elude丸

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日本版「MoviePass」という映画館で映画見放題サービスはできるだろうか?

      2018/04/21


映画館で映画見放題という海外のサービスは日本で提供できる?

このサイトでも定期的に見た映画の感想を書くぐらい
結構、映画は映画館で見たい派に属していたりする私です。

もちろん、時間というコストの関係から見られない映画などもあり
そんな場合にはNetflixやAmazonプライム・ビデオなどによって公開された時には回収するわけです。

そんな映画が好きで、映画館が好きな私が
興味深い記事を読ませて頂いたので紹介したいと思います。

月1,000円で映画見放題のMoviePass。「使ってもらっては困る」サービスの将来はいかに

アメリカの映画事情を紹介した記事。
アメリカの「MoviePass」というサービスについて取り上げており
その後、アメリカ映画界が抱えている未来への不安について紹介されています。

「MoviePass」というサービスがあったとは知りませんでした。
どんなサービスなのか。というのは記事内で書かれていることですが
月額利用料を払うことによって
提携映画館での映画鑑賞した際に現金が帰ってくるというサービス。

つまり、映画館で映画鑑賞を行えば
その映画の価格と同じ金額が銀行へと振り込まれ
差し引きで「ゼロ」になり「無料」として鑑賞することができるわけです。

日本のように映画の価格が有る一定に定められていれば
処理も簡単なのでしょうが、アメリカは映画館によって価格が異なるため
このような形で補填する、という方法が取られているようです。

記事内でも書かれているように月額費用があまりにも安く
なんとも今後続くのか怪しいサービスではあります。
とは言え、映画館で映画を見るのが好きな私からすると
サービスとしてはぜひとも利用したいと思わずにはいられない。

ということで日本でもサービスできないか。
いろいろと考えてみたいと思います。

日本版「MoviePass」は実際に日本でサービス開始できる?

まず、日本の場合、映画館での映画鑑賞は大人「1800円」で販売されます。

その他には「映画の日」などにてサービス価格帯がありますが今回は考慮しません。
というのも、月額定額制で利用できる利点というのは
混み合うサービス時期を避けて、通常営業時に
安価で入ることができるという利点を得たいからで
わざわざ混み合う時期に利用するようなことは考えなくて良いはずだと判断します。

資料:「第6回「映画館での映画鑑賞」に関する調査
NTTコム オンライン・マーケティング・ソリューション株式会社

上の資料「直近1年以内に映画館で観た映画本数の推移」から
1年の間に映画を鑑賞した本数で過半数以上を越えているのは「67.1%」「4本以内」

それを踏まえて安全圏で料金設定をすると
「4本×1800円」で「7200円」
そんな月額費用のサービス早々に受け入れられるわけもなく
サービスとしても「割高感」しか否めません。

まあ、現実的な金額を提示するならば
「2本×1800円」の「3600円」程度ぐらいでしょう。
それでも、1000円以上のサービス。というのは
なかなかに割高な印象を与えてしまいサービスとして成り立つのか……。
甚だ疑問を感じずにはいられません。

先に紹介した記事のように月額「1000円」ぐらいが
ユーザー心理も緩くなり集客することに難しさがないレベルだと思われます。

では、「1000円」にするとして「2600円」ほどのマイナスをどのように補填するのか。
ここで活用できるのが「広告」だと言えるのではないでしょうか?

専用のスマホアプリによって管理などを任せるとともに
「映画情報」専用ページなどを作成し、映画配給会社からの広告。
また、予告編やリスト上位を「広告枠」にすることで
マイナス部分もあるていど補填できるかもしれません。

とは言え、そううまく行くようにも思えません。
それもこれも、海外の映画館に比べて日本の映画館は割高なため
割高と割安との開きを利用した儲けを期待できないため
魅力的な価格帯でのサービス提供は難しそうです。

まあ、実現させたとして一番の難敵は「シネコンとの連携」でしょう。
日本各地で映画館を営業しているのは多くが「大手シネコン」であります。
TOHOなどであり、それらの映画館でも利用できなければ
ユーザーにメリットを感じてもらえないどころか
すべての地域をカバーすることができません。
それでは広告による収益化も魅力が薄れてしまいます。

結論から言えば、日本での「MoviePass」のようなサービスは
なかなかに難しそうだ。ということです。

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