elude丸

日々の思い描くことをツラツラと綴るブログ

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アダルトゲーム市場が低迷を続けるのは「オカズ」に特化した結果、代用品戦争に巻き込まれたから

   


アダルトゲーム市場が低迷しているのは「オカズ」に特化したから

ここ最近、久しぶりに成人向けゲームを遊ばせて頂いています。
遊んでいるのはソフトメーカー「BaseSon」販売の
真・恋姫†夢想-革命- 孫呉の血脈」です。

シリーズ通してのファンであり
何より「三国志」が好きであり、三國無双も好きだし
「横山光輝 三国志」というスーパーファミコンも好きだったw

すでに「魏」のリブート作品も販売されており
来年には「蜀」のリブートも販売する予定となっており見逃せません。
その上、あの終わり方……。これは今後が大変興味深くなりますw

相変わらず物語の展開や、キャラクターとの掛け合いなど
面白く作られており、楽しく遊ばせていただきました。

個人的には孫呉の陣営で言えば「冥琳」が好きだったりしますが
今回はそんな「真・恋姫†夢想-革命- 孫呉の血脈」の感想という訳ではなく
「成人向けゲームの行く末」について思うところがあり書いてみたいと思います。

オタク市場においてアダルトゲームの低下は「オカズ特化」した結果

毎年更新させて頂いている「オタク市場」データを元にした記事。
こちらで毎年の市場規模を確認させていただきあーだこーだと言わせて頂いています。

オタク市場の調査結果2017年版・やっぱり今年も興味ありでアーダコーダと後半も言ってみる

そんなオタク市場の一つに「アダルトゲーム市場」というジャンルがあり
毎年しっかりと市場規模について調査が行われております。
しかし、その市場規模は毎年ジリジリとマイナスになっており
ついには2017年集計のデータではついにトイガンに順位を抜かれております。

オタク市場についてあーだこーだ言わせて頂いた記事でも書いていますが
ビデオやアダルトゲームだった性の時代は過去になっており
さまざまへと性の多様化が進んでいるのは間違いありません。

パソコンよりもスマートフォンは所有する必要性が高く。
スマートフォンさえあればパソコンでできる多くのことが行なえます。
それはパソコンを所有していない若年層を増やすことになり、持っていてもタブレット程度となります。
と考えると実質、アダルトゲーム市場を下支えしているのは古参のファン層となります。
結果、市場規模は縮小を余儀なくされるわけです。

さらに私が危惧を覚えるのが「ADV形式の満腹感」です。
毎月、いくつかのアダルトゲームが販売されますが
その多くが「ADV形式」の取るに足らないストーリーのみで展開します。
「アダルト」「ゲーム」と言われている割にはゲーム要素もほぼなく。
なんの意味で選択させるのかわからない選択肢。同じ立ち絵が出たり入ったりするだけの紙芝居。などなど
どれをとっても同じ様式にて安易な形で販売されています。

それは究極的な「オカズ」という部分に集約したからです。
なぜなら、オカズとして楽しみたい主目的の場合、「ゲーム性」というのは面倒に他なりません。
例えばそのアダルトゲームが
RPGならば「なぜ、オカズのためにレベルを上げなければならないのか」
SLGならば「なぜ、オカズのために内政しなければならないのか」
早くオカズとして楽しみたい場合には、ゲーム性は不要なのです。

しかし、短絡的に「オカズ向け」として作り込んだものは
結局のところ、ビデオやDVD。そしてネットで手軽に見れるエロ動画となんら変わりがなく
簡単に代用品が見つかってしまうわけです。

簡単に代用品を見つけられることは
エロ動画などの需要を奪うことができますが、逆に奪われる危険もあるわけです。
アダルトゲームは「オカズ」としての代用品戦争に参加した結果、市場規模の低下に見舞われてしまった。
そんな風に私は考えています。

アダルトゲーム市場はこのまま終わってしまうのか?

では、このままアダルトゲーム業界がポシャってしまうのか
私はそこまで易い業界だとは思っていません

実際、アダルトゲームでも安易なADVばかりではありません。
ゲームとしてしっかりとオリジナル性を持たせ、十二分に楽しめる作品を送り出している
ソフトメーカーも頑張っている業界です。

例えばバルドバレットシリーズを手がける「戯画」や
完結したランスシリーズを手がけ、エロゲーメーカーだと自負する「アリスソフト」など
他にもいくつかのソフトメーカーが頑張っているわけです。

ただの「オカズ」だけでなく「ゲーム性」などにも楽しみを追求し
プレイするユーザーを喜ばせ、楽しませることを主眼にして
頑張っているソフトメーカーがあるのも事実です。

とは言え、パソコンという市場だけで戦っていくのは
やはり厳しいところだと言わざるをえません。

家庭用ゲーム向け業者が「スマホアプリゲーム」も手がける状況を考えると
アダルトゲームのソフトメーカーもまたスマホ向けの「エロゲーアプリ」へと
乗り出すべきだと私は考えます。

では、どんなタイトルが良いのか。
「エロゲーアプリ」としてオリジナルを作るのも良いのですが
まずはじめは自社が作ってきた過去作品のIPを使った
「お祭りゲーム」なんかが良いと思われます。

簡単に今までのファン層をエロゲーアプリへと導くと同時に
過去作を知らない人に知ってもらうことができます。
そんな新しい方が過去作へ購入を期待することができます。
もちろんダウンロード販売などを手がけ、購入しやすいように誘導が必須です。
過去作を購入することでポイントやガチャなど実施。

その後、新作のアダルトゲームを販売することになれば
「お祭りゲーム」内にて宣伝などを行い少しでも売上につながるようにします。

私はこのままアダルトゲームという市場がポシャってしまうことを望んでいません。
アダルトゲームは日本ならではであり、アニメや漫画があるからであり
もしかすると今後、海外へと目を向けることができるかもしれません。
そんな市場を簡単に衰退させてしまうのは惜しいというもの。

そういう意味ではアダルトゲームを作っているソフトメーカーさんには
是非とも頑張っていただきたいと考えております。

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