elude丸

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漫画の違法ダウンロードサイトから考える電子化する出版業界の未来は「電子おこずかい」が解決?

   


漫画の違法ダウンロードサイトは未来の出版業界すら混沌とさせる

先日、テレビの「ワイドナショー」を見ていた時
「漫画の違法ダウンロード」を話題にされていました。

そんな中でパネラーの一人が次のような問題を提起されておられます。

「地方の書店が次々と潰れている。大人はクレジットカードを元に
Amazonなどにて購入することはできる。
が、クレジットカードを持てない子どもたちは本を読むという習慣すらなくなってしまう」

内容に関しては録画していたわけではなかったため
私の覚えている限りとなり、正確ではありません。
が、意味としてはそんな内容を仰っていたと思います。

言いたいことについては納得できます。
確かに我々大人ともなればクレジットカードを使って
簡単にAmazonなどのオンライン電子書籍を購入することができます

ですが、学生やそれよりも若い子供達というのは
クレジットカードを使えるわけもなく貰ったおこづかいを使って
近くの書店にて現金取引にて購入するのが一番の経済活動と言えます。

ですが、町の書店は減少が進んでおり
近くに町の書店がない子どもたちは購入するという
選択肢すらなくなってしまうのです。

実はここには潜在的な問題が含まれております。
それは本を読むという習慣を子供の時に養われないことです。

資料:子どもの読書活動の実態とその影響・効果に関する調査研究 報告書

資料では子供の頃に読書活動をしていた場合
多くの場合が大人になっても読書をする習慣が見についており
本を楽しむような大人になることが報告されています。

本を読む習慣を子供の時に養っていると、大人になっても本に触れる機会が増えます。
結果、そういう大人が出版業界のメインターゲットとして経済活動してくれるわけです。
もしも本を読まない習慣が見についてしまった子供が
今後大人になることを考えると、今後の出版業界は厳しいという現実が見えているわけです。

この考えはなかなかに鋭く、現在だけでなく
未来的な視点を持っても危機的状況であると言えます。

ですが、実際にはAmazonからクレジットカードが無くても購入は可能です。
コンビニなどにて販売されている「Amazonギフト券」を使って
Amazonにポイントをチャージして購入するという方法です。

とは言え、現金で現物と交換が可能な町の書店と異なり
手間が多いことは否めず、読書習慣を養えるとは言いづらい。

このまま町の書店がなくなり続け、電子化が進んだ時
読書習慣を子どもたちに養わせることはできるのでしょうか?

一つ、手があるとするならば「スマホ」や「タブレット」の普及でしょう。
最近では子どもたちでも「スマホ」を持っているケースが少なくありません。
「スマホ」や「タブレット」を使って電子書籍に触れることで読書習慣を養えるはずです。

あとは、購入方法についてですが……。
これには「電子決済」の普及が始まれば
親からのお小遣いを「電子マネー」で、という未来もあり
現金を持ち歩かなくなることで、電子書籍の購入も進むかもしれません。
つまりおこづかいの電子化。「電子おこずかい」の導入ですw

……電子決済が広がっていない日本では
どれだけ先になるのかわかりませんが。

漫画の違法サイトが人々に受け入れられたのは「万能性」

そんな、漫画の違法サイトの話題において
出版社の横のつながりを強固にする。という話題がありましたが
現状において一番の手段なのは間違いないでしょう。

漫画の違法サイトが利用される一つの点として
そのサイトに行けば、出版社の垣根なく多くの話題作が一手に集まっている。
という万能性の検知からも優位性があったと思います。

対して、オフィシャルはというと出版社事に独自のシステムを作ったり
電子書籍に置いても統一フォーマットが定まっていないのが現状。
出版社ごとのビジネスのつながりから
こっちのサイトにはあるのに、あっちのサイトにはない。
なんていうコンテンツが少なくありません。

漫画の違法サイトがココまで伸びてきてしまっている理由に
以前、私は「出版社が疎かにしていたこと」と書かせて頂きましたが
厳しい対応だけでなく、配信する側が受け取る側の利便性を考えて
サイトの統一やシステムの整備などを疎かにしてきたことも要因だったと思えます。

とは言え、間違っても漫画の違法サイトを擁護するものではありません。
違法サイトはビジネス活動からしても巨悪であり
現在活動されている作家さんの活動を支えると共に
新しい作家さんが現れ、力を付けていくためにも必要なものです。

 - ヨモヤマ, 書籍, 漫画