elude丸

日々の思い描くことをツラツラと綴るブログ

*

M-1グランプリの新システム「笑神籤」(えみくじ)は悪のシステムだった?

   


旬を逃しながらもまだ大丈夫!ということでM1グランプにネタ

すでに旬は過ぎている。と言わざるを得ないのですが
どうしても書きたくなったので「M-1グランプリ」のネタを……。

まあ、当日の夜には書いていたのですが
結局、以前にも紹介したように「ゼルダの伝説」が楽しすぎて更新がままならず。
それでもお披露目できないのはなんとも。ということで旬を過ぎているのを知りながらもw
ということでここからが本稿のはじまり。

先日、毎年恒例となった「M-1グランプリ」が華やかに開催され
見事に「とろサーモン」がグランプリを獲得致しました。

毎年この時期になると真剣な漫才師さんの姿を見られることに
お笑いファンとしては本当に嬉しい訳です。
そして何より真剣な眼差しと悔しさをにじませる姿に感動を覚える訳です。

それぞれの漫才師についてアレコレ言いたいこともあります。
しかし、それはタダのファンの目線でしかなく
漫才の難しさを知らないようなシロウト目線では
意味もありません。ので、今回はちょっと違う点で書きたいと思います。

それは今回の大会から始まった「笑神籤」(エミクジ)というシステムの導入です。
ワイドナショーで松本人志さんもおっしゃってましたが
良い意味もあり、悪い意味もあるシステムではあったと思います。

M-1グランプリで導入された笑神籤というシステムは悪か?

簡単にシステムを説明すると
その場で司会者がクジを引き、登板順を決めてしまうというシステムです。

それまでのM-1グランプリでは少し前に
登板順を決めるイベントを行った上で本番に挑むシステムが取られていました。
そのため、他漫才師の順番などを警戒することもできて
傾向と対策というものをある程度は組むことができたのかもしれません。
まあ心の持ち方を時間を使ってじっくりと定めることができる時間があった。と言えます。

それが悪い。というわけではありません。
しかし、「テレビ」という放送媒体的にはマイナスに働くことも少なくなかったのかもしれません。
というのが私の推察です。

その一つが登板順が事前に知れることで
「見たい漫才師の漫才だけを視聴する」というチョイスができてしまうこと。

漫才の時間は「4分」となっているため逆算することで
ある程度の時間を読むことも出来るわけです。
そうなってしまってはテレビの興行(視聴率)的には美味しくありません。

さらにもう一つ、「本選出場者の多くが初本選出場者」
地方では名前が売れていてもまだまだ全国的には売れていない。というコンビも少なくありませんでした。

そんな状況で登板順を決めてしまえば興味のない参加者は視聴してもらえない。
ということも危惧される訳です。

そうならないためにも「笑神籤」というランダム性を取り入れたのかもしれません。

つまり興行主側でもあるテレビ局的には導入するべくして導入したシステムであり
興行を楽しくするためには必要だったといえるかもしれません。

また、生放送という部分をうまく使っているように思えており
個人的な視聴者目線としては「良かった」と考えています。

漫才師側からは相当に面倒なシステムだったのは推察に難しくない

しかしこの「笑神籤」というシステムは
漫才師としては気が気でないのは言うまでもありません。
番組内で漫才師さんが前室のたまり場にて座っている風景が
何度か映されていましたが、明らかにピリピリしている雰囲気があり
カメラが映っていることを知って慌てて取り繕う。ということも少なくありません。

もともと、M-1グランプリの前室と言えば
みんなが思い思いに緊張をほぐそうとしていたりする姿を見ることも少なくありませんでした。
タバコを吸ったり、仲間の出来栄えを見るようにテレビを見るもの。
コンビと一緒に廊下の壁に向かって漫才の確認をするもの。

そんな気持ちを作る準備すらできないこの状況は
なかなかにシビアな環境だったのは言うまでもありません。

とは言え、そんな中でも最高のパフォーマンスを実現できた漫才師だけがグランプと獲得できた。
と言えるのかもしれません。

 - ヨモヤマ