elude丸

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ゲーム業界のリバイバル作品ばかりに憂いを感じるゲーマー

      2015/10/03


リバイバル作品ばかりを販売する日本ゲーム業界。大丈夫か?

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先日、2015年8月以降に販売されるゲームで私が興味あるソフトについて紹介をした。

その中で紹介した多くがリバイバル作品であったことに触れている。
リバイバルとは、過去に販売したソフトを、その当時とは違うフォマットで再販売するもの。で
ゲーム業界としては1つの販売戦略となっているのでしょうが
それにしてもリバイバルの数が多すぎるように思える。
先日、ニュースで「2015年 ゲーム業界白書」が公開され
2007年から市場規模は半減されてしまったと報告が出ていて、ゲーム業界が多いに落ち込んでいるのが現実。

どうして、販売戦略といえるかというと、まず目標とする完成形が見えていることが大きい。
目標が見えていたら、まずはそこに到達することだけ目標にすれば良いのでコストの投資が大いにやりやすい。
キャラデザインやマップコンセプト、システム面など
多くの部分がフォーマットをあわせるだけで利用が可能なのも上げられる。
つまり、販売する開発会社はコストを抑えて1つのゲームを作ることができる。

だが、利点はこれだけではない。
実は今回リバイバルされるソフトの多くが「PS4」に対応となっている。
これが示す答えというのは、PS4の開発技術を向上させることが一つの目標としていること

PS4の開発技術向上って、開発の技術って上げる必要あるの?

PS4は2014年に登場した「Sony」の最新のゲーム機種。
つまり、まだまだ日本のゲーム業界内にもコンテンツを上手く作るだけの
技術やスキル、知識などが備わっていないのだ。

だが、こんな状況は日本のゲーム業界だけで、海外ではそんなことはない。
というのもアメリカのゲーム企業は社内に多くのエンジニアを抱えている。
そのため、ゲーム開発とは別に知識を蓄えるための作業も同時進行で行われる訳です。
なので、どんどん新作を開発しユーザーへと提供することができるのです。

情報元としてて「みずほ銀行」が「みずほ産業調査 Vol.48」から
06 第2部 各論:各コンテンツ産業の現状分析 第5章 ゲーム産業」(リンク先:PDF)の情報を紹介。

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※わかりやすくグラフ情報を抜粋、右下が従業員数の推移で上昇していることが分かる。

しかし、日本のゲーム業界は人員に余裕がない。
理由は簡単だ、販売した商品の市場規模が違う。アメリカは世界規模で売り
日本のゲーム業界は日本国内だけなのが多い。つまり、余剰人員を雇うだけの売上を得られないのだ。

結果、人員を確保できずにPS4などの新しいプラットフォームへの対応が遅れる。
それでも、現在PS4は世界規模で絶好調で、プラットフォームの魅力としては高い。
だったら、ゲーム開発のスキルや知識は蓄えなければならない。

そこでゲーム業界が使うのが「リバイバル」
リバイバル作品は設定やキャラデザイン、ストーリーなどはすでにできており、見本となるソフトが存在しています。
それに合わせるように、今の技術を開発することに専念できるため
開発工数も少なく、技術スキルだけを身につけることができる。
あと、リバイバル作品が売れれば、それだけ収益も挙げられる訳だ。

実際、最近のゲームはゲーム機が高性能になることで、開発費用が大きく膨れてしまうのも事実。
どこかで回収できないと、ゲーム会社自体が立ち行かなくなってしまう。
そのため販売戦略としては、まあ、アリだとは言えるでしょうが。
ゲーム好きなユーザー目線でいうと、どうにも悲しいというのも事実。

リバイバルというのは、やはり「手を抜いている」という印象が少なからずあり
あまり印象が良いモノには映らない。

なので、私個人が考える、リバイバルよりも良い手。というのが
ダウンロード販売などの安価ソフトの開発を活発化させることです。
例えば、私の好きな「Terraria」は企画1本でアレだけのファンが付いている作品と言えます。
また、ダウンロード販売ながら、様々なプラットフォームにて遊ばれているゲームだ。

具体的な流れを紹介すると、まず経験の浅いスタッフを集め、ダウンロード販売向けの企画書を書かせます。
大型ゲームではなく、中~小のゲームで価格設定も当然お安くなり。
割ける人員的コストも当然少なくなります。企画者自らがプログラミングなどの作業をする必要があるかもしれない。
出された、企画はほぼ口出しせず。企画者の意志を尊重するのです。

また、もしも評判が良く。他のプラットフォームでも販売を期待する声があった場合には
それにも逐次答えていく。理由は売上を上げるためではない。
目的は会社名を売ることでが目的である。
PCなら、Stramなどのオンライン配信のプラットフォームがあり
多くのユーザーが世界中でゲームを楽しんでいる。

これらで若いスタッフのスキルを上げると共に、良い企画が生まれる下地を作れます。
また、売上というもっとも信頼できる指標から、企画の良し悪しを判断することができ
企画者としても、成功体験などがつくようになり、企画書を描くための参考データを集められる。

最近ではスマホ向けのソフトを開発するゲーム企業もありますが
スマホ開発では、ダメだと思います。というのも、スマホとコンシューマでは
儲けシステムが大いに異なると共に、遊ぶユーザー層も違っている。

なので、若い企画者などにはスマホゲームを作らせるのではなく
ダウンロード販売のソフト開発をさせることで
リバイバルで開発技術を向上させるのではなく、安価ソフトによる
尖った作品で開発技術の向上を目指してもらいたいとゲーマーは考えている。

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