elude丸

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オタク市場の調査結果2017年版・やっぱり今年も興味ありでアーダコーダと後半も言ってみる

      2017/12/25


オタク市場調査結果(2017年版)毎年恒例のアーダーコーダ言ってみる企画(後半)

これで毎年恒例となっていると思う「オタク市場」を追いかける企画!
一年越しにしかできない企画ながら、これを見ると「年末来たなー」と思うわけですw
今回遅れてしまったのは、申し訳ないがコチラの影響です。

ということで、過去のオタク市場調査記事
オタク市場の調査結果が面白く興味深いので推察してみた(2015年版)
オタク市場の調査結果2016年版が面白く興味深いので今年もまとめたみた

以前と同様にデータとしてはプレスリリースを利用しています。
まあ、本格的に資料を閲覧しようとすると高額になるから、ココらへんはご了承下さい。

興味深いデータを集積して解析したのは「矢野経済研究所」さんです。
今年も紹介させて頂きます。「「オタク」市場に関する調査結果 2017
私の方で簡単に資料としてリスト化させて頂いたのがこちら

PDF:「オタク」市場に関する調査結果2017 市場規模ソート

前半につづいてこちらは後半となります。
前半では景気のいい市場が前半を占めてしまうため
後半ではなかなかに小さな戦いになりがちw
でも、後半の方がいろいろと面白い部分もあるので是非とも読んで頂きたいです。

去年と同じく、コチラで市場規模にてソートさせて頂いております。
今回は二つランク変更がされており、おいおい紹介させて頂きたいと思います。

【オタク市場調査2017年版:もくじ】

オタク市場調査2017年版:「アダルトゲーム市場」の個人的検知の推察

2015年:191億円
2016年:168億円「-12.4%」
2017年:160億円「-4.76%」

今年もまた減少。前年ほどのマイナスではないが、それにしてもマイナスは間違いない。
結果として、トイガンにはランクを奪われワンランクダウン。
「性の多様化」は進んでおり、これまでオタクのエロを支えていた市場である
「アダルトゲーム」がその割りを喰っているという図式は間違いないだろう。

では、どうして割りを喰っているのか。
まず言えるのはアダルトゲームと言えば「1万円」ほどするのが当たり前で
安くなれば、安いなりのものしかなく「安かろう悪かろう」という市場になっています。
その安かろう悪かろうを助長してきたのが「アダルトゲーム」に多い「ADV」形式というパッケージ。
簡単な選択肢において、さまざまなシナリオへと分岐することで
多様なヒロイン達と仲良くなることができるものでアダルトゲームの多くはこの方式を取っています。

ですが、このADV形式が取られるようになって何年経っているのだろうか?
ゲームのカタチというのは無限大であり、RPGやシューティングなどもあって良いはずなのだ。
しかし、作りやすいさやフラグ管理のしやすさ。システムの再開発が必要ない。
などの理由から多くのアダルトゲーム会社が「ADV」形式のゲームしか販売してこなかった。

結果として、安いゲームにまでADV形式のゲームが蔓延することで
ゲーム性ではなく、シナリオやキャラクターだけの比較にしかならず。
「どれも似たようなものじゃん」というユーザーの飽きを早めてしまったのではないだろうか。

対して、同人ソフトなどに見られるアダルトゲームにはさまざまな思考を凝らしたものが多く
「RPGツクール」を使って制作されたエロRGPなどもあったりと
草の根だからこそ起こり得る模索する姿勢を見ることができます。

そんな作品が高くても「3000円」ぐらいで遊ぶことができる分けです。
そろそろ「ADV形式というパッケージからの脱却」が必要だと思わずにはいられない。

そんな中で、ADVだけでなくさまざまなゲーム性を展開している
エロゲー会社には敬意を払いたいと思わずにはいられない。
例えば「エロゲーメーカー」と自負する「アリスソフト」などは
販売するゲームごとにさまざまなゲームシステムを組み込み
そのゲーム性の高さなどから多くのユーザーから指示を得られていますし
バルドシリーズを手がけている「戯画」はアクションゲームを盛り込んだ正当な進化を続けているといえます。
他にも何社かありますが、新しい試みをしようとしている会社は是非とも頑張って欲しいと思います。

オタク市場調査2017年版:「恋愛ゲーム市場」の個人的検知の推察

2015年:137億円
2016年:150億円「9.49%」
2017年:155億円「3.33%」

以前にも紹介していますが「恋愛ゲーム」と言っても
女性キャラばかりが登場する「男性向け」だけでなく
男性キャラばかりが登場する「女性向け」のものも含まれている内容になります。
そのため、男性向けが微減しても、女性向けが増加すれば帳消しすることにもなるのです。

個人的にはすでに恋愛ゲームはプレイしなくなりましたが
男性向けの市場が賑わっている。というよりも、女性向け市場に活気があり牽引している。
というのが正しい見方のように思えます。
というのも、2016年に配信された「囚われのパルマ」に始まるように
意外とスマホ向けの恋愛ゲームは女性人気が高くプレイしている人も少なくなさそうです。

考えるに昔のゲームは男子が遊ぶもの。だった時代がありました
しかし、ポケモンなどの女子ウケするゲームが広がり女性プレイヤーも多くなりまいた。
その後、月日が流れ。ゲームへの親和性の高い女性がいい大人になることで
お金のある状況で魅力的な男性キャラとの恋愛を楽しむゲームの虜になる人がいる。
という構図なのではないでしょうか。

実際、それらの影響だろうと思えるのが
女性層を狙ったTVCMでは、女性に見向きをしてもらうために
イケメンボイスの男性声優さんを起用するCMが増えてきたように思えます。

