elude丸

日々の思い描くことをツラツラと綴るブログ

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スーツ販売の紳士服が低迷。だったら次の一手をどうするのか早めの舵切りが求められる

      2018/05/31


紳士服市場が苦悩に喘いでいるが予測できた未来

当然だな。という感想しかでなかった記事を紹介したい。

スーツ販売が低迷、紳士服大手が抱える苦悩

紳士服メーカー大手の青山商事、AOKIホールディングス、コナカ、はるやまホールディングスが発表した4月の既存店売上高は、4社とも前年同月比で2~4ポイント下回った。2017年度(コナカのみ2017年9月期、ほか3社は2018年3月期)決算は、青山とAOKIがわずかに営業増益だったが、年間累計での既存店売上高は4社そろって前年割れとなっている。

まあ、なるようにしてなった。としか言いようがない。
内部を見てみても、背広一式にしても万単位の価格設定。
その上、土日の書き入れ時でも店内はガラガラ。それでもフロアには多くの人員が勤務。
そのために購入する場合も必ず店員が付き添いで付いてきて簡単に見ることもできない。
本当に集客できているのかと不安に感じる幹線道路沿いの大型店舗の多数営業。
裾直しなどの処理にしても、後日受け取り。
(いずれも私が購入した場所、時期での経験ですが多くそうだろうと思います)

対して外部に目を向けて見ると
ユニクロなどのファストファッションがカジュアルスールを出した段階で
危機感は十二分に抱かなければいけなかった。
ましてや、最近の仕事場では背広自体を着用しなくてもOK
というところも出てきている訳です。

そんな状況下で低迷していくのは目に見えていた

紳士服大手の対策はコストカット。しかし対処は止血でしかない

記事内では紳士服大手の幹部が次のように語っています。

紳士服大手の幹部は「危機感が足りなかった。スーツ市場のパイが広がらない今、現状維持が精いっぱいだ」と率直に認める。

生き残るすべとしては、言いづらいことではあるが
「コストカット」以外にはないと言わざるをえません。

先にも述べているが
来店される客数に対する従業員の数があまりにも適していない。

例え、客に対して従業員がマンツーマンで対応し
希望されている商品を見繕うという方法が必要としても
ボヤボヤしている従業員の数が多すぎます。

まあ、コストカットというのは出血を止める。という行為でしかなく
これを実践したからと言って回復するわけではない。

本当の問題点はこの先、これからの未来に潜んでいます

そして、何より怖いのはこの先にあります。
悲しい現実ではありますが
今後の日本において、成人する若者の数はどんどん減っていく訳です。
そういう少子化が進んでいるのは説明する必要もありません。

つまるところ、成人し背広を必要とする全体数の減少は免れず
パイの奪い合いは激化していくと言わざるをえません。
さらに今後、背広でなくてもOKという開明的な企業も増えてきてくることでしょう。
なればこそ、そうそうの止血処理は必要であり
今後のパイの奪い合いに勝つためにも先見の明を持って
紳士服市場でどのように生き残るのか、舵をどう切るのかの判断が急がれるわけです。

では、どういう舵切りが必要になるのか。
背広や紳士服に注力するのではなく「ビジネスカジュアル」という形で
ビジネスの現場でも最低限の見た目を保ち
より気軽に着こなせる背広の分野に打って出るべきだと私は考えます。

ファストファッションが作る「ビジネスカジュアル」ではなく
しっかりとした紳士服業者が作る「ビジネスカジュアル」ならば
一つ上のランクを望む、意識高い系の若者世代にも見向きをしてもらえるはずです。
合わせてコストカットすることによって
背広一着の価格帯を下がることでも企業が存続することも難しくないでしょう。

 - ヨモヤマ