elude丸

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台湾の人形劇に感じる衝撃。どうして同じ文化を持つ日本では広がらなかったのか?

   


台湾の人形劇が人気だが、どうして日本で……

人形劇と言うとどうしても私の中に出てくるのが
NHKがしていた「ひょっこりひょうたん島」「三国志」などを思い浮かべてしまいます。

しかし、そんな人形劇を進化させて来た作品を紹介した記事がコチラ

台湾のものすごい人形劇が日本で映画に!日本とのコラボが生み出す新たなコンテンツ

動画が掲載されているのでその実力を見ることができるかと思います。

そんな人形動画を紹介した記事を読んで私なりに感じたのは
やっている技術の根幹に関してはアジアを中心に広がっている人形芝居と大差はないわけです。
当然です、人形劇の発祥は詳しくは存じませんが
アジア地域を中心に起こった文化であることを考えると
周辺地域へと伝播し文化として継承されても不思議ではないからです。

当然、日本にだって似たような文化はあり「文楽」という形で継承されており
在阪である関西には「国立文楽劇場」という立派な箱モノまで作られている訳です。

さて、今回紹介した記事を読みながら
日本で人形劇の技術開発が行われず台湾の人形劇を見て「すげー」と感じてしまっていることに
正直、情けなさを感じずにはいられない訳です。

日本でどうして人形劇がココまで流行らなかったのか?

私個人的な意見ではありますがどうしてそうなっているのかを考えたいと思います。

簡単に言えば、あまりにも伝統を重んじすぎたこと。
それと行政が保護を続けてきた結果。なのではと考えずにはいられません。

文楽のように日本古来から続いているもので言えば「歌舞伎」があるかと思います。

しかし、歌舞伎は積極的に新しいことを取り入れ続けています。
それが進化なのか、児戯であるのかは後世がつけることかとは思いますが
それでも何かを組み換え、さらなる発展を目指そうとする歩みは
決して停滞ではないはずです。

スーパー歌舞伎やワンピースとコラボしたり初音ミクを交えての歌舞伎など。
実験的でありながらユーザーを飽きさせないように
ユーザーを捉えようとする歩みは十二分に考えられる訳です。

そんな話をすると「伝統は守らなければ」という意見を言う人もいますが
私はその論調は違うように思えます。

なぜなら、先に紹介した文楽劇場は現代の施設であり
文楽が始まった当時にはなかった様々な技術が流用されて作られているわけです。
となると、そこには進化が含まれており
一部では伝統など守られていない訳です。

伝統を、というならば上演する時には「ろうそく」や「燭台」などにて
薄暗い中にて上演を行わなければならないはずです。

似たような文化を持っていながら
日本で広がらなかったことに残念と思わずにはいられないわけです。

 - アニメ, ヨモヤマ