オタク市場調査2017年版:「プロレス市場」の個人的検知の推察

2015年:121億円
2016年:126億円「4.13%」
2017年:132億円「4.76%」

去年はドール市場の下にいたが、今年はついにワンラックアップ
去年はほぼほぼ横ばい。だと言っておりましたがイヤイヤ。私の目は節穴でしたw
二年連続の「4%」成長なのですから、これはイケイケ成長状態なのは間違いないでしょう。
日本で活躍していた選手が海外へと出かけ、海外勢と競い合いながら活躍している姿は
やはりヒーロー像としては目標にしやすく憧れるものです。

最近では、アメトーークなどによるプロレスを紹介する番組もあれば
「新日本プロレス」がブシロードという会社が母体にあることから
子どもたちへの親和性も高く、TVCMなどへの起用なども継続してきたことから
新しい世代のファン層の獲得を実現している結果が顕著にあらわれているのだと思えます。

オタク市場調査2017年版:「ドール衣装市場」の個人的検知の推察

2015年:134億円
2016年:130億円「-2.99%」
2017年:125億円「-3.85%」

今年も減少。矢野経済研究所の解説では
「2015年度はヒット商品が市場拡大に寄与したものの、2016年度はその反動減もあり、減少傾向にある」
と紹介しているが個人的にはそんな単純な話ではないと見ています。
というのも、少し前にこんなニュースが報じられているのを知っているからです。

し烈!“日中ラブドール戦争” すでに浸食「チャイナガール」相手に伝統文化守れるか!?

中国産のラブドールが席巻しており、その煽りを受けて国産ドールの減少が下げ止まらない。
その影響がこの市場規模の縮小に影響しているのは間違いないだろう。
記事を読む限り、来年は好転する、というのはただの楽観視でしかなく。
今後につながる策をそうそうに考えなければ、市場規模の縮小を留めることはできないだろう。

では、何をすれば良いのか。まずはイメージの変換ではないだろうか。
どうにもドール市場というのは、「ラブドール」的な位置におり
明らかに女性層からは嫌煙されてしまい、「性」という臭いがしてならない。
女性型のドールだけでなく、男性型のドールなども手がけ
ファッション性を豊かにするなどにて、イメージの変換を地道に続けていく。
というのが国内向けにはよいのかもしれない。
あとは海外向けにも本腰を入れなければいけないだろう。
中国産が売れているということは、海外での需要も十二分にあるわけで
中国の富裕層にも愛好者は多いようだ。
日本で購入すると搬送という部分でマイナスも考えられるため海外拠点。というのも重要ではないだろうか。

オタク市場調査2017年版:「メイド・コスプレ衣装市場」の個人的検知の推察

2015年:112億円
2016年:111億円「-0.89%」
2017年:111億円「0.00%」

ほぼほぼではなく、まったくの増減なし。
市場規模としての天井は見えているという良い例なのかもしれない。
すでに「メイド喫茶」と呼ばれたブームは過去の話。なのかもしれない。

去年の記事では「インバウンド需要」などを書かせて頂いたが
どうやら秋葉原にインバウンド向けのメイド喫茶というのもできたそうです。
その後どうなっているのかは在阪の私には皆目検討が付きませんがw
ホームページを見る限りしっかりと運営されているようです。(ホームページ

観光ビジネスにおいて重要なのは「体験」を売ること。
そういう意味ではメイド喫茶という空間やメイドに扮する衣装などを楽しんでもらえるのは
インバウンド需要はありそうです。あとは海外へと売り出すための手段でしょうか。
「Maid Cafe」というキーワードでYoutubeなどを検索すると幾つかの動画を確認できます。
ですが、メイド喫茶側からの海外の方へと向けた遊び方や楽しみ方の動画というのはあまり見受けられません。
日本ならではの体験ではあるが、事前情報を知るためにも動画というのは一つの方法ではないだろうか。

オタク市場調査2016年版:「鉄道模型市場」の個人的検知の推察

2015年:92億円
2016年:105億円「14.13%」
2017年:108億円「2.86%」

残念ながらあまり知識がないが、市場規模としては微増。
列車と言えばここ最近、観光列車というのもが増えてきており
それらを使った専用の車両なども登場したことから需要が増えているのかもしれません。

オタク市場調査2016年版:「ボーカロイド市場」の個人的検知の推察

2015年:90億円
2016年:96億円「6.67%」
2017年:100億円「4.17%」

去年は96億円。そして今年ようやく「100億円」の大台へと乗りました。
オタク市場全体としてはまだまだ小さい市場規模。
個人的には「紅白」への参加することができれば売れたと考えても良いと思うのですが。
なかなかそこまで認めてもらえるまでには時間がかかりそうです。

なぜならまだまだ言葉の発音を聞いているユーザー個人の「補完する力」に頼っているところがあるからです。
初音ミクが歌う歌詞は、聞いているユーザーが日頃聞いている日本語から
それっぽい言葉を補完して歌詞として認識しています。
結果として、聞きなれないユーザーには歌詞として楽しむことができないのです。
それは世間一般の視聴者へとお届けすることが名大である「紅白」としては
そうそうに選択肢としては上げづらいのは言うまでもありません。

とはいえ、市場規模が育ち多くの人が初音ミクなどのボーカロイドに触れることによって
補完する能力が向上していく可能性もあるわけです。

以上。

これで2017年のオタク市場のアーダーコーダも終わりました。
とはいえ、書いています所詮はただの外部の人間が言っている「ガヤ」でしかありません。
どれだけ効果があるのか、成果がでるのかなどは
しっかりと調査などを行った上で考えて頂きたいとは思います。

 - ヨモヤマ