eスポーツにおける「ドーピング」という問題はどう解決していくのだろうか?
2018/05/02
日本eスポーツ連合が発足したがeスポーツだが「ドーピング問題」どうする?
先日、私が注目していた団体の設立が報じられました。
それは「日本eスポーツ連合」です。
「「日本eスポーツ連合」設立が発表。団体の設立趣旨やプロライセンス制度の概要が明らかに」
これまでは「eスポーツ」という競技ながら日本国内にていくつかの団体が存在しており
うまく機能しているとは言えない状況でした。
それが一つの団体となり、ようやくeスポーツとして動き始めた。といえるのかもしれません。
そんな中でeスポーツについてまとめられている
コチラの記事を紹介したいと思います。
eスポーツにまつわる「理論」と「感情」の部分で割り切った解説がなされており
一読いただけるとeスポーツの状況がよくわかるかと思います。
オリンピックの種目となることを目指しているのも頷ける話です。
これまでゲームといえば、余暇を楽しむ「遊び」であったものが
大きくスポーツとして認められることになれば
開発元の会社としてはさらなる売上が望めると共に企業としても箔が付きます。
このような感覚的なひっかかりが多々あるものの、オリンピック公認種目のような権威が欲しい世界各国のeスポーツ関連企業と、ゲーム人気とスポンサー収入にあやかりたいIOCの思惑は一致。
そういう意味では記事の一文も頷ける訳です。
とは言え、現状にはやらなければならない問題もあるのではないでしょうか。
そう考える私が提起する問題とは「ドーピング」についてです。
eスポーツにおけるドーピング問題はどう対処していくのか?
先日、シロクマさんがコーヒーを飲んでゲームをプレイした時の
勝率について詳しくメモを公開されました。
長い期間を追いかけての大変より良い統計データです。
参考資料:「コーヒーでスプラトゥーン2の勝率が上がるか、確かめてみた」
それを見る限り「コーヒー」という嗜好飲料を飲むだけでも
勝率に大きな違いが生まれている訳で
脳内の処理速度の向上を得られることが出来るわけです。
そうなれば市販されている栄養ドリンクなどにはさらなる効果を期待できる訳です。
現在、世界各国で行われているeスポーツには
栄養ドリンクの「レッドブル」が主催している大会などもあるわけで
私個人としては癒着感を感じずにはいられません。
現代においてオリンピック競技には厳しいドーピング規制があります。
これまでのドーピング検査などから、その検査方法も厳格化され
大変監視の厳しい中での検査が実施されています。
しかし、「興行」的側面が強いeスポーツにそこまでの
厳格な規制が存在するのでしょうか?
ましてや先に紹介したように栄養ドリンクが主催している大会などもあり
とても規制されているとは思えない現状です。
ちなみに過去にeスポーツでドーピングの問題が発起したことがあるそうです。
そして同時に多くのプレイヤーが常用していたそうです。
清廉潔白、とまでは言いませんが
オリンピック競技化を望んでいる、狙っているというならば
選手のモラルもそうですし、厳密な対策とともに対応を
しっかりと国際的に制定して欲しいところです。