elude丸

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【ネタバレあり】映画「カメラを止めるな!」映画視聴中に伏線を回収できる気持ちよさが面白い

   


映画館で見事に伏線を回収してみせることが面白い理由

今月2本目となる映画を観てきました。
観たい映画があったとしても月1本と考えているのですが
(安くはないので出費を抑える意味でも)

しかし、今回ばかりは以前から興味を持っており気になっておりました。
単館上映の作品ということもあり、大阪での上映があれば、と考えて狙っていたのですが
ついに大阪でも上映が始まったというのが、その作品とは「カメラを止めるな」です。

私が視聴した映画館は大阪の「TOHOシネマ なんば」
別館の小さなスクリーンにて朝と夜の1日2回のみ。
最初は土日のどちらかに観れればと思ったのですが、予約サイトを観てみると
金曜日の段階で土日はいずれも満室。仕方なく、週明けの月曜日の朝一番に観て参りました。

そんな平日ながら席は満席で、始まる前から期待感があります。
間違いなく一つのブームが到来していることが伺えました。

映画「カメラを止めるな!」の感想は……。なかなかに書いづらい!

映画の感想・レビューとしては本当に書くのが難しい
ネタバレなしにどういう作品なのかをわかりやすく解説するというのが……。

私なりに言うならば「Aパート」「Bパート」に分かれており
「Aパート」の伏線を「Bパート」見事に回収していく。
そんな壮絶な伏線回収される映画だといえます。

逆にいうとその壮絶な伏線を回収することこそが、この映画の面白さであります。
一度観たあとに、Bパートの部分を思い起こして今一度Aパートを見返したい
そんな風に思えてしまうほどの作品だと言えます。

とは言えその伏線回収も、何回も観ないと隠された伏線に気づかない。
という難解なものではなく、しっかりと伏線らしく描かれており
その分かりやすい伏線を回収することこそがこの映画の楽しみだと私は考えます。

つまり、最近の映画に多い解説員からの説明を交えて気づくような伏線ではなく
わかりやすく、読みやすい伏線を散りばめることで
観ている段階で視聴者が伏線回収しすんなりと納得できることが
この映画の楽しみであり、この映画を楽しむ見れるものだと私は考えます。

という理由から伏線が重要になるので
結構、感想などを書くのに注意が必要になるわけですw

そんな中で映画として言えることは、序盤の長回しワンカットの撮影はすごい
通常のドラマや映画ならばカットを切って別角度などから撮影するものの
この映画では長々とワンカットにこだわり、舞台となる廃墟を逃げ惑う役者をカメラマンが追い続け
切れることなく撮影を強行しています。
実際、途中で血糊がレンズに付着してしまったが、カットを懸けずにカメラマンがレンズを拭いながら
そのまま強行されるシーンがあります。

ネタバレ含む:観た後にいろいろと語りたくなる映画であり面白い理由も明確

さて、ここからはネタバレコミコミで語っていきたいと思います。
なのぜ是非とも観たあとで読んでいただければと思います。
 
 
 
 
 
 
 
先の紹介部分で映画を「Aパート」「Bパート」へと分けた理由は
観ていただいた方には十二分に分かるかとおもいます。

「Aパート」は映像作品であり、「Bパート」は映像作品を作る裏側。
つまり、ドラマ制作陣の葛藤とさまざまに起こり得るトラブルへの対処を
どのようにしてつなぎ、ドラマ制作だけを完成させることに執着するのか。

そのため、Bパートを観たあとに、今一度Aパートを観て答え合わせがしたくもなります。
とは言え、先に書いたように伏線自体は正直わかりやすく
一度観ただけでその伏線を回収することができるように制作されています。

そこには難解に伏線が貼りまくる最近の映画へのアンチテーゼのように私は写り
あえてわかりやすく伏線を貼って、分かりやすい形で回収することで
視聴しているユーザーに映画館内で「なるほど」とストンッと腑に落とさせることで
収まりの良さのいい映画として、納得して観終えることができるわけです。

それがこの映画の楽しさであり面白い。といえる所以なんだと思えます。

序盤のAパートの映像作品を観ている段階では
なんともいろいろと謎がある演出を行う作品だとして観ておりました。
最初はブリアウィッチプロジェクト風かな。とか思っていたのですが

冗長になる展開や変な間、必要以上に叫ぶ女優など。
しかし、それもインディーズ作品だからという荒削り感だと思っていたのですが
後半にて見事に裏切られます。

そういう意味ではドラマを制作していたり映画を撮影している裏方さんの感想を聞きたい。
簡単に流されていますが、ドラマ制作の裏側を暴露する作品と言えます。
カメラの裏側で控える死体型のハリボテや血糊の扱い方など。
そこまで現在は秘匿している情報ではないだろうが裏方を白日の下に晒しているのは変わりなく
どんな気持ちで観ているのか気になります。

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