」関連の記事を日本語訳してくれており
英語を読めない私に取っては、貴重な情報源でもある。

interaction_cost_seo

「おもてなしの心」なんて日本では言っているが
正直、研究などに関しては海外の方が進んでいるように思える。
なので、海外記事が読めるのは本当にありがたい。

そんな「U-site」にて先日投稿された記事がコチラ

効率を期待より優先してはならない

詳しくはいつものように記事内を読んで欲しいが、記事序盤で詰まってしまう用語が登場するので
その点は私のサイトで補完させて頂きたい。それが「インタラクションコスト」だ。

なかなか聞き慣れない言葉であるがすぐに諦めてはいけない。
理解するために言葉を分解してみよう。

すると「インタラクション」「コスト」に分解できる。

「コスト」は明確だ、対価や費用。であり、最近ではどうもマイナス的使われ方もされる。
では残った「インタラクション」とは、なんだ?
英単語では「interaction」と書き、意味は「相互作用」「相互の影響」となる。
IT分野の用語としては、操作して入力した結果の反応、となる。

つまり、インタラクションコストとは
ユーザーが目標を完結するために支払う、相互影響の対価。である。

記事内に面白い方程式が記載されている。

簡単な方程式で表すと、IC = P +
M(インタラクションコスト=肉体的な努力+知的な努力)となる。したがって、Pを少し減らしたところで、それに対応するMが非常に大きくなるようなら、意味はないのである。

さて、そんなインタラクションコストは、UXの分野だけでなく
SEOにおいても重要な観点だと、私は考えている。

それは名目だけの「コンテンツSEO」という話に関わっている。

名目だけのコンテンツSEOとインタラクションコストがどう関係するの?

コンテンツSEOというのは、被リンクがSEOとして危険であると判断され始めた頃から
新しいSEO手法のように用いられ始めた言葉。

コンテンツを作りこむことで、ユーザーを呼び寄せることができる。
というSEO手法として便利に使われはじめた。
コンテンツとは、ブログなどへのテキスト投稿だったり動画公開だったり。
その要素は様々だが、その全てが「インタラクションコスト」を満たしているのか?と聞かれると
正直、なかなかそこまで見越したコンテンツは少ないといえる。

SEOに興味があり、効果を得られるなら対価もいとわない。
そんな人達は、SEO業者の言う「コンテンツSEO」にノセられ
誤った認識のまま、真に向き合わなければならない「ユーザー」の事を見失う。

考えなけれならないのはユーザーに取ってそのコンテンツはより良いものなのか?という事。
それは同時に「インタラクションコストはユーザーに見合っているのか?」
という解にもつながってくる。

インタラクションコストが見合ったコンテンツSEOとは?

コンテンツSEOに置いて最も手を出しやすいのがテキストベースだ。
文章を打ち、適当にキーワードを散りばめ、ある程度の文章量にして
サイト内で公開すれば、それでコンテンツは完成。
……それは誤った見解である。

そのコンテンツを読んだユーザーになって、インタラクションコストを考えて欲しい。
「ある程度」とあるように、その文章。本当に必要な文言によって構成されているのか?
ただただ、文章量のみを気にし、本筋とは異なる迂回や寄り道。
無駄な文言だらけで、文字数をカサ増ししていないだろうか?

そして、何より書かれている内容がどこかに出回っている情報の使い回し
新しい観点や視点を持った記述でもなく、新しい情報も揃っていない。
ただ、どこかで読んだ筋書きを、組み替えるようにして文章としたコンテンツではないか?

そんなテキストベースのコンテンツを読んで、ユーザーが納得するのか?
読むのに要した時間は「インタラクションコスト」を満たしているといえるのか?

そうなった時、自ずとコンテンツSEOの価値が見えてくる。

そして、これこそがGoogleが近づけようと努力をしている未来だと、私は認識している。
というのは、インタラクションコストが程よいコンテンツこそが
検索順位に置いて、より良いランクを得る。そんな環境をGoogleは目指しているのではないかと、私は考えている。

つまりそれはユーザーニーズをしっかりと把握し
そのニーズが書かれているテキストベースのコンテンツを提示する。
そのコンテンツは程よい文章で構成されており
読み終えた瞬間に、「うん納得」という言葉がでるような
「インタラクションコストに見合ったコンテンツ」

そう考えた時、今現状でもてはやされているようなコンテンツSEOが
今後、生き残っているのかどうかは自明の理。
Googleはインタラクションコストを認識し、より良いコンテンツをユーザーに提示するようになる。
それこそが、Googleが目指す未来なのだとすると
今適当なコンテンツを作って時間を消費するより、今からしっかりとしたコンテンツを作成し
今後何年先でも読まれるようなコンテンツを作成することに労力を掛けた方が得策だと理解できる。

だからこそ、私はUXの用語であるインタラクションコストは
SEOにおいても重要ではないかと考えている。

……最後に。偉そうなことを言っているが
私自身、自分のサイトがインタラクションコストを満たしているのか
不安を覚えずにはいられない。これはつまり、日々精進、頑張るということだ。

 - SEO, ヨモヤマ