elude丸

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マクドナルドTVCMは安価な商品だからできるマーケティング手法。自社の強みを理解した広告

      2018/02/12


マクドナルドが行う「選択肢風全択マーケティング」は安価な商品だからできるマーケティング

最近、マクドナルドのマーケティングが面白いと思っています。
いや面白いとは思うけど、感情としては「やりおるな……」
少し妬みや嫉みに近い感情も合わせ持っていたりします。

そんな私の負の感情を呼び起こすマクドナルドが行っているマーケティングとは何か。
それは「選択肢風全択マーケティング」です。

ここ最近、マクドナルドが複数の味を同時に発表し
それを選ばせるTVCMを打ち出しているのを知っているでしょうか?
この記事を書いている時に流れているTVCMはコチラになります。

商品A、商品B(more)を同時期に販売し
それをユーザーに選ばせるようなTVCMにて購買に誘導するというもので
商品は2つのときもあれば、それ以上の場合もあります。

商品Aと商品Bを同じTVCMに持ち込み
画面を分割してまるで選択肢のように見せることから
「選択肢風」という言葉を付けさせて頂いています。

そんなTVCMを使ったマーケティングを
「選択肢風全択マーケティング」と呼ばせて頂いております。
もう少しましな言葉が欲しかったのですが
語彙の低さからご了承頂きたいと思います。

「選択肢風全択マーケティング」という選択肢を見せて選ばせる広告

そろそろ皆さんも気になっているかと思いますが
なぜ「~風」と付けているのか。

確かにTVCM上では複数の商品を分割することで
選択肢としてユーザーへと見せており
どちらか一方でも購入して貰えば、というのが狙いといえます。

ですが、そこに計算高さを私は感じるわけです。
というのも、マクドナルドの商品というのは
「ファストフード」と言われるほど、格安で早く食べられる商品なわけです。

あくまでユーザーに選択肢を見せてはいますが
Aを選べば、Bは選べない。という一方しか選べない選択肢ではありません。
店舗へと行けば400円ぐらい払うことで、もう一つも選べてしまう訳です。

A選んだけど、Bも一緒に選べる。
もしくは、Aを選んだから、次の時はBを選んでみるか。
というユーザー心理が働くわけです。
なぜなら、全選択が可能なファストフードという安価さがあるからです。
選択肢を強要するTVCMを打ち出してもユーザー心理のハードルは高くなりません。
そこに目をつけたことに、私としては妬みに嫉みを覚えるわけです。

安価な商品だからこそできるマーケティングだと言えるわけです。
それが「選択肢風全択マーケティング」なのです。


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「選択肢風全択マーケティング」には実は「+α」の利点がある

「選択肢風全択マーケティング」に妬みや嫉みを思うのは
「+α」の購入を起こせるかもしれない手法だからです。

広告とは、何かのサービスや商品を手に取ってもらい購入してもらうことが主目的です。

ですが、その後の「+α」が発生し
もう一つの選択肢も確かめたい、と思ってもらことができれば
商品Aを選んでいたのなら、商品Bを
商品Bを選んでいたのなら、商品Aを選んで比べてもらえる訳です。
その後にまた来店してもらえる可能性を残しつつ
次の購入にまでつなげることができる広告だと思うのです。

これは安価で購入しやすいという商品だからできる
マーケティング手法で、本当に面白い方法だと思います。

実は「選択肢風全択マーケティング」は少し前から行っているのを知っており
選択肢も「3つ」ということもあったのですが
その後、選択肢3つのマーケティングが実施されなかったところを見ると
最良の選択肢数は「2つ」だと考えて良いのかもしれません。
食べ比べしやすく、購入しやすいという部分を考慮した結果なのではないでしょうか?

ネーミングセンスはいまいちではありますが
マクドナルドが取っているこの「選択肢風全択マーケティング」
安価で手が出しやすいものには結構使える手法かもしれません。

 - ヨモヤマ