elude丸

日々の思い描くことをツラツラと綴るブログ

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夏休みの宿題の”自由研究”。その宿題が出され続ける意味とは?

      2015/10/03


お盆が来たことで夏休みも中頃、お子さんの宿題進んでますか?

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私が幼少の頃は夏休みの宿題というと数学や漢字のドリルに、いくつかの問題プリント。
そして、読書感想文自由研究ぐらいだった。

それから何十年と経っているが
未だにマスト夏休みの宿題として登場するのが「自由研究」

自由研究が夏休みのマストな宿題にどうしてなっているのか?
それは子どもたちに考える力をつけて貰うことが目的。
自分で問題を見付けて、そこへの解答を自分で探す力。そんな考える力をつけことが目的。

私の幼少の頃は、インターネットなどもなく。
自由研究の調べ物には図書館へ行くことが欠かせなく、情報に触れる機会が明らかに今よりも乏しい。
しかし、逆に考えると情報がなかったために、簡単な疑問から調べる口実ができた。
つまり、逆説になるが謎が多かった分、自由研究の課題には困らなかったと言える。
だから図書館などで調べるだけで、自由研究として成り立っていた。

しかし、今は情報過多の時代。簡単にインターネットで調べることができ
子どもたちは幼少の頃から情報に触れる経験をしている。
最近の子供は、親御さんからスマホやタブレットを与えられ、一人で遊ぶなんてこともしている。
そんな情報過多の時代となると逆に、深い謎しか残っていなかったり
過去に誰かがやったことを、コピーしたような内容で満足してしまう。

つまり、インターネットで「自由研究」というキーワードで
公開されている情報を元に適当に終わらせてしまうのだ。
(自由研究まとめ。的なサイトも多いにありますからね……)
それではせっかくの宿題の意図にも沿わない。
ただ、そこに書かれている手引書を元に、答えに向けてステップを踏むだけ。
情報過多というのが、難問に対してアプローチする情報を収集するのではなく
どれだけ簡単に終わらそうかに集約した情報のみを求める使い方になってしまっている。

では、親御さんはどうすれば良い自由研究を与えられるのか?

さて、そんなお悩みの親御さんに提唱させていただくのが
博物館や科学館などへと足を運ぶことです。

夏休みに入りますと、博物館や科学館などでは
自由研究に向けた講演やイベントなどを行ってくれるところが増えます。
自由研究の題材探しだけでなく、お子さんとの触れ合いを楽しめるチャンスでもあります。
博物館や科学館なら、学芸員さんが講師を務めてくれたりするので
正直わかりやすく、思いついた疑問にも答えてくれます。

また、ご家族で行った時の注意点としては、親御さんから子どもたちへと、押し付けがましくしないこと。
確かに自由研究の題材、テーマとなるものを探すために博物館や科学館へとやってきたわけですが
見付けられなくても良い。そういう思いを持つようにしましょう。
子どもたちも自分なりに探そうとはしますが、なかなか自分の琴線に触れるものは
すぐに見つかるものではありません。

なので、いろいろと時間を取って、様々な所へと足を運ぶようにしてあげて下さい。
いろいろなモノに触れさせて、体験させてあげた上で興味がありそうなことを察知し
子供との会話の中で疑問点を膨らませてあげて下さい。
そう、子供は何もかもが初めてで分からないことばかり。いろいろな事に興味を持ちます。
そこですぐに答えを教えてあげるのではなく、どうしてそう思ったのか?どんな疑問を思うのか?
そんな風に子供の成長を見守るようにしてあげてください。

私個人的な考えではありますが、身近な疑問でも、良いのではないかと思っています。
例えば、「どうしてお爺ちゃんの口は臭いのか?」という研究テーマ
確かにファーストインプレッションは馬鹿にしているようなテーマではありますが。
口臭を突き詰めれば、細菌や人体の謎に迫れるテーマです。この研究テーマを頭ごなしに否定するのではなく。

調べる過程で、様々な意見を伝えてはどうでしょう。
「口が臭くない日はあるのか?」「どんな時に臭くならないのか?」
「口臭予防になにが効果的か?」
ここまで研究を進めればしっっかりとしたものです。

どんな下らない内容でも良いのです。その後、どこまで研究テーマを深く掘り下げられるのか。
でも、なかなか子供にはその部分ができません。
すぐに飽きたり、諦めたりして手を抜いてしまいます。

そのため、疑問点や課題、解決作などを調べるように誘導をしながら
時としてヒントを与えてあげることで
自由研究という宿題の趣旨に則った成果が現れるのではないでしょうか。

 - ヨモヤマ