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映画「ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男」名演が光る引き込まれる作品

      2018/04/03


イギリス人の誇りに訴えた戦いの記録

昨日は映画の日ということもあり
そして休みも重なったことから、映画鑑賞へと行ってまいりました。

見た映画は「ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男

映画のタイトルが何とも相変わらずの邦題ですが
原題では「DarkestHour」となります。
「ウィンストン・チャーチル」だけならまだしも
「ヒトラーから~」という部分の副題がいるのか……。

まあ、「ウィンストン・チャーチル」という人物名が
日本ではあまり知られていない。という部分もあり
どういう人物を描いたのか知ってもらうためには必要だったのかもしれませんが。

この映画に選んだ理由としては「なんとなく」です。
まあ、映画に関しては「特殊メイク」の話題が多かったこと
ゲイリーオールドマンという役者が好き。という部分が大いにあります。

辻一弘氏が語る「ハリウッドで生き残れた理由」

個人的に好きな映画はアクションモノが好きで
見るまでは本当に楽しめるのか、とても懐疑的であったのは隠してませんでした。
実際、不安な心情をツイートしていたりします。

とは言え、視聴を終えてみると何とも良い映画でした。
「ゲイリー・オールドマン」の名演が光ってます。
最初登場した時は、確かに目の周辺はゲイリーオールドマンなのです。
しかし、やがてその姿がウィンストン・チャーチルに見えてくると一気にスクリーン内へと引き込まれます。
まるで、自分が歴史的瞬間の証人としてウィンストン・チャーチルの行動を
見守っているかのように彼が抱える苦悩などを傍観者として見届けるのです。

映画仕上げたのはゲイリーオールドマンという名優の演技力

ゲイリー・オールドマンの何がスゴイってその人物になりきってしまうことです。
癖があるならそれを「自然に実演してしまう」ところだと言わざるをえません。

劇中でチャーチルが興奮するシーンや、たじろぎ言葉を籠もらせる瞬間なども
何度もあるのですが、その度、その人物らしい癖が垣間見えるのです。
その見せる癖が素のチャーチルなのだと見ている方は思ってしまう訳です。

が、もちろんそれは「ゲイリー・オールドマン」が演じるチャーチルではありません。
ましてや実際に生きているチャーチルなど私は知らないはずなのです。
ですが、本当にチャーチルが居て苦悩を抱えているように見えてくるのです。
とても自然で、まったく違和感を感じられ演技力に驚嘆します。

自然にチャーチルという人物が激昂し、心を乱して見せた一面。そんな風に受け取れるのです。
そんな演技を見せられては世界観に引き込まれても仕方ないと言えます。

そう考えると、「ゲイリー・オールドマン」が
「特殊メイクを指名してきた」というのもうなずけます。

ゲイリー・オールドマンの名演が光ったとしても
「チャーチル」の身体全体を形作る「周辺」に違和感があっては
せっかくの演技にも耐えられず、視聴者は世界へと引き込むことに失敗しシラケさせてしまいます。
そういう意味では知りうる中で最高峰の技術を提供できる人間として辻さんを
指名してきた理由がよく分かるのです。

私はなぜか涙を流しながら見ておりました

映画の詳しい中身に関しては見ていない人もいることを含めて
深く書かせては頂きません。

が、「大英帝国」と自国を認めるように
イギリスには、イギリス人としての誇りがあり
それはその国に住んでいる多くの一般人が持っているもので
その気持にチャーチルは押され決断することができた。

実際のところ「和平」という選択肢を進んでいた場合を考えると
イギリスは間違いなくフランスからは恨みを買うことになるでしょう。
そして、ヨーロッパ諸国からも不満を持たれるのは間違いありません。

そうなった時、イギリスはその後の未来でどうなっていたのか。
まったく現状とは異なっていたように思えます。

あと、カメラワークや演出なんかも良い感じで……。

最後に涙を流した理由としては……。
詳しく書きたいところですが、内容なども被っていることから
これは書かない方が良いのかもしれません。
正直自分でも分からないうちに涙を流していたと思います。

自分の思惑とは別に刻一刻と状況が悪化し
なんとか打開を求めるものの徐々に指示すら失っていき……。

ああ、本当にいろいろと言いたくなる作品ですが
本当に良い作品で、ラストのシーンがカッコ良すぎます。

